ウポポイ入場者2万人超える 白老
- 2020年8月1日
白老町のウポポイを管理運営するアイヌ民族文化財団(本部札幌市)によると、7月12日のウポポイ開業以降の入場者数が2万人を超えた。 財団によると、28日に開業以降の入場者数が累計で2万846人を数えた。休館の月曜日を除く計14日間の営業で2万人を超えた。 財団は新型コロナウイルス感染
白老町のウポポイを管理運営するアイヌ民族文化財団(本部札幌市)によると、7月12日のウポポイ開業以降の入場者数が2万人を超えた。 財団によると、28日に開業以降の入場者数が累計で2万846人を数えた。休館の月曜日を除く計14日間の営業で2万人を超えた。 財団は新型コロナウイルス感染
白老町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)内の観光インフォメーションセンターに、町内のイベントや飲食店などの情報を観光客らに提供する専用ボードがお目見えした。近くにあるアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を見学した後、センターに立ち寄る人も多い中、施設を運営する白老観光協会は「観光客
新型コロナウイルス感染拡大により、厚真、安平、むかわの3町では依然としてイベント、事業の中止が相次いでいる。 厚真町では商工会主催の盆踊りが8月14、15の両日、上厚真、厚真地区でそれぞれ予定されていたが、感染につながる3密(密閉、密集、密接)になることから見送りを決定。23日にかしわ公園
アイヌ民族文化財団(本部札幌市)は、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)でチセ(家屋)を復元する作業に取り組んでいる。白老地方のチセの形態を継承し、伝統技法で建てる様子を来場者に公開している。骨組み作業は順調に進み、今後、屋根や壁のかやぶきを経て10月ごろに完成させる予定だ。 床面積約30
東日本高速道路(ネクスコ東日本)北海道支社苫小牧管理事務所は、白老町で12日に開業したアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)のPR看板を道央道白老インターチェンジ(IC)の2カ所に設置した。 看板は、料金所があるIC出口と入り口付近にそれぞれ1枚ずつ設置。出口側は縦1・2メートル
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業して10日が過ぎました。来場者の感想、意見はさまざまですが、最も気を付けなければならないのは、入場券を持っているだけでは国立アイヌ民族博物館に入れないことです。せっかく来たのに博物館を諦める人が少なくありませんでした。また豊富な上演、鑑賞、見学プログラムも
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団(本部札幌市)によると、12日の開業から19日までの入場者数は9429人に上った。 同財団は、新型コロナウイルス感染防止策でウポポイの入場を事前予約制とし、平日2000人程度、土日祝日2500人程度に制
東京都を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にある中、民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業した白老町の住民の間でウイルス感染リスクの高まりを憂慮する声が広がっている。これから本格化する夏の北海道観光で、ウポポイがオープンした白老町に立ち寄る観光客の増加が予想される中、「町を挙げて感染防止策を」と
白老町は、ウポポイを無料で町民に見てもらう事業で13日、1回分入場券か年間パスポートとの引き替えを選択できるはがきを町民に送付した。 町の無料化事業は、入場料が有料となる高校生以上の町民を対象とし、1万4000枚のはがきを送付。届いたはがきと運転免許証や学生証など身分証明書をウポポイに持参
白老町のアイヌ文化発信拠点、民族共生象徴空間(ウポポイ)が12日に開業し、入場者2068人でにぎわった。アイヌ民族をテーマにした初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」は新型コロナウイルスの感染予防で、見学時間は1人当たり1時間、入場者数は常時100人に制限される中、838人がアイヌ文化に触れた。
ウポポイでは、伝統工芸品制作の実演などを通してアイヌ文化への理解を深める各種プログラムも紹介された。 ポロト湖畔では、スタッフが丸木舟に乗って操船を披露。解説した職員、新谷裕也さん(29)は「立ってバランスを取るのが本当に難しい」と話し、技術が必要なことを強調。佐賀県から友人らと訪れた公務
施設内のフードコートは昼時に家族連れなどでにぎわいを見せた。新型コロナウイルス感染防止で密にならないよういすを減らし、換気も行うなど万全の態勢。アイヌが利用してきた食材を生かしたさまざまな料理が提供され、多くの人が伝統的な食文化に味覚で触れた。 エゾシカ肉を使ったカレーを味わった札幌市の牧
ウポポイでオープン前日の11日、博物館前広場で政府主催の開業記念式典が開かれた。菅義偉官房長官ら関係閣僚や各地のアイヌ協会、地元自治体関係者ら165人が出席し、アイヌ文化の復興と発信の拠点となるウポポイの誕生を祝った。 主催者代表であいさつした菅官房長官は「ウポポイは多様で豊かな文化を持つ
アイヌ民族などでつくるピリカ全国実行委員会(川村シンリツ・エオリパック・アイヌ代表)は11日、ウポポイで同日開催された開業記念式典に反対する集会とデモ行進を白老町内で行った。 同グループは式典を「アイヌの同化完了宣言に等しい」と主張。研究目的で大学関係者らに発掘されたアイヌ遺骨のコタン返還
