勇払幻視【3】 思索が幻視された心象風景か
- 2025年6月5日
北川豊(1948~82)は、全道美術協会展協会賞や北海道秀作美術展優秀賞の受賞をはじめ、1981年には第24回安井賞展入選など今後の活躍が大きく期待されましたが、病により34歳で早逝した画家です。現存作品は多くありませんが、生と生に伴う孤独感の横溢(おういつ)を描きだそうとする重苦しく沈鬱(ちんうつ
北川豊(1948~82)は、全道美術協会展協会賞や北海道秀作美術展優秀賞の受賞をはじめ、1981年には第24回安井賞展入選など今後の活躍が大きく期待されましたが、病により34歳で早逝した画家です。現存作品は多くありませんが、生と生に伴う孤独感の横溢(おういつ)を描きだそうとする重苦しく沈鬱(ちんうつ
国際書道協会(札幌市)が主催する第56回国際現代書道展の移動展が8日まで、白老町中央公民館で開かれている。大賞に輝いた町若草町の書家、今村翔鳳=本名吉生=さん(68)の作品のほか、上位入選作品や胆振管内の入賞作など101点が並ぶ。白老での開催は9年ぶり7回目で、会員の高齢化などにより移動展は今回が最
苫小牧市糸井の三星本店は14、15の両日、父の日(15日)にちなんだ子ども向けのケーキ手作り体験を行う。事前に焼き上げてあるスポンジケーキに、生クリームをへらで塗ったり、搾り袋で飾り付けしたり。果物や飾りも乗せて仕上げる。参加料は1800円。対象は4歳から小学6年生までで、保護者1人の同伴が条件
最優秀賞に選ばれた原さん むかわ町少年の主張大会が3日、町産業会館で開かれた。鵡川、穂別の両中学校から生徒6人が参加。過去の出来事で感じたことや将来に向けて何が必要かなど、それぞれが堂々と主張した。最優秀賞には鵡川中3年の原愛結さん(15)が選ばれ、7月9日に室蘭市で開催される胆振地区大会に出場する
苫小牧駅前中央通商店街(長山愛一郎理事長)は5日、道道苫小牧停車場線・駅前中央通沿いで花壇整備を行った。JR苫小牧駅から国道36号まで約700㍍の道沿いに、マリーゴールドやベゴニアの花の苗1920株を植えた。毎年6月初めの恒例行事で、長山理事長は「8月には雑草取りも行う。通りをきれいにすることで、
安平町共同募金委員会(委員長・真保立至町社会福祉協議会会長)は、オリジナルの寄付金付きピンバッジを制作した。募金500円以上で1個を配布しており、寄せられた善意は10月に始まる赤い羽根共同募金に寄託される。寄付額の2分の1相当が町、残りが道内全域での福祉事業に活用される。ピンバッジは、楕円(だえん
苫小牧地区トラック事業協同組合(森谷哲嗣理事長、51社)は5月30日、市内のホテルで2025年度通常総会を開いた。委任状を含め会員51人が出席し、今年度の事業計画案、収支予算案など議案5件を承認した。森谷理事長の退任の意向を受け、新たな理事に栗林海陸輸送専務の阿部敬史氏(55)を選出。総会後の理事
白老建設協会(清水尚昭会長)は2日、白老町大町のしらおい経済センターで安全大会を開き、町内25団体計106人が無事故、無災害を誓い合った。清水会長は「災害の多くは確認不足やルール違反といった人為的な要因による。現場ごとの安全意識の定着を強くお願いしたい」と呼び掛けた。夏場に向け、熱中症の予防管理者教
3月某日、会議中。苫小牧商工会議所のH氏よりLINEが来ました。スマートウオッチには「苫小牧民報社、ゆのみ…」と表示され、心拍数が急上昇。会議中「ゆのみ」が頭から離れず、まさかと思いながらも何とか会議をこなした私。終了後にLINEを開封すると、H氏経由で苫小牧民報社から「ゆのみ」執筆のお願いでした
