• 心の叫び
    心の叫び

       あの子が生きていれば、今ごろどんな女性になっていただろう。もう20年以上たつけれど、女子中学生が列車に飛び込んだ熱い夏の日をふと思い出す。  学校でいじめを受けていた。耐えきれず教室を飛び出した。泣きながら線路の方へ歩く姿を見た人もいた。仲間外れ、誹謗(ひぼう)中傷と、中学に入っても執拗(し

    • 2020年7月10日
  • 国有林で下草刈りのボランティア活動 リコージャパン道支社など
    国有林で下草刈りのボランティア活動 リコージャパン道支社など

       札幌市のリコージャパン北海道支社、KDDI北海道総支社、千歳市のカミノは4日、苫小牧市丸山の国有林で、下草刈りのボランティア活動を行った。2004年の台風18号で多くの樹木が倒れた土地で、苗木が順調に生育するよう草を刈った。  リコーが06年から開始した社会貢献活動。年によって植樹や下草刈り

    • 2020年7月10日
  • 「子どもたちに役立てて」 上田建設、小中学校にマスク寄贈
    「子どもたちに役立てて」 上田建設、小中学校にマスク寄贈

       苫小牧市ときわ町の上田建設(上田直人社長)は7日、小中学生に使用してもらおうと国内製のマスクを市教育委員会に寄贈した。順次、市内全校へ配布される。  同社の社会貢献の一環で、上田社長が知人の会社に製造を依頼した。サイズは2種類あり、計1万8500枚。この日は一部を贈った。市教委の五十嵐充教育

    • 2020年7月10日
  • 12日から交流促進バス運行  白老の観光スポット巡る
    12日から交流促進バス運行 白老の観光スポット巡る

       白老町は、アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業する12日から、観光客の交通利便性を高める「交流促進バス」を運行する。JR白老駅とウポポイを起点に町内の観光・飲食スポットを巡る2路線のバスを走らせ、地域の観光商業振興につなげる。  町は、当初のウポポイ開業日に合わせて4月24

    • 2020年7月10日
  • M Dino 縫いぐるみをネット販売 CFで予約受け付け中
    M Dino 縫いぐるみをネット販売 CFで予約受け付け中

       むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ、遠藤研二代表)は、穂別地区で発見されたハドロサウルス科の草食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(むかわ竜)をイメージした縫いぐるみを制作した。当面はインターネットで資金調達するクラウドファンディング(CF)「キャンプファイヤー」で予約を受け付けている。

    • 2020年7月10日
  • 史上初の3冠へ疲れ癒やす デアリングタクト帰郷 新ひだか
    史上初の3冠へ疲れ癒やす デアリングタクト帰郷 新ひだか

       2020年牝馬クラシック2冠(桜花賞とオークス)を無敗で制したデアリングタクト(3歳)が、春のレースの疲れを癒やしに新ひだか町に帰郷している。  同馬は2017年4月に日高町の長谷川牧場で生まれた。18年に新ひだか町の育成牧場ノルマンディーファーム(岡田スタッドグループ)へ入きゅうし、競走馬

    • 2020年7月10日
  • 「町民と共に明日切り開く」 厚真町議会臨時会 宮坂町長所信表明 補正予算など6件可決
    「町民と共に明日切り開く」 厚真町議会臨時会 宮坂町長所信表明 補正予算など6件可決

       任期満了に伴う6月の厚真町長選で、無投票により4選を果たした宮坂尚市朗町長は10日午前、町議会臨時会で所信を表明した=写真=。  宮坂町長は4期目スタートに当たり「寄せられた熱い期待に身の引き締まる思い。必ずや胆振東部地震から復旧復興を果たすとともに、コロナ禍の影響を最小限に抑えた行政運営に

    • 2020年7月10日
  • イベント制限を緩和 ステップ3へ移行 「道コロナ通知システム」など導入
    イベント制限を緩和 ステップ3へ移行 「道コロナ通知システム」など導入

