苫海事事務所 訪船指導で意識向上図る
- 2019年9月4日
国土交通省北海道運輸局苫小牧海事事務所は9月の船員労働安全衛生月間を踏まえ、貨物船の訪船などを通じて労働災害防止の啓発活動に取り組んでいる。月末までの期間中は苫小牧港に入港する貨物船やRORO船(フェリー型貨物船)、旅客フェリー30~40隻を訪問し、点検指導するなど、海事関係者の安全意識のさらなる
国土交通省北海道運輸局苫小牧海事事務所は9月の船員労働安全衛生月間を踏まえ、貨物船の訪船などを通じて労働災害防止の啓発活動に取り組んでいる。月末までの期間中は苫小牧港に入港する貨物船やRORO船(フェリー型貨物船)、旅客フェリー30~40隻を訪問し、点検指導するなど、海事関係者の安全意識のさらなる
苫小牧市介護保険事業等運営委員会の今年度初会合がこのほど、市役所で開かれた。市医師会の理事、堀田哲也さんを委員長に選出し、事務局が市高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画(2018年度~20年度)の達成状況や次期計画策定に向けた考えを示した。 同委員会は同計画や高齢者保健、介護保険事業の
苫小牧明野小学校(石川一美校長)の2年生がこのほど、同校周辺の7店舗で「お店たんけん」学習をした。明野新町の苫小牧民報大須賀販売店には8人の児童が訪れ、新聞配達の方法やチラシの折り込み方などを見学した。 同校では毎年、2年の生活科授業で、児童が学校周辺の店を訪ねて仕事について学ぶお店探検学習
認知症の人や家族、認知症予防に関心のある市民などを対象に「ふれんどサロン」がこのほど、苫小牧市表町のふれんどビルで開かれた。浄土真宗本願寺派正光寺(高砂町)の吉井直道住職が、仏教の視点から見た病気との向き合い方について講話した。 同サロンは、認知症の人の孤立化を防ぐため、市が市内数カ所で展
苫小牧市のジャズのビッグバンド、トマフィールド・ジャズ・オーケストラ(上村悦代団長)は1日、市文化会館で定期ライブを開いた。団員約20人が迫力ある演奏を披露し、来場したジャズ愛好家など約250人を沸かせた。 同バンドは2008年6月に結成され、団員はジャズの普及を目的に日々練習を重ねている
苫小牧市の子育て団体、苫小牧西子ども劇場(戸村綾子運営委員長)は1日、市内日吉町のあかつき公園で「子どもまつり」を開いた。会員交流の場として年1回開いている恒例行事。会員親子が手掛けたくじ引きやゲームなどの出店が並び、会場はにぎわいを見せた。 同劇場は会員が住む地域ごとにブロックを組織。「
苫小牧市双葉町のダンス教室「TANZ DANCE STUDIO(タンツダンススタジオ)」は7日の午後1時と同6時から、市文化会館でダンス公演「TANZフェスティバルVOL・30」を開く。 同教室は1988年に発足し、昨年30周年迎えた。生徒らは市内外のイベントに精力的に出演し2007年の第
支笏湖産ヒメマス「支笏湖チップ」釣りが2019年6~8月の漁期を終えた。千歳市と支笏湖漁業協同組合のまとめによると、今季の釣獲数は前年比22.8%(3万5424匹)増の19万874匹。現在の集計方法になった1998年以降、最多記録を更新した。餌のプランクトンが豊富で、4年魚が順調に生育したことなど
恵庭市はこのほど、認知症について学ぶ講演会を恵庭市民活動センター(えにあす)で開いた。北広島メンタルクリニック院長の穴澤龍治さんが、認知症の症状や当事者への対応のポイントなどを分かりやすく解説した。 今年度初の介護予防講演会として実施。長寿大学の受講生と一般聴講者合わせて約110人が集まっ
千歳アイヌ協会(中村吉雄会長)は1日、秋に遡上(そじょう)した新しいサケを迎える伝統儀式「アシリチェプノミ」を千歳川の長沼用水取水口=千歳市蘭越=で行った。アイヌの若手伝承者が伝統漁具のマレク(自在もり)で捕まえたサケをいろりに供え、神に感謝の気持ちと祈りをささげた。 千歳川とつながる水路
千歳市が防災行政無線のデジタル化を進めている。2018年度から2カ年の整備事業で、7月から屋外のスピーカーを更新中だ。放送塔の基礎工事や取り付け、試験放送を展開しており、市危機管理課は「緊急情報などをより確実にお伝えできるように整備したい」としている。 デジタル化は来年4月の運用開始を目指
函館税関千歳税関支署は、新千歳空港の7月の貿易概況(速報値)を発表した。輸出入総額は前年同月比19・4%増の62億6800万円。競走馬やナマコ、スマートフォン用炭素製シートなどの輸出が増えた。 輸出は29・5%増の50億6300万円で記録の残る1991年11月以降、歴代4位。輸入は10・1
千歳セントラルロータリークラブ(RC、高木昌人会長)は8月30日、千歳北陽高(渡邉祐美子校長)で防災講話事業を開いた。講師に招いた安平町復興ボランティアセンター長の井内聖さんの講話から、1年生約190人が被災地の経験や取り組みを学んた。 安平町のはやきた子ども園の園長でもある井内さんは、S
千歳の河川保護団体、清流と緑を守る市民の会(榊原達也会長)はこのほど、千歳川流域で恒例の河川清掃活動を実施した。活動には、市内の企業や自衛隊、町内会、千歳青年会議所、千歳市役所などから市民約350人が参加。市内の桂木から東郊までの流域7カ所でクリーン作戦を展開した。 河川清掃活動を通じてま