2025年春の叙勲で旭日双光章(地方自治功労)を受章した白老町竹浦の元町議、大渕紀夫さん(78)が3日、白老町役場の大塩英男町長に受章を報告した。町議として通算11期、44年6カ月にわたり在職し、議会改革に尽力した功績が評価された。在職期間は同町議会最長で、全国に先駆けての通年議会の導入や委員会活
5日午前8時45分ごろ、JR室蘭線登別―白老間を走行していた函館発札幌行きの特急北斗1号(8両編成)で急病人が出たため、車内非常ボタンを使用し萩野駅(白老町萩野)に緊急停車した。 JR北海道によると、乗客は同駅で救急隊員に引き継がれ、約40分の遅れで運転を再開したが約120人に影響した。
安平町は2日、藍綬褒章を受章した町早来富岡の農業、杉村武一さん(74)に勲記と勲章の伝達を行った。町役場で及川秀一郎町長から勲記を受け取った杉村さんは「受章は身が引き締まる思い。大変感激している」と述べた。杉村さんは1975年から農業センサス調査員、80年から世界農林業センサス調査員として活動を続
苫小牧市は4日午後、明野元町と拓勇西町の間を流れる明野川付近でヒグマ目撃の通報が朝にあったことを受け、両岸の遊歩道を通行止めにした。6日まで立ち入りを禁止する予定。通行止めにしたのは、国道36号からJR室蘭本線の線路までの約1・2㌔。同川に架かる新明橋、明野橋、拓勇ニコニコ橋、明野新橋などから遊歩
(6日)苫小牧 北海道港湾協会中央要望(東京)。千 歳 午前11時、新千歳空港整備促進に係る新千歳空港事務所要望(新千歳空港事務所)。午後1時20分、防衛施設周辺整備事業に関する市単独在札要望。午後2時40分、新千歳空港整備促進に係る在札要望(以上、札幌市)。白 老 午前8時、北海道港湾
政府は物価高対策として、ガソリン価格の定額引き下げを5月22日に開始した。これまでは基準となる価格を設けて、超える分を補助していたが、制度を見直し、1㍑当たり10円の定額支援に移行。ガソリン価格引き下げは消費者に恩恵をもたらす一方、化石燃料の使用を下支えすることは、国が進める脱炭素政策にも逆行する
苫小牧総合経済高校(島瀬展成校長)の流通経済科と苫小牧市糸井の菓子・パン製造販売三星のコラボ商品開発に向けて5月30日、生徒を対象としたガイダンスが同校で開かれた。新作パンの開発に取り組む同科の3年生36人が、心構えや基礎知識について、同社企画広報課の佐藤巧係長から学んだ。同科と同社は2008年
苫小牧市の老人クラブ有珠の沢町緑心会(安堵城一博会長)はこのほど、有珠の沢総合福祉会館でマージャンクラブ第30回記念大会を開催した。同会のマージャンクラブの会員28人が参加し、腕前を競い合った。1時間経過時の対局で打ち切りとし、3回戦を行った。会場では、ジャラジャラと牌を交ぜる音や、必要な牌が一つ
岩倉建設(本店苫小牧市、鈴木泰至社長)は5月30日、JR苫小牧駅北口の市道木場町中央通にある花壇13カ所にサルビアなどの花苗を計470株を植えた。赤、ピンク、黄色の花々が花壇を彩り、通り掛かった市民やドライバーの目を楽しませている。苫小牧市で創業した同社は、2011年からボランティアで地域の環境美
苫小牧市の新開明野元町町内会館を学習拠点とする、不登校の子どものための「ガクノバスクール」はこのほど、初めての〝校外学習〟として、緑ケ丘公園(市清水町)までの遠足を行った。小学生2人が参加し、青空の下で弁当を食べて「おいしいね」と笑みを浮かべていた。「ガクノバ」は5月初旬、市内在住の元小学校教員
苫小牧市内の小中学校と義務教育学校、特別支援学校全38校の給食に今月、エゾシカ肉料理が初登場する。市が市街地出没対策として市内で捕獲し、処理したエゾシカの肉を一部使用。増え過ぎたエゾシカによる交通事故や食害などが相次いでいる問題を子どもたちに発信し、食育に役立てたい考えだ。 ▽エゾシカ肉としめ
