歌人 碓田のぼる氏が講演 没後95年伊藤千代子を語る
- 2024年9月27日
社会活動家伊藤千代子(1905~29年)の没後95周年を記念した講演会が23日、苫小牧市立中央図書館で開かれた。歌人碓田のぼる氏(96)が「今日の情勢のなかで、あらためて伊藤千代子を想(おも)う」と題し講演。参加した約60人が千代子の平和思想を学んだ。 千代子は治安維持法の思想弾圧で投獄さ
社会活動家伊藤千代子(1905~29年)の没後95周年を記念した講演会が23日、苫小牧市立中央図書館で開かれた。歌人碓田のぼる氏(96)が「今日の情勢のなかで、あらためて伊藤千代子を想(おも)う」と題し講演。参加した約60人が千代子の平和思想を学んだ。 千代子は治安維持法の思想弾圧で投獄さ
内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の9月懇談会が24日、市内のホテルで開かれた。元NHKアナウンサーで立命館大学客員研究員の三宅民夫氏が「『人生100年』をしなやかに生きるには~放送現場で学んだ知恵~」と題し講演。「他人を思う心の余裕を持って、穏やかに暮らすのが健康長寿のカギ」と語った。
◇悩んでいます 若い頃、苫小牧市内に開かれていた書心美術院という書道塾に通っていました。指導者は毛利壽海先生(故人)で、自分用に半紙や半切に書いてくれたお手本を今でも持っています。書道はもうやめていて、何度も処分しようと思ったのですが、毎日書道展に何度か入選した実力ある先生だったので、もら
北海道私立幼稚園協会苫小牧・日高支部(浅利健自支部長)は23日、苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧のウエストコートで「第2回ようちえんフェア」を開いた。来年度入園予定の園児や保護者、幼稚園教諭のほか、仕事に関心のある学生らを対象にした催しで、3年ぶりの開催。加盟43園が自作ポスターを展示したり入園案
苫小牧樽前小学校(中嶋清人校長)は24日、総合的な学習の一環で、アートを通じて鹿の食性を学ぶワークショップ「エゾシカはたるまえの森がレストラン」を校内で実施した。全校児童17人が、鹿をモチーフにした作品を制作しながら、樽前の豊かな自然と鹿の生態について考えた。 講師は、苫小牧市内のNPO法
白老町日の出町の白老さくら幼稚園(和田千春園長)で、カンボジアの教職員ホール・ポッティアさん(38)が日本の幼児教育研修を受けている。同国で日本式幼児教育振興に取り組む公益財団法人CIESF(シーセフ、東京都渋谷区、大久保秀夫理事長)を通じた取り組み。10月11日まで約3週間、同園で保育に携わり、
洞爺湖町在住のアーティスト「野生の学舎(新井祥也さん)」の作品「交信」を紹介します。ルーツ&アーツしらおいへの参加は3年目です。昨年度、社台海岸でらせん状に彫った流木を、今年度は天に向かって立てるという、2年がかりの大作です。 15メートルもある巨木を立てるには数々の課題がありましたが、協
白老町石山の萩野自動車学校(髙野末保校長)は25、26両日、北海道栄高校(木村匡宏校長)の3年生140人を迎えてプレドライバーズセミナーを同校で開いた。教習車のハンドルを握って教習所内を走る場などを設け、生徒たちは車の危険性と安全運転の大切さを実感した。 自動車学校の講師の運転で急ブレーキ
むかわ町文化協会穂別支部(越前一支部長)と札幌ほべつ会(田中弓夫会長)は10月5日午後1時から、町穂別町民センター多目的ホールで「穂別ジョイントコンサート」を初めて開く。入場無料で、穂別生まれのシンガー・ソングライター大江健人さんや穂別中学校の職員バンド「Ankksh」(アンクシュ)など5組が出演
雑貨とカフェのマーケットに文化体験イベントを融合させた「カルルス温泉文化祭&LOPPIS(ロッピス)2024」が28、29両日、登別市のカルルス温泉地区で開かれる。ロッピスはスウェーデン語で「のみの市」の意味。雑貨や飲食店など約50店が出店する。 ロッピス実行委員会とカルルス温泉文化祭実行
厚真町内のけん玉愛好者らでつくる「厚真けん玉クラブ」は、10月6日午前10時から午後5時まで町総合福祉センターで開く「おもちゃインストラクター養成講座」の参加者を募集している。定員40人(先着順)で、受講料1万1000円。子どもの成長に合わせたおもちゃの選び方や遊び方をアドバイスする基本技術を指導
次期衆院選で道内野党の連携を目指す市民団体「戦争させない市民の風・北海道」(山口たか共同代表ら)は26日、立憲民主党道連、共産党道委員会、社民党道連の3党に選挙協力を正式に要請した。20日に同団体が3党道連の幹部を招いて札幌市内で開いた政策シンポジウムで、「立憲主義を党是とする野党の大枠の合意がで
今朝は道央を中心に広く雨が強まりました。石狩地方の江別では未明に1時間29ミリ、空知地方の夕張では明け方に1時間37.5ミリの雨が降り、ともに1時間降水量としては9月の統計史上1位の記録となりました。今後は雨の降り方は次第に弱まる見込みですが、雨が強まった地域では、川の近くなどにはなるべく近づかな
(28日) 苫小牧 公式行事なし。 千 歳 午前9時、指宿温泉祭エクスカーション。午後5時、同祭(鹿児島県)。 白 老 公式行事なし。 安 平 午前8時、北海道ホルスタインナショナルショウ(共進会場)。午後3時、追分本町町内会合併親睦交流会(レストランわたなべ)。 厚
静岡県で1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審判決が26日、静岡地裁であり、国井恒志裁判長は無罪(求刑死刑)を言い渡した。判決は捜査機関による証拠の捏造(ねつぞう)を認定し、袴田さんについて「犯人とは認められない」と結論付けた