アイヌ文化の復興、発信拠点となる、民族共生象徴空間(ウポポイ)が12日、白老町のポロト湖畔で開業した。テープカットのオープニングセレモニーで華々しく幕開けし、初日は道内外から2068人が訪れた。博物館の展示や伝統芸能などを楽しみ、アイヌ文化への理解を深めた。 ウポポイは、アイヌ語で「大勢で
ウポポイは国が示す基本的対処方針などに基づき、新型コロナウイルスの感染予防策を徹底している。密閉、密集、密接の「3密」を避けるため、各施設で入場者数を制限しながら見学や鑑賞などの体験交流プログラムを展開。入場者の安全確保を最優先しており、目当ての施設に入れない人も目立った。 入場時のサーモ
国立アイヌ民族博物館は基本展示に加え、特別展示室で開館記念特別展「私たちが受け継ぐ文化」を始めた。当初計画では、期間は開業から2カ月間だったが、2度にわたる開業延期を踏まえ、11月8日までロングランで開催することに。現代の優秀な工芸師の作品などが目を引いている。 アイヌ語や民具、芸能の継承
白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)がオープンした12日、ウポポイにほど近い大町商店街は観光客がほとんど流れず、飲食店などから「期待外れ」と落胆する声も聞かれた。大町商店街地域は白老を代表する商業エリアだけに、ウポポイを生かした地元経済振興に向けて観光客誘導の対策が求められている。 大町商
白老町と道は、ウポポイ開業の12日、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)でロングランイベントを始めた。アイヌ民族の伝統料理チェプオハウ(サケの汁物)が無料で振る舞われ、コーナーに来場者の長い列ができた。 「しらおいポロトミンタラ・フェスティバル」と銘打った町のイベントは10月上旬にかけて毎
―ウポポイで働くきっかけは。 「高校卒業後、札幌学院大に進学し、学芸員の資格を取りました。北海道の歴史、アイヌ語やアイヌ文化の勉強を始めたのは大学生になってからです。学芸員になるためにもっと勉強しようと思い、北海道大大学院に進みました。博士後期課程に進学すると同時に、旧アイヌ民族博
白老町のアイヌ文化発信拠点、民族共生象徴空間(ウポポイ)が12日に開業する。新型コロナウイルス感染拡大により、2度の開業延期を経て待望のオープンだ。感染対策で入場制限や体験中止などの制約はあるが、道内観光や経済活性化の起爆剤として期待が高まる。苫小牧市の各界各層の関係者、一般市民からも熱い視線が注
新型コロナウイルスの影響で開業が遅れていた民族共生象徴空間(ウポポイ)が12日、白老町のポロト湖畔でいよいよオープンする。国立アイヌ民族博物館を中核施設に、伝統文化の復興と創造、発信のナショナルセンターとして機能させる。開業に先立って11日午後、ウポポイで菅義偉官房長官らが出席の政府主催記念式典が
―ウポポイで働くきっかけは。 「大学の4年間、地元の白老町を離れ、『もっと生まれた町や自分のルーツについて、自信を持って話せるようになりたい』と思い、アイヌ文化に関わるようになったことがきっかけです」 ―どのような準備をしてきましたか。 「これまでの期間は主に『ウエカリ チセ』(体験交
12日に開業する白老町のアイヌ文化発信拠点、民族共生象徴空間(ウポポイ)で9日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。新型コロナウイルス感染予防の一環で、再構築した体験交流プログラムをお披露目。映像と連動したアイヌ伝統舞踊や儀式をはじめ、伝統楽器の演奏や歌などを公開。コロナ禍でもアイヌ文化の魅力を伝え
ウポポイは、昨年5月に施行されたアイヌ施策推進法を具現化する施設だ。新法はアイヌ民族を先住民族として法的に位置付け、民族の誇りが尊重される社会の実現をうたっている。ウポポイが誇りや尊厳の回復につながる場になってほしいと切に願う。 ウポポイは、施設や野外を含めて全体が博物館という見方ができる。社
12日に開業する白老町のアイヌ文化発信拠点、民族共生象徴空間(ウポポイ)で9日、報道向けの内覧会が開かれた。夜間プログラムの屋外プロジェクションが初公開され、光輝く映像や音で迫力あるマッピングショーを繰り広げた。 屋外プロジェクションは、アイヌ民族に伝わる創世神話をテーマにした「カムイシン
白老町は、アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業する12日から、観光客の交通利便性を高める「交流促進バス」を運行する。JR白老駅とウポポイを起点に町内の観光・飲食スポットを巡る2路線のバスを走らせ、地域の観光商業振興につなげる。 町は、当初のウポポイ開業日に合わせて4月24
新型コロナの影響で遅れていたウポポイ開業がいよいよ間近に迫り、やっとここまで来たというのが実感だ。白老観光協会は、町の指定管理者として運営する観光インフォメーションセンターを拠点に、ウポポイを生かした観光振興に努めたい。食やアイヌ文化、自然など地域資源を活用した新たな体験メニューをつくったり、いず
―ウポポイで働くきっかけは。 「母親がアイヌ民族で、私も小学生の頃から踊りをやるなど、アイヌ文化に関わってきました。伝承者(担い手)育成事業に3年間参加して旧アイヌ民族博物館に就職し、アイヌ文化を学び、伝える取り組みを続けてきました。私はウポポイで調理実習を担当しますが、食についても地元
われわれ商工会はウポポイを地域経済の活性化に生かしたいと考えており、開業が近づくにつれ、期待感は高まるばかりだ。4日の土曜と5日の日曜日、町が開設した駅北観光商業ゾーンの観光インフォメーションセンターが人でにぎわっていた。駐車場の車を見ると、札幌ナンバーが目立った。ウポポイに近い大町商店街では、席