胆振地域公共交通活性化協議会は今年度、あつまバス(厚真町)の厚真―JR苫小牧駅前間の3路線で「乗り込み調査」を行う。実施時期など詳細は未定だが、通学や通勤、買い物などで地域間の移動手段として同路線を利用する高校生や一般乗客を対象に「生の声」を聞き、利用者ニーズを反映させた公共交通サービスの提供につな
苫小牧市明徳町の苫小牧支援学校(入江泰之校長)で5月30日、中学部の陸上記録会が開かれた。晴天に恵まれたグラウンドで、生徒33人が爽やかな汗を流した。全員参加の徒競走、ソフトボール投げ、学年別対抗リレーの3種目に加え、フライングディスクを投げて9枚のパネルを射抜く「ディスゲッター9」、立ち幅跳び、
3日未明から4日朝にかけて、苫小牧市拓勇地区でヒグマの目撃情報が3件相次ぎ、市は4日午前、猟友会の協力も得て約10人体制で周辺をパトロールした。市環境生活課は同一個体の可能性もあるとみて、ヒグマとヒグマの痕跡を双眼鏡で探しながら、警戒に当たった。苫小牧署もパトロールを実施したが、痕跡は見つかってい
苫小牧市樽前の市有樽前放牧場(94・3㌶)で4日、今シーズンの牛の受け入れが始まった。初日は午前中に雨が降る中、苫小牧と白老町の計2牧場から、出産を控えた黒毛和牛の雌24頭を放牧。牛たちは雨を気にする様子もなく、水を含んだ草をおいしそうに食べ、草の上を元気いっぱい走り回っている。初日に牛を運び入れ
苫小牧市澄川町のジャズピアニスト岩城麻実さん(35)は5月31日、市内のホテルで「ディナー&ジャズライブ」を開いた。来場者30人が食事とともにジャズの音色を満喫した。「食と音楽のマリアージュ」がコンセプト。岩城さんの夫でドラムの石川海さん(33)、ベースの池田賢さん(37)とのトリオ演奏で、ジャズ
第70回とまこまい港まつり(8月1~3日)の実行委員会事務局は6日まで、市民おどり(同2日午後3時)、マーチングフェスティバル(同3日午後0時15分)、ポートカーニバル(同3日午後2時15分)の参加団体を募集している。同まつり恒例のイベント。昨年の出場は、市民おどりが22団体・約1500人、マーチ
北海道労働局は9月まで「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施している。6月1日には改正労働安全衛生規則が施行され、熱中症になる恐れのある作業時の体制整備、必要な措置の実施手順の作成と周知が事業者に義務付けられた。同局は特に発生が集中する7月を重点取組期間とし、予防対策の徹底を促す。
苫小牧電気工事業協同組合(長居順一理事長)は5月28日、2025年度通常総会を新開町の苫小牧地域職業訓練センターで開いた。組合員ら41人が参加し、今年度の事業計画案を承認した。任期満了に伴う理事改選では、長居理事長が顧問に就任し、後任の新理事長に電友社の砂金和幸氏を選任した。25年度事業は、経営研
苫小牧地方総合開発期成会(会長・金澤俊苫小牧市長)は3日、2026年度の重点開発に関する要望書を胆振総合振興局に提出した。東胆振1市4町の首長が室蘭市の同振興局を訪れ、共通要望のゼロカーボンシティ推進に向けた支援の拡充など、最重点要望事項12項目を求めた。ゼロカーボン以外の1市4町共通の最重点要望
胆振地域公共交通活性化協議会(会長・稲場勝敏胆振総合振興局副局長)は3日、室蘭市のむろらん広域センタービルで2025年度第1回総会を開いた。苫小牧市や室蘭市などの都市中心部と周辺地域を結ぶ路線を確保するため、26年度地域間幹線系統確保維持地域計画の策定に向けて、次回以降の総会で審議することを確認した