政治改革、党刷新が争点 自民総裁選告示、最多9氏
- 2024年9月12日
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選が12日告示され、推薦人が必要となった1972年以降で最多の9人が立候補を届け出た。派閥裏金事件による深刻な政治不信を踏まえ、政治改革や党刷新が最大の争点。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰され、来年夏に参院選を控える中、決選投票もにらんだ激しい選挙戦が展開され
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選が12日告示され、推薦人が必要となった1972年以降で最多の9人が立候補を届け出た。派閥裏金事件による深刻な政治不信を踏まえ、政治改革や党刷新が最大の争点。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰され、来年夏に参院選を控える中、決選投票もにらんだ激しい選挙戦が展開され
立憲民主党代表選(23日投開票)に立候補した4人は消費税を巡る見解が割れている。野田佳彦元首相(67)と枝野幸男前代表(60)は減税に否定的。泉健太代表(50)と吉田晴美衆院議員(52)は物価高対策として食料品の税率をゼロにすることを提唱している。 食料品の非課税化案について、野田氏は10日
兵庫県の斎藤元彦知事の一連の疑惑が文書で告発された問題を巡り、プロ野球の優勝パレードへの協賛金の見返りに、金融機関の補助金を増額して県に損害を与えたとして、東京都の男性が11日までに、背任容疑で斎藤知事と片山安孝前副知事を大阪地検特捜部に告発した。告発は2日付。 告発状によると、斎藤知事と片
JR貨物が貨車などの車輪交換作業でデータ差し替えなどの不正行為をしていた問題で、国土交通省は11日、鉄道事業法に基づき同社の輪西(室蘭市)、川崎(川崎市)、広島(広島市)各車両所に立ち入り検査し、特別保安監査を始めた。全車両の緊急点検を指示しており、監査結果も踏まえて、行政処分の可否を検討する。
子どもの健全育成に取り組む団体「ハスカップ青春の集い」(佐藤守会長)は8日、苫小牧市拓勇東町の拓勇中央福祉会館でイベントを行った。スイカ割り大会や空手演武もあり、幼児からお年寄りまで150人が和やかに交流した。 拓勇東町町内会(山端豊城会長)との共催。青空の下、敷地内にテーブルを並べた子ど
苫小牧市のぞみ町内会(大浪利昭会長)は8日、緑陵中学校を会場に災害研修を行い、住民ら約60人が参加した。「災害ではたらく車たち」と題し、災害時に役立つ車両や備蓄品の展示を見学。水消火器による消火訓練も体験した。 町内会が中心となり、地域で防災意識を高めようと実施。市や市消防署錦岡出張所、市
苫小牧市王子町の苫小牧ふたば幼稚園(渡部麻子園長)は7日、同園グラウンドで秋の祭典「ふたば秋まつり」を開いた。晴天下、園児や保護者など約400人が参加し、屋台や踊りを楽しんだ。 園児や保護者が交流する毎年恒例の行事。園の職員がヨーヨー釣りなどを楽しめる屋台を5種類ほど用意した。 感
苫小牧市立中央図書館は7日、絵本作家かしわらあきおさんによるイベント「ワクワクなしかけ絵本をつくろう!」を館内で開催した。市内の小学生29人が参加し、人気絵本作家の手ほどきで個性あふれる絵本を完成させた。 かしわらさんは兵庫県出身で、幼児向け絵本「しましまぐるぐる」などの作品で知られる。
苫小牧市の水道水を供給する高丘浄水場(高丘)について、市は今年度、維持管理の業務効率化に向けた実証実験を行っている。北大北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林、施設管理業のSSKファシリティーズ(札幌市)との共同研究の一環。鉄製の板を使ってろ過池の藻を除去したり、池をポリエチレン製のシートで
千歳市支笏湖温泉の支笏湖神社は9、10の両日、秋季例大祭を行った。本祭の10日は、恒例のみこし渡御(とぎょ)で地域の繁栄を祈願した。 同湖畔の宿泊施設や商店、アウトドアショップの従業員をはじめ、東千歳駐屯地の陸上自衛隊第11普通科連隊の隊員ら約40人が担ぎ手として参加。 地元の子ど
苫小牧美術協会会員の松崎純一さん(84)=白老町東町=の「青と黄の国」展が30日まで、苫小牧市表町のファッションメールプラザギャラリーで開かれている。ウクライナの国旗を表す青色と黄色をベースにした水彩画を中心に37点を展示。松崎さんは「一刻も早く戦争に終止符をとの願いを込めて描いた」と話している。
苫小牧市双葉町3の益子焼専門店「Re:Happy+Utsuwa」(菊地利奈代表)で30日まで、村澤陶苑(栃木県益子町)の5代目陶芸家村澤享さんの陶展が開かれている。菊地代表は「道内で手にする機会は少ない。ぜひ実物に触れてほしい」と来店を呼び掛ける。 村澤さんは益子焼の窯元生まれで、2003
読み聞かせ活動の意義や技法、絵本の魅力などを伝える、絵本読み聞かせボランティア講習会が18、25日と10月2日の全3回、苫小牧市内で開かれる。活動の裾野を広げるため市社会福祉協議会のボランティアセンターが初めて実施し、受講者を募集している。 時間は各日とも午前10時~正午。18、25日は市
暑かった夏が過ぎ、胆振東部の水田で新米の収穫作業が本格化している。全国的に米不足が深刻化する中、農家は安全でおいしいコメを消費者に届けようと、稲刈りに精を出している。 厚真町朝日の農事組合法人米澤農場は7日から収穫作業を始めた。今年は約25ヘクタールの田んぼにななつぼしを作付け。代表理事の