       鈴木直道知事は9日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、イベントの開催制限について、10日以降は屋内、屋外とも上限人数を「5000人以下」に緩和することを決めた。道内で新規感染者数などの著しい増加が見られないことから判断した。屋内では上限を定員の半分にすること、屋外では周囲の人と十分な

    • 2020年7月10日
  • 恵庭に新工場 佐藤木材工業 プレカット木材生産 苫小牧から22年4月移転
    恵庭に新工場 佐藤木材工業 プレカット木材生産 苫小牧から22年4月移転

       木材加工製造の佐藤木材工業(本社北斗市、佐藤久幸社長)は9日、恵庭市戸磯の旧商業施設「スーパーセンタートライアル恵庭店」などの跡地に既存施設も活用しながら新工場を建設すると発表した。総投資額は23億円。8月17日に着工し、2021年9月に竣工(しゅんこう)、機械の搬入、試運転を経て22年4月の本格

    • 2020年7月10日
  • 世界で活躍する選手を 道文教大明清高とレバンガ北海道が教育連携協定締結
    世界で活躍する選手を 道文教大明清高とレバンガ北海道が教育連携協定締結

       北海道文教大学明清高校=札幌市南区藤野=と国内男子プロバスケットボールBリーグのレバンガ北海道は9日、恵庭市の北海道文教大学で教育連携協定を締結した。【関連18面】  来年4月に恵庭に移転開校する同校が、レバンガ北海道が発足させる18歳以下の「U18」の選手をスポーツ特待生として受け入れ、ト

    • 2020年7月10日
  • 日本野鳥の会が知事へ要望書 勇払原野の風力発電計画 「抜本的見直しを」
    日本野鳥の会が知事へ要望書 勇払原野の風力発電計画 「抜本的見直しを」

       日本野鳥の会(事務局・東京)は9日、苫小牧東部開発地域内の勇払原野の東部(苫小牧市弁天~むかわ町鹿沼)で、民間企業が計画する「苫東厚真風力発電事業」(仮称)の計画地の抜本的見直しを求める要望書を、道の鈴木直道知事宛てに提出した。  風力発電事業は、大阪市のガス会社のグループ企業が計画。400

    • 2020年7月10日
  • どうみん割2次販売開始
    どうみん割2次販売開始

       道は9日、道民を対象に旅行代金を最大1万円補助する「どうみん割」の第2次申請分などの旅行商品の販売を、10日午後3時から開始すると発表した。  「どうみん割」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ本道観光の需要回復が狙い。購入方法は、利用希望者が宿泊施設や旅行会社などに直接、電話や

    • 2020年7月10日
  • 首長の予定(11日)
    首長の予定(11日)

       苫小牧 午後2時、民族共生象徴空間(ウポポイ)開業記念式典(白老町)。千 歳 公式行事なし。恵 庭 公式行事なし。白 老 午後2時、民族共生象徴空間(ウポポイ)開業記念式典(博物館前広場)。安 平 公式行事なし。厚 真 公式行事なし。むかわ 公式行事なし。

    • 2020年7月10日
  • 日本陸送協道支部 モータープールの設置を、苫小牧市長に要望書
    日本陸送協道支部 モータープールの設置を、苫小牧市長に要望書

       日本陸送協会北海道支部(舟橋薫支部長)は8日、苫小牧市役所を訪れ、港湾管理者の岩倉博文苫小牧市長に要望書を手渡した。ドライバー不足が深刻化し、将来的に十分な輸送手段を確保ができなくなる可能性を踏まえ、▽港湾地区へのモータープールの設置▽次期港湾計画に完成自動車の輸送拠点の項目追加―の2点を求めた。

    • 2020年7月10日
  • 苫商議所 創業セミナーの 受講者募集
    苫商議所 創業セミナーの 受講者募集

       苫小牧商工会議所は29日午前10時から、グランドホテルニュー王子(苫小牧市表町)で開く「新規創業セミナー」の受講者を募集している。定員30人で受講料無料。締め切りは23日。  当日は午後5時まで、人事マネジメント研究所(札幌)の中小企業診断士中村研一氏と日本政策金融公庫室蘭支店の担当者が新規

