公立高校入試1日延期 受験生は前向き 「ゆっくり最終確認できる」 、事務作業に不安の声も
- 2021年3月3日
全道的な大雪の影響で北海道教育委員会が2日、道内公立高校入試の学力検査を3日から4日に延期したことを受け、苫小牧市内の中学校や高校、学習塾は受験生や保護者への連絡、日程調整などの対応に追われた。異例の事態に見舞われた受験生からは、「試験勉強の時間が増えた」などと前向きな声が目立った。 市教
全道的な大雪の影響で北海道教育委員会が2日、道内公立高校入試の学力検査を3日から4日に延期したことを受け、苫小牧市内の中学校や高校、学習塾は受験生や保護者への連絡、日程調整などの対応に追われた。異例の事態に見舞われた受験生からは、「試験勉強の時間が増えた」などと前向きな声が目立った。 市教
苫小牧市内では2日、降り積もった雪のため車のタイヤが空回りしたり、ドライバーがハンドルを取られて隣の車線に入りかけたりする場面があちこちで見られた。 トラックなど大型車両の立ち往生も相次ぎ、国道を中心に一時、車の流れが停滞。午後には市内中心部から新千歳空港までの移動に2時間近くを要する渋滞
ひな祭りの3日、苫小牧市内の幼稚園や保育園では桃の節句にちなんだ催しが行われ、子どもたちは行事の由来を聞いたり、新型コロナウイルス対策をしながらお茶会に参加したりして、季節の行事を楽しんだ。 明野新町のあけの保育園(八嶋麻紀園長)では、園児らがひな人形に成り切る変装ゲームをした。内裏びなと
前線を伴った低気圧が発達しながら北海道付近を通過した影響で東胆振は2日、大雪となり、JR室蘭線苫小牧―長万部、沼ノ端―岩見沢が終日運休するなど交通網に大きな影響が出た。 室蘭地方気象台によると、2日午後5時までの24時間に降った雪の量は苫小牧市で25センチ、安平町で39センチ、白老町で28
苫小牧高等商業学校(前嶋フク理事長)の3年生3人が、介護の入門資格とされる「介護職員初任者研修」を修了した。今年から苫小牧市内の福祉施設で働く生徒もおり、「職場で学んだことを生かしたい」と目を輝かせる。 修了したのは麦島羽奏(わかな)さん(18)、足達生命(せいな)さん(18)、松田はなさ
苫小牧市は2日、市競争入札参加資格登録業者の北海土建工業(本社・苫小牧市)の指名停止処分について、当初の3月26日まで4カ月間の予定を、4月26日までの5カ月間に延長すると発表した。 厚真町の水田区画整備事業の入札をめぐり、昨年11月に同社の元社員が公契約関係競売入札妨害罪、元役員は談合罪
飲食を伴う場面での使用を想定した、新型コロナウイルス感染症を予防するオリジナルのフェースシールドをむかわ町内で普及させようと、町民有志らでつくる任意団体の取り組みが本格的に始まった。地元高校生や町民有志の協力を得ながら、町内の病院や高齢者施設で使用してもらうためのフェースシールドの増産を図っていく
むかわ町は2日、同町道の駅「四季の館」で「こころのケア講演会」を開いた。「かうんせりんぐるうむかかし」(千歳市)の臨床心理士、河岸由里子さんを講師に迎え、心の健康について考えた。 河岸さんは、震災後に起こる傾向について「最初はみんな同じ被災者で助け合いや支え合う気持ちがあるが、時間がたつこ
白老町石山110のブウベツの森キャンプ場は、「たき火カフェ」と題した3月限定のイベントを企画し、6日から計6回開催する。たき火を囲み、カエデ樹液コーヒーなどを味わいながら冬のアウトドアを楽しんでもらう。コロナ禍による自粛生活でストレスを募らせる人も多い中、同キャンプ場は「林の中で心を和ませるひとと
国立アイヌ民族博物館(白老町)と北海道大学アイヌ・先住民研究センター(札幌市)は13日、学術連携協定に基づくシンポジウムをオンラインで開催する。 協定締結記念のシンポジウムは「アイヌ文化の教育と人材育成」をテーマとし、アイヌ民族の歴史、文化の世界への発信をめぐる現状と課題を取り上げる。
むかわ町の町民有志らでつくる任意団体「むかわ流STYLE(スタイル)」は23、24の両日、町民向けに鵡川、穂別それぞれの地区で、飲食中の閉め忘れを防ぐ新しいタイプのフェースシールドを製作する。完成品を町内の病院や高齢者施設で使ってもらおうと考えており、町内で協力してくれる有志の参加を呼び掛けている
2日午後5時25分ごろ、厚真町内の一部地域で停電が発生した。 町によると、停電は上野、富野、豊沢の3地区で最大約70世帯に影響があり、同7時30分までに全て復旧した。町は厚南会館に避難所を設けたが、避難者はいなかった。 北海道電力は風雪による設備の故障が原因とみている。
苫小牧市農業委員会委員を約30年続け、3期9年にわたり会長も務めた苫小牧市植苗の丹羽秀則さん(73)が、北海道産業貢献賞(農業関係功労者)を受賞した。丹羽さんは「地域のためになりたいと取り組んできた。引き続き農地の有効活用を図っていきたい」と強調した。 丹羽さんは1967年、乳牛農家の2代
苫小牧市は1日、マイナンバーカードの申請窓口を豊川コミュニティセンターに新たに開設した。31日までの1カ月限定だが、写真撮影無料で手続きできる窓口はこれで5カ所になった。 マイナンバーカードをめぐっては、カード所有者に最大5000円相当のポイントを還元する国の「マイナポイント」事業
世代を問わず愛される国民的アニメ「ドラえもん」。登場キャラクターのジャイアンの理不尽な名言「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」は多くの人が知るところだ。ある回の放送で、のび太がなくしたランドセルをジャイアンが必死に見つけ出すシーンがあった。のび太が「なぜここまでしてくれたのか」と問うとジャ