「皆さまの応援のおかげでございます」。静岡地裁での再審公判で無罪が言い渡されたことを受け、袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(91)は、集まった支援者に感謝の言葉を述べ、満面の笑みで喜びをあらわにした。 閉廷後、「無罪判決」と書かれた紙と共にひで子さんが姿を現すと、地裁前に集まった200人を超
岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選は27日午前、党員・党友票の開票作業が始まった。午後に国会議員票の投開票を党本部で実施。石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の三つどもえの争いで、1回目の投票では決着がつかず上位2人による決選投票に進むのは確実な
石川県・能登半島北部を襲った記録的大雨は、農業にも深刻な打撃を与えた。元日に起きた地震の被害から再生を果たした水田も、濁流にのみ込まれた。被害に遭った農家は「地震とは比べものにならない。諦めるしかないのか」と苦悩をにじませる。 同県輪島市の池徹哉さん(41)は、約年前から大屋地区で稲作など
パン・菓子製造の三星(苫小牧市糸井)は10月、秋のスイーツ大収穫祭を実施する。店頭には並ばない限定ケーキなど、スイーツ計6種類を完全予約制で販売する。 2008年から続く毎年恒例の限定販売。スイーツ2種類ずつを週ごとに、締め切り日や受け渡し日を設定して売るもので、同社は「今年も旬の素材をふ
苫小牧市若草町の王子総合病院は10月20日、乳がんのマンモグラフィー検査を行う。乳がんの啓発月間に合わせた毎年恒例の日曜検診。検査費用は8000円で、市の助成やクーポンも利用できる。事前予約制で、定員20人を先着順で募集している。 普段は休診の日曜に乳がん検診の機会を提供する取り組み。同院
苫小牧市は、2025年度から5カ年の人口減少対策に関する施策や将来展望を示す第3期人口ビジョン・総合戦略の骨子案をまとめた。将来展望は現行戦略(第2期、20~24年度)の「40年に人口15万人、60年に13万人」を維持しつつ、加速する人口減少や経済活動の停滞など社会課題を捉えた上、経済・社会情勢の
苫小牧市は、第2期人口ビジョン・総合戦略(2020~24年度)の検証結果をまとめた。18~23年の合計特殊出生率は1・41で、同戦略で掲げる目標数値(1・80)を下回っている現状。人口の「社会動態」は同水準で推移しているが、「自然動態」は死亡が出生を上回る「自然減」の開き幅が大きく、市は「対策が急
苫小牧市の岩倉博文市長は25日に開かれた定例記者会見で、次期衆院選に向けて自民党道9区支部(胆振、日高管内)の公認候補となる新支部長候補の選考が遅れていることに、「議席を獲得する努力をしなければ、各市町村にもダメージがおよぶ」と危機感を示した。 岩倉市長は、与党議員の必要性について「議席を
物価高が続き、今年は祭りや催事で販売される飲食物の多くが値上がりした。高いと売れにくくなるので、苫小牧市内の祭りでは、販売するお好み焼きを3種類から1種類に絞ってコストを削減し、値段を据え置いた店もあったよう。 商品の種類を減らす取り組みは、食品や日用品のメーカーでも進めている。○○風味、
苫小牧市美術博物館は22日、苫小牧港・西港周辺を巡る歴史見学会「港湾建設の光と影」を開き、23人が参加した。同館の佐藤麻莉主任学芸員の案内で元中野町や港町を中心に歩き、今に残る建設当初の面影を追った。 元中野町の市道日高線通では、苫小牧軽便鉄道の通称「浜線」があった場所と紹介。「ここは地盤
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは10月5日午前10時から、「野生動物に学ぶ救護セミナー」の一環で「ヒグマを学ぶ」を開催する。講師は道立総合研究機構の研究職員白根ゆりさん。参加無料で、事前申し込みが必要。定員30人(先着順)。小学生以下は要保護者同伴。 ヒグマの人里への出没が増
道内の銭湯の入浴料金が10月1日から改定され、大人(中学生以上)は現行の490円から500円に値上げされる。小学生150円、未就学児80円は変わらない。銭湯の料金は物価統制令に基づき都道府県ごとに上限が定められ、値上げは3年連続。燃料費や人件費の高騰が要因で、苫小牧市内の銭湯でも入浴客への周知や値
苫小牧市は、8月の生活必需品価格動向調査の結果をまとめた。野菜類の価格は、ほぼ平年並みで推移したが、ハクサイの平均価格は37円30銭と前月より7円高く、レタスも40円80銭で12円30銭高かった。トマトは大幅な出荷数量の減少はなく、価格も平年並み。 魚介類は、マガレイが111円70銭で前月
苫小牧市のミュージシャン、シャイポール久保田さん(63)が主催する「フェロー・シャイポール・ミュージック・フェスティバル」が21日、市文化交流センターで初めて開催された。久保田さんが教えるギターの弾き語り教室の生徒をはじめ、親交のある市内や近郊のバンドなど17組が出演し、多彩なライブパフォーマンス
苫小牧手打ちそば愛好会会長の有川美紀子さん(72)=苫小牧市春日町=は21日、市高砂町の正光寺で「そば打ち講習会」を開いた。市内の親子など16人が参加し、身近にある調理器具でそば打ちに挑戦した。 有川さんと同会のメンバー8人が指導し、参加者は新そば粉と水を合わせてまとめる水回しなどの作業を