ウポポイ体験交流ホール 収容人数2倍に拡大 ムックリ演奏や製作体験も
- 2020年10月9日
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団(本部・札幌市)は今月から、伝統芸能を上演する体験交流ホールの収容人数を従来の2倍に拡大した。新型コロナウイルス対策でこれまで上演1回当たりの収容人数を132人に制限していたが、これを緩和して272人に増やした
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団(本部・札幌市)は今月から、伝統芸能を上演する体験交流ホールの収容人数を従来の2倍に拡大した。新型コロナウイルス対策でこれまで上演1回当たりの収容人数を132人に制限していたが、これを緩和して272人に増やした
白老町立国保病院は1日付で外科医師1人を新規採用し、常勤外科医による外来診療を始めた。同病院の常勤医師は3人体制となり、医療サービス向上につなげる。 採用については、8日の町議会定例会10月会議で戸田安彦町長が報告した。今月から勤務するのは、北見市の民間医療機関で働いていた田口博一氏(50
厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)は8日、保護者を招いての学習発表日を設けた。児童たちは、これまでの実体験や授業など総合学習で学んできたことを成果として発表した。 同校では当初10日に学習発表会を計画していたが、新型コロナウイルス感染症対策として予定を変更。時間を短縮して合唱や楽器の演奏
アイヌ民族文化財団は、25日に白老町のウポポイで開催する特別体験プログラム「アハをほってみよう」の参加者を募集している。 アイヌが身近な食料の一つとして利用したアハ(ヤブマメ)の植生を学び、実際に採取を体験する。時間は午前10時から45分間で、対象は小学3年生以上(小学生は保護者同伴)。定
白老町議会は8日、定例会10月会議を開き、新型コロナウイルス対策事業費を盛った2020年度一般会計補正予算案など議案3件を原案通り可決した。 一般会計補正予算は、3666万6000円を追加し、予算総額を133億1487万9000円とする内容。地方創生臨時交付金を活用した新型コロナ対策の新た
新型コロナウイルス感染拡大による倒産や休廃業の増加が懸念される中、その回避策としてこれまで以上に注目を集めているのが事業承継問題。帝国データバンク札幌支店は、事業承継に関する道内企業の意識調査結果を発表した。それによると、事業承継を経営上の問題として認識している企業は67・8%に上った。
北海道消費者協会は、9月の道内石油製品価格動向調査結果を発表した。灯油の1リットル当たりの全道平均価格は78円60銭となり、前月比で75銭(1%)値上がりした。前年同月と比べると14円79銭(15・8%)安い。 苫小牧、新ひだか、恵庭など24地域で値上がりした。最高値は函館の95円、最安値
千歳市は、全国有数の児童数となっている北陽小学校=市内北陽3=の過密解消に向け、新設するみどり台小の造成工事を市内みどり台北5の建設予定地で進めている。2022年4月の開校を目指す。 建設予定地は、敷地面積3万1172平方メートルの市有地。計画では校舎は鉄筋コンクリート造り3階建て延べ63
帝国データバンク札幌支店は8日、パチンコ店向けのシステム開発などを手掛ける札幌市内の会社が札幌地裁から破産手続き開始決定を受けたことにより、道内の新型コロナウイルス関連倒産が30件に達したと発表した。 30件のコロナ倒産の内訳は法的整理が28件で、任意整理が2件。業種別では「飲食関連」が7
(10日) 苫小牧 午後3時、アジアリーグアイスホッケージャパンカップ2020開幕戦(白鳥王子アイスアリーナ)。 千 歳 午前11時35分、出張から帰千。 恵 庭 午前9時、市制施行50周年記念事業「桜の記念植樹」(旧保健センター周辺)。午前9時30分、北部方面後方支援隊創隊記念
(8日) ◇業務あいさつ▽東京ニュース通信社番組メディアセンター企画営業部長、吉岡正幸氏▽同同企画営業部配信営業チーム課長、今村朗彦氏。
苫小牧と白老町で9月26日に4人が死亡したのをはじめ東胆振と日高で9月以降、交通死亡事故が相次いでいる。中でも苫小牧署管内の交通死亡事故者数は今月7日時点で12人に上り、すでに昨年1年間の10人を超えた。苫小牧署は5、6両日、再発防止に向けた現場診断を行い、立ち会った関係者はドライバーだけではなく
苫小牧市内の小学校14校で7日、道産和牛を使ったハヤシライスが給食で提供され、児童や教職員ら約6200人が舌鼓を打った。新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んだ道産和牛を食べて応援しようと、全道の小中学校が道から提供された和牛を給食の食材に使用。市内では28日まで3回に分け、全校に同じメニューで
2021年の年賀はがきが8日、苫小牧市若草町の苫小牧郵便局に届き、局員らが運び入れる作業を行った。29日から各郵便局で販売を開始する。 到着したのは、苫小牧市や白老町、浦河町などの郵便局で取り扱う約162万枚の年賀はがき。インクジェットプリンターで印刷する無地タイプや来年の干支(えと)の牛