道は3日の道議会建設委員会(村木中委員長)で、胆振東部地震の建設部関連の復旧状況(道と市町村分)を発表した。8月末現在で災害復旧事業の進捗(しんちょく)は、道が95・6%、市町村が82・4%を着手済み。完成は道が11・4%、市町村が19・1%にとどまっている。 河川、道路、橋梁(きょうりょ
第3回定例道議会が10日、開会する。3日には議会運営委員会(吉田祐樹委員長)を開き、会期を10月4日までの25日間とすることを申し合わせた。道は一般会計と特別会計合わせ、総額103億5000万円の2019年度補正予算案を提出する。新千歳空港の日中時間帯の発着枠拡大に向けた緊急対策事業費も盛り込まれ
(5日) 苫小牧 午前10時、第3回議会定例会開会「報告・一般質問等」。 千 歳 午後1時、石狩地域づくり連携会議(札幌)。午後6時、アンカレジ市主催返礼夕食会(ANAクラウンプラザホテル千歳)。 恵 庭 午後1時、石狩地域づくり連携会議(札幌)。 北広島 午後1時、
白老町石山地区でヒグマの目撃情報が相次ぐ中、同町の男性が8月下旬、同地区を車で走行中に遭遇し、住宅地に近い道路を走って渡る様子をスマートフォンで動画に収めた。 男性は会社役員の大西潤二さん(40)。同月26日午前11時ごろ、石山地区の萩の里自然公園前の石山大通を苫小牧方向へ車で走行中、体長
厚真町は、永島冬生さん(35)を新たに地域おこし協力隊・農業支援員として任命し、2日に宮坂尚市朗町長が委嘱状を交付した。任期は来年の3月までだが、最長で3年間継続できる。 江別市出身の永島さんは、これまで携帯会社の代理店に勤め、神奈川県や宮城県などのエリアを担当。昨年の胆振東部地震があった
地震と津波を想定した白老町防災訓練が8月31日、町内全域で行われ、町民ら約1300人が災害に備えて避難訓練などに臨んだ。 「防災の日」(9月1日)に合わせて町が主催。青森県東方沖で巨大地震が発生し、白老町で震度6弱を観測、沿岸に大津波警報が発令された―との想定で実施した。 防災行政
胆振総合振興局は2日、1年前に発生した胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真、安平、むかわの3町の復興を祈念し、それぞれ各町に千羽鶴を寄贈した。 同振興局で立ち上げたいぶりONE復興プロジェクト。全職員で計3000羽の鶴を折った。同振興局の花岡祐志局長をはじめ、蓮見光志地域創生部長、胆振東部
旭川大学の学生有志でつくる震災ボランティアサークル「CROSS(クロス)」が2、3の両日、厚真町豊丘地区で行われた豊丘天満宮秋季祭典に運営側で参加した。当日の運営スタッフとして地域のイベント盛り上げに一役買ったほか、準備から片付けまで一通りを手伝い、学生の「若い力」を胆振東部地震で大きな被害を受け
白老町は2日、町が管理する公用車1台を車検切れの状態で使用していたと発表した。 町によると、公用車は町高齢者介護課が業務で使用するワゴンタイプのリース車両。8月9日に契約先リース会社に車の点検修理を依頼した際、車検切れが発覚。車検の有効期間満了日は今年6月18日で、同19日から8月9日まで
北海道開発局は2日、胆振東部地震で土砂流入などによる大きな被害を受けた厚真町の厚真ダムや主要農業用水路・厚幌導水路、日高幌内川の復旧工事現場を報道機関に公開した。工事は着々と進んでおり、開発局は「すべての復旧作業を2023年までに完了させたい」とした。 地震発生から6日で丸1年を迎えるのを
澄川地区は2日、澄川町総合福祉会館で開かれ、住民23人が出席した。対象は澄川町、澄川西、ときわ、錦糸の各町内会。 ―胆振東部地震の災害義援金配分は周知不足 危機管理室 市の広報紙への掲載が間に合わずホームページ、新聞広告での情報提供となった。反省し、今後の教訓としたい ―か
2日午後9時半ごろ、厚真町共和の国道235号で、苫小牧方面に車を走らせていた男性が前方の道路を横断するヒグマを目撃し、苫小牧署に通報した。 苫小牧署によると、ヒグマの体長は約2~3メートル。現場は北海道石油共同備蓄基地の近く。
渡島管内森町の陶芸家濱田啓塑(ひろし)さんによる「うつわ展」が7日まで、苫小牧市のグランドホテルニュー王子1階で開かれている。色合い豊かなカップや茶わんなど、約170点を展示販売している。 何気なく使う中で、楽しい気持ちに―と2020年の東京五輪・パラリンピックをイメージした新作や、白色の
2014年4月から苫小牧工業高等専門学校の校長を務めてきた黒川一哉氏(66)が、8月31日付で退任した。全国の高専を運営する国立高等専門学校機構(東京都)などによると、後任については9月中は函館高専の伹野茂校長(66)が兼務し、10月1日付で北海道大学大学院工学研究院の小林幸徳教授(62)が着任す
胆振総合振興局は2日、苫小牧市新中野町のNDS中野自動車学校で、農作業体験付きの合宿免許プランに参加し、実際に体験した本州の大学生3人に修了証を授与した。学生たちは農業の仕事を通じて胆振地域の魅力に触れた喜びなどを語り、企画した同振興局も「地方創生につながる」などと手応えを語った。 地域の
日が短くなった。日中はまだ暑さが残るのだが、もうあの真夏の勢いはない。気が付けば二百十日も過ぎて、9月に入った。道端に咲いているキバナコスモスも、初秋の風に揺れている。 歳月は容赦なく流れる。8月下旬に札幌で週末に2週続いた、二つの野党の道連定期大会を取材して、そう感じた。自民党を下野させ