    • 2020年7月10日
  • ▷4 白老観光協会 福田 茂穂会長 地域全体で観光振興
    ▷4 白老観光協会 福田 茂穂会長 地域全体で観光振興

       新型コロナの影響で遅れていたウポポイ開業がいよいよ間近に迫り、やっとここまで来たというのが実感だ。白老観光協会は、町の指定管理者として運営する観光インフォメーションセンターを拠点に、ウポポイを生かした観光振興に努めたい。食やアイヌ文化、自然など地域資源を活用した新たな体験メニューをつくったり、いず

    • 2020年7月9日
  • 市内初の併設型、苫東小と苫東中の新校舎完成 2学期から供用開始
    市内初の併設型、苫東小と苫東中の新校舎完成 2学期から供用開始

       苫小牧東小学校(松橋忍校長、児童数192人)と苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長、生徒数288人)の新校舎が、市内旭町の現東中の敷地内に完成した。共有スペースを設けた市内で初めての併設型校で、連携教育の効果も期待できる。校舎は8月18日に始まる2学期から供用を開始する予定だ。  新校舎は鉄筋コン

    • 2020年7月9日
  • 4-6月期 市内のアライグマ捕獲頭数、過去最多に迫る
    4-6月期 市内のアライグマ捕獲頭数、過去最多に迫る

       苫小牧市内で今年4月から6月末までに捕獲された特定外来生物アライグマは、過去5年の同期で最多だった102匹に迫る101匹に上った。例年、繁殖期で行動が活発化する6~8月に捕獲数が増える傾向にあり、市は「順調に捕獲事業が進んでいる」と語っている。  アライグマは雑食性で農作物を荒らすなどの農業

    • 2020年7月9日
  • 医療従事者へ感謝の花束 苫生花商組合ら、市立病院に
    医療従事者へ感謝の花束 苫生花商組合ら、市立病院に

       市民の健康のため、日々尽力する医療従事者に感謝を―。苫小牧生花商組合、鵡川花き生産組合、苫小牧中央花卉の3団体が、苫小牧市立病院にねぎらいの花束300束を贈った。職員らはむかわ町で生産された色鮮やかな花を手に笑顔を見せた。  新型コロナウイルスの流行が続く中、医療従事者に感謝を伝えようと鵡川

    • 2020年7月9日
  • 函館税関苫小牧税関支署長 髙城典裕(たかぎのりひろ)さん(55)
    函館税関苫小牧税関支署長 髙城典裕(たかぎのりひろ)さん(55)

       苫小牧税関支署は、道内と北東北(青森、岩手、秋田3県)をカバーする函館税関管内で最多の船舶の取り扱いを誇り、水際で不正薬物などの密輸を食い止める要を担う。その支署長に1日付で就任した。高校まで苫小牧市で過ごし、苫小牧勤務は3年ぶり4回目。新型コロナウイルスの収束は見えないものの、「コンテナ船も多く

    • 2020年7月9日
  • 苫小牧署 自販機破壊で現金盗んだ男、窃盗容疑で再逮捕
    苫小牧署 自販機破壊で現金盗んだ男、窃盗容疑で再逮捕

       苫小牧署は8日、札幌市白石区本通4の建設業、佐川祐輔容疑者(34)を窃盗の疑いで再逮捕した。調べに対し、「生活に困っていた」と容疑を認めている。同容疑者は6月18日に苫小牧市内の自動販売機から現金などを盗んだとして逮捕(送検済み)されている。  逮捕容疑は3月26日午後11時から翌27日午前

    • 2020年7月9日
  • 平取 作業中に重機ごと転落で男性死亡
    平取 作業中に重機ごと転落で男性死亡

       8日午前11時15分ごろ、平取町芽生の山中で、重機に乗って作業していた同町岩知志の会社役員、小山光裕さん(67)が急斜面から転落したと別の作業員が日高西部消防組合に119番通報した。小山さんは全身を強く打ち、町内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。  門別署などによると、重機は1