とまこまい広域農協(宮田広幸組合長)は7日、この秋収穫した新米をアピールする「新米キャンペーン」を苫小牧市などで行った。宮田組合長、松原正明理事参事の2人が苫小牧民報社を訪れ、「今年は豊作。品質も例年にない高さ」と胸を張った。 同JA管内の厚真、安平、むかわ(穂別地区)3町は今年、水稲約2
(9日) 苫小牧 誠海丸(木更津)神泉丸、あつた丸(名古屋)佳容丸、新りゅうおう(函館)つるが、すいせん(敦賀)海光丸(苫小牧)神王丸、ひまわり8(東京)第188鳳生丸(千葉)福宝丸(清水)ゆうかり(新潟)オリオン(横浜)北王丸、まりも(茨城)スターパイオニア(釜山)バオピン(鎮江)
苫小牧市環境基本計画推進会議(上田融会長)は5日、市民活動センターで会合を開き、委員から事前に提案のあった21年度の新規事業案3件の報告を受けた。 事業案は(1)被災木のヤマザクラのチップを活用した薫製づくりと森林整備(イコロの森)(2)体験型環境保全イベント事業の動画配信(3)森林環境譲
門別署は今年6月から7月にかけて、日高管内に住む50代男性が約370万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。特殊詐欺事件とみて調べている。 同署によると、男性は今年6月、携帯電話で競馬サイトを閲覧中「メールで無料の有力情報を届ける」という宣伝サイトにたどり着き、会員登録した。その
道内でスーパー「フードD」を展開する豊月(本社芦別市、本部苫小牧市)は8日、苫小牧市見山町2に「フードD EXPRESS(エクスプレス)見山店」をオープンさせた。初日から地域住民らでにぎわいを見せた。 エクスプレス見山店は、1973年に同社が苫小牧1号店として出店し、今年3月に閉店した「見
苫小牧市で、マイナンバー(個人番号)カードの申請が急増している。申請件数の増加は、国民1人当たり10万円を配った特別定額給付金のオンライン申請で注目されたことに加え、9月にスタートしたポイント還元事業「マイナポイント」に同カードが必要となることなどが背景にある。今月からは、事前予約制の夜間受け付け
苫小牧商工会議所が8月に会員事業所約2100社を対象に実施したアンケート(289社回答)によると、6~7月の経営状況について、前年同期よりも「好転している」と答えた事業所はゼロだった。新型コロナウイルスの影響がさらに長期化した場合、事業規模の縮小を検討するとした事業所もあり、同商議所はよりきめ細か
道と札幌市、旭川市、小樽市は7日、新型コロナウイルスの感染者が新たに38人確認されたと発表した。日別の新規感染者が30人を超えるのは5日の36人以来、2日ぶり。このうち、20人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ2267人(実人数2245人)となった。 道は千歳市のいずれも20代女性自衛官
一つの列島、二つの国家、三つの文化―。民族学の研究者が専門誌の文章で日本の成り立ちや文化要素の説明に用いた言葉に、なるほどと思った。一つの列島とは、文字通り日本列島のこと。二つの国家は、天皇を中心とした日本国家と、明治初期まであった琉球王国。三つの文化とは、アイヌ文化と日本文化、琉球文化を指す。列
苫小牧明倫中学校吹奏楽部(南真奈佳部長)は4日、市文化会館で定期演奏会を開いた。新型コロナウイルスの影響を受け、2月末から約3カ月間部活動を休止したが、部員45人は一つになり、来場した保護者ら156人を演奏で魅了した。 定演は3部構成で、1部では「エル・カミーノ・レアル」「天国の島」など3
2020年度の苫民ボランティア振興基金運営委員会が5日、苫小牧民報社で開かれた。今年度は21団体に計60万円を助成することを決めた。 委員や事務局員など17人が出席。委員長の宮本知治苫小牧民報社議長兼社長は、社会情勢の変化などに伴い、寄託額が減少傾向にあることに触れ「今後も寄託を頂ける新聞
教育、文化振興を支援する日本教育公務員弘済会北海道支部は6日、苫小牧緑陵中学校(荒川歩校長、生徒数281人)にミニハードルなどのスポーツ用品(5万円相当)を寄贈した。 子どもたちの健康増進や体力向上が目的。9月下旬から10月中旬までに、市内の小中学校5校、高校1校に順次贈っている。
苫小牧市や近郊の住民有志で構成するグループ「ハスカップ青春の集い」(小野三蔵会長)は4日、苫小牧市民活動センターでプレゼント事業「僕の席・あなたの椅子」を行った。幼児用の木製椅子(幅30センチ、高さ45センチ、奥行き24センチ)を15脚用意し、市内の親子連れに贈呈した。 子どもの健全育成を
苫小牧短歌クラブは13日午後6時半から、苫小牧市文化交流センターで短歌入門講座「歌会へのご招待」を開く。短歌人口を増やすことを目的とした初めての試みで、短歌に触れたことがない人でも楽しめる。 講師はヌプリ短歌会の会員で短歌誌「太郎と花子」の同人でもある市内の歌人、出口明彦さん。講座では、気
岩手県釜石市の釜石中学校3年の修学旅行生や引率教員ら一行104人が7日、アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)見学のため、JR北海道の特急北斗を利用して白老町を訪れ、町が白老駅に歓迎の横断幕を掲げて出迎えた。同駅に3月から停車するようになった特急北斗を使い、100人規模でウポポイ見学に訪