苫小牧市社会福祉協議会は2月26日、勇払地区移送サービス事業の試行を始めた。同地区在住の65歳以上で、身体上公共交通機関の利用が困難な高齢者(利用には収入面などで条件あり)の通院をサポートする事業。来年3月までのトライアル期間を経て、2022年度に本格スタートさせる。 初回は、市社協に登録
2020年度高校生建築デザインコンクールで入賞した苫小牧工業高校の生徒3人の伝達表彰式がこのほど、同校で行われた。胆振総合振興局の縄田健志副局長から、鈴木直道知事名の賞状と記念の盾が贈られた。 同コンクールは、道や日本建築家協会北海道支部など4団体が建築技術者を目指す若年層の育成や技術向上
苫小牧短歌クラブはこのほど、「十首選 先達の歌集を読む」をテーマとした講演会を市立中央図書館で開いた。講師を務めた市内在住の歌人出口明彦さんは、苫小牧ゆかりの歌人の作風や作品を解説し、短歌の魅力や奥深さを伝えた。 同クラブの総会と併せて実施。クラブのメンバーや関心のある市民など約20人が来
発達した低気圧が本道に接近している影響で、東胆振は2日、まとまった雪に見舞われた。気象庁は風雪、大雪、着雪、なだれの各注意報を発令。胆振、日高管内も路面状況の悪化などによる交通障害が懸念されることから、注意を呼び掛けている。 室蘭地方気象台によると、前線を伴う低気圧が日本海を北東へ進行中で
苫小牧市は、市内での新型コロナウイルスの感染状況や予防対策などをまとめた「新型コロナ情報特設サイト」を設けた。ワクチン接種の日程や場所などに関する情報を発信しつつ、オンライン予約ページの開設準備も進める。 ワクチン接種関連の情報がメインで、効果や副反応について解説。「接種はいつはじまるのか
苫小牧市表町のまちなか交流センター・ココトマは1日、施設内のカフェで市内の居酒屋の人気メニューを取り入れた「コラボランチ」を期間限定で始めた。第1弾は、31日まで、中善(藤淳一社長)が展開するなか善本店(表町)、別邸(錦町)とのコラボレーションメニューを提供する。 コラボランチは、ココトマ
男女平等や性の多様性といった観点から性教育の在り方を考える市民向け座談会が6日、苫小牧市住吉コミュニティセンターで始まる。市内の大学生の発案をきっかけに企画された同センターの自主事業。性を取り巻く課題を学んだり、意見交流を行ったりする。 テーマは「未来を変える性教育~子どもたちが抱える問題
苫小牧市川沿町の市道で1日午前、道路を横断中の女性が軽乗用車にはねられて死亡した事故で、亡くなったのは苫小牧署のその後の調べで、同町1、無職丹羽ヤスヱさん(88)と分かった。死因は頭を強く打ったことによる外傷性ショック。
北海道エアポート(HAP)は1日、稚内、釧路、函館、帯広、女満別の5空港の運営事業を開始した。すでに運営を受託している新千歳、旭川両空港と合わせて7空港での上下一体運営が本格始動し、これで道内の空港民営化(運営権一括民間委託)は完了した。 開始したのは滑走路や誘導路、駐機場の運営、施設管理
苫小牧市は1日、都市総合開発が指定管理者を務めるアブロス日新温水プール(日新町)のスタジオ講座を担当するインストラクター1人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。 同インストラクターは2月28日に陽性が判明。同22日と26日にスタジオレッスンを行っているが、苫小牧保健所による勤務状況
苫小牧市議会定例会は2日、一般会計と企業会計の両予算審査特別委員会を開き、市の2021年度各会計当初予算案の審査を始めた。当初予算案は一般会計で20年度当初比3・2%減の789億円、全会計合計で同1・5%減の1343億円となり、4年ぶりのマイナス計上だった。 両委員会の委員は次の通り(敬称
函館税関千歳税関支署は、新千歳空港国際線の1月の外国貿易機等概況をまとめた。入港機は前年同月の1108機に比べ95・4%減の51機。主な内訳は、旅客定期便が6機で前年同月の971機に比べ99・4%減。一方、貨物チャーター便は7倍の35機で、香港や台湾を結ぶ路線で道産食材の輸出が好調だった。
道と札幌市は1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに29人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち5人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を下回るのは6日連続。道内の死者は累計で679人、感染者は延べ1万9122人(実人数1万9074人)となった。 死亡を確認したのは、道発表の居
2月28日の日曜午後、帯広の森アイスアリーナの氷上で苫小牧勢チームが歓喜に沸いた。道路建設ペリグリンが第9回女子日本アイスホッケーリーグで初優勝を遂げた。 対戦相手は前回までに8連覇の首都強豪SEIBUプリンセスラビッツだった。試合の全時間で選手が走り続け、わずかな好機を生かして2点を先取
安平町は1日、2021年度の予算案を発表した。一般会計は20年度当初予算を5・3%上回る86億2900万円。胆振東部地震で校舎が損壊した早来中学校の再建に伴い22年度中の完成を目指して2カ年計画で建設を進める小中一体型校舎の整備をはじめとした復興関連事業や新型コロナウイルス感染症対策事業を中心に事