    • 2020年7月9日
  • JR北 8日の大雨、24本運休で最大6時間の遅れ
    JR北 8日の大雨、24本運休で最大6時間の遅れ

       前線を伴った低気圧が通過した影響で、道央、道南の一部地域は8日、大雨で河川が増水し、JR北海道の室蘭線、函館線で特急北斗14本を含む計24本が運休した。最大で約6時間の遅れが出て約1050人に影響した。

    • 2020年7月9日
  • ♢4 体験学習館・調理担当 新谷(しんたに)裕也(ゆうや)さん(29)=札幌市出身= 伝統食のおいしさ知って
    ♢4 体験学習館・調理担当 新谷(しんたに)裕也(ゆうや)さん(29)=札幌市出身= 伝統食のおいしさ知って

        ―ウポポイで働くきっかけは。  「母親がアイヌ民族で、私も小学生の頃から踊りをやるなど、アイヌ文化に関わってきました。伝承者(担い手)育成事業に3年間参加して旧アイヌ民族博物館に就職し、アイヌ文化を学び、伝える取り組みを続けてきました。私はウポポイで調理実習を担当しますが、食についても地元

    • 2020年7月9日
  • 苫小牧市と大東開発 具体的協議へ 旧エガオ訴訟 高裁が和解勧告
    苫小牧市と大東開発 具体的協議へ 旧エガオ訴訟 高裁が和解勧告

       JR苫小牧駅南口の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる民事訴訟の控訴審で、札幌高裁が8日、訴訟当事者の大東開発と苫小牧市に和解勧告したのを受け、双方は今後、具体的な協議に入る。一審と同様、主張は全面的に対立しており、判決までに和解が実現するかは依然として不透明だ。  控訴審第1回口頭弁論で

    • 2020年7月9日
  • アイスホッケーアジアリーグ 年内開催を見送り
    アイスホッケーアジアリーグ 年内開催を見送り

       アジアリーグアイスホッケー(小林澄生チェアマン)は8日、新型コロナウイルス感染拡大の情勢を考慮し今秋開幕を予定していた2020~21シーズンの年内開催を見送ると発表した。新たに来年1月以降の開催を検討し、年内については王子イーグルスをはじめ日本勢5チームによる国内選手権実施を模索していくという。

    • 2020年7月9日
  • 新千歳―台北線で臨時国際貨物便 チャイナエアライン
    新千歳―台北線で臨時国際貨物便 チャイナエアライン

       台湾を拠点とするチャイナエアライン(CI)は10日から31日まで、新千歳―台北線で臨時国際貨物便を週1往復運航する。  新千歳空港を運営する北海道エアポートは先月、7月下旬までに運航する国際貨物便についての着陸料、保安料などの免除制度を発表。制度を活用した運航は香港航空に続き2社目となる。

    • 2020年7月9日
  • 道内新たに4人感染 新型コロナ
    道内新たに4人感染 新型コロナ

       道と札幌市は8日、新たに4人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道内の感染者は延べ1282人(実人数1265人)となった。  札幌市は職業非公表の40代女性と年代非公表の会社員女性、性別・職業非公表の50代の計3人の感染を発表。道は十勝管内の女性(年代・職業非公表)の陽性を確認し

    • 2020年7月9日
  • 身を守る
    身を守る

       九州、四国、近畿、東海と記録的な大雨が続いている。氾濫する河川や冠水した道路、広範囲な浸水。各地で尊い命を奪った惨状、甚大な被害に息をのむ。集中豪雨をもたらしたのは線状降水帯。広域的な大規模水害が頻発するようになった近年、よく耳にするようになった。自然の脅威はこれまでの常識をいとも簡単に打ち破る。

    • 2020年7月9日
  • Net119来月導入へ 障害者用通報システム運用訓練  白老
    Net119来月導入へ 障害者用通報システム運用訓練 白老

       聴覚・言語機能障害者用の「Net119緊急通報システム」運用に向けて、白老町消防本部は9日、システムの取り扱いや通報受信の訓練を行った。会話が不自由な障害者がスマートフォンなど携帯端末を通じて消防へ円滑に通報でき、町消防本部は8月1日の導入を目指している。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポ

    • 2020年7月9日