苫小牧市議会定例会は10日、本会議で一般質問を続行した。市職員採用試験に合格した内定者の辞退者数は2023年度、12人で2年連続10人を超え、市は対策を進めていることを説明した。 佐々木修司氏(民主クラブ)の一般質問に答えた。 市によると、内定辞退者は21年度の5人に対し、22年度
苫小牧市議会定例会は10日、2024年度一般会計補正予算案など議案5件を原案通り可決した。同会計は、中心市街地の空き店舗を活用した重層的支援体制の整備事業費582万1000円を含め、計5億1278万1000円を追加し、総額909億6770万2000円とした。 同整備事業は、市社会福祉協議会
新千歳空港で10日午後3時17分ごろ、中部国際空港発新千歳着のピーチ・アビエーション465便(乗客167人、乗員6人)が着陸後、駐機場に向かう際、改良工事で閉鎖中の誘導路に誤って進入した。乗客、乗員にけがはなかった。2本ある滑走路のうち1本が2時間弱にわたって閉鎖した。 ピーチなどによると
もう10年近く前のことになる。東京で高校の友人たちとの酒飲み会があり、その席で若々しく爽やかなKが披露したのは認知症の初期症状の体験談だった。自転車に乗って駅へ着いたものの「なぜここへ来たのか用件を思い出せなくなってさァ」。そんな話を明るく笑って披露し合い「まァお互いに気付けるべや」。 老
苫小牧市議会は10日、一般会計と企業会計の両決算審査特別委員会を設置し、2023年度各会計決算の審査を付託した。 同特別委は正副議長、監査委員を除く議員25人で構成。一般会計は13人で30日~10月1日に、企業会計は12人で同3~4日に審議する。 各委員会の構成は次の通り(敬称略、
苫小牧西高校同窓会(佐藤守会長)は7日、苫小牧市内のホテルで総会と懇親会「同窓の集い」を開催した。同窓の集いは6年ぶりで、約30人が出席。料理を囲み、思い出話に花を咲かせた。 冒頭、物故者に黙とうをささげ、出席者全員で校歌を斉唱。総会では今年度の事業計画などを了承した。 佐藤会長は
人形や縫いぐるみに感謝の気持ちを込め、別れを告げる「人形供養祭」が8日、苫小牧市民斎場の美原メモリアルホールと明野ホール、室蘭市民斎場雲上閣メモリアル(室蘭市)で同時開催された。祭壇には自宅で長い間大切にされてきた多数の人形が並べられ、参列者は静かに手を合わせていた。 人形供養祭は、3会場
胆振総合振興局と日高振興局はEC(電子商取引)サイトやスーパーなど新たな成長市場をターゲットにした道産食品の磨き上げ、販路拡大を支援する相談会を10月8日、苫小牧市双葉町の新苫小牧プリンスホテル「和~なごみ~」で開催する。胆振、日高管内の食に携わる事業者20社程度の参加を募集している。参加費無料。
苫小牧市議会の定例会は9日、本会議を再開し、一般質問に7人が登壇した。主なやりとりを紹介する。 志方光徳氏(新緑)は、JR苫小牧駅周辺の再整備について市民の声を取り入れる「パブリックミーティング」の状況について質問した。町田雅人総合政策部長は、7月開催の際に初めて高校生が参加したことに触れ
苫小牧塗装工業協同組合(亀岡正一理事長)は6日、苫小牧市樽前の樽前山神社敷地内にある聖徳神社の鳥居を無償で塗り替えた。1996年10月に現在地に移転してから28年がたち、老朽化が進んだため鳥居と社務所の新装を決めた。 塗装作業は日吉町のフミオ建装工業(伊藤恭平代表)の協力を得て、3日間かけ
苫小牧市福祉ふれあいセンター(双葉町3)で14日午前11時半~午後2時半、ふれあいセンターまつりが行われる。焼き鳥や唐揚げなどの飲食物や障害者らが手掛けた作品を販売するほか、ゲームコーナーやフリーマーケット、じゃが芋の塩煮の無料提供など、楽しい催しが展開される。 指定管理者労働者協同組合ワ
◇ちょっとの喜び わが家の庭の一角で、妻が4種類ほどの野菜を作っている。ホームセンターで苗を選び、天気の良い日にコンポストの近くに植え付けた。さほど肥料を与えているわけでもないのに成長がすさまじく、中でもキュウリは毎日20本近く収穫していて驚かされる。さてこの大量のキュウリをどうするか。隣
苫小牧市大町のすなっくぱれっとと居酒屋呑味亭は12日午前11時から午後9時まで、大町寿総合福祉会館・大町公園でアーケード祭りを開く。日ごろ、地域の飲食店を利用してくれる客に感謝する祭り。 大町で営業する飲食店4店舗とキッチンカー2台が出店し、焼き鳥や豚汁、おでん、唐揚げなどを販売する。小型
苫小牧市の光洋町町内会(大井正美会長)は6日、津波災害を想定した避難訓練を指定緊急避難所の光洋中学校で行った。訓練後には、同校の1~3年生337人が地域住民と一緒に市の出前講座に耳を傾け、防災意識を高めた。 この日、午前11時に防災行政無線を通じ、町内のスピーカーから避難訓練開始がアナウン
厚真町地域おこし協力隊のペロン珠穂さん(30)は15日、パン店「BoulangeriePELLANT(ブーランジュリーペロン)」を町本町に開店する。夫でフランス出身のパン職人、トーマさん(32)が作る本場のパンが味わえる。2人は「日本の材料を使い、フランスの文化を取り入れた店にしたい」と意気込んで
安平町は10日、アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道と連携に関する包括協定を締結した。同日、町役場で締結式が行われ、及川秀一郎町長とレッドイーグルス北海道の竹俣一芳社長が協定書を取り交わした。町がプロスポーツチームと協定を締結するのは初めて。 連携項目は▽スポーツを通じた観光