照ノ富士、気力振り絞り
- 2025年1月14日
横綱としての強い覚悟があった。黒星発進となった照ノ富士。「今場所やれることをやって駄目だったら、という思いがあった」。この日、母と妻子を館内に呼んでいた。悲壮な決意が胸の内にあったのかもしれない。 隆の勝にもろ差しを許したが、構わず前に出る。左で上手を引き、じっくりと攻めて寄り切った。幕内
横綱としての強い覚悟があった。黒星発進となった照ノ富士。「今場所やれることをやって駄目だったら、という思いがあった」。この日、母と妻子を館内に呼んでいた。悲壮な決意が胸の内にあったのかもしれない。 隆の勝にもろ差しを許したが、構わず前に出る。左で上手を引き、じっくりと攻めて寄り切った。幕内
スタンドに帝京大の赤い応援旗が何本も揺れる中、選手たちはグラウンド上で喜びを爆発させた。フランカーの青木主将は「このチームで日本一になれる自信があった」。大会史上2度目の4連覇。誇らしげに胸を張った。 今季の集大成となる試合で、持ち味を存分に発揮した。前半12分はゴール前のスクラムで相手の
スピードスケートの全道中学大会は11、12両日、苫小牧市ハイランドスポーツセンターなどで行われ、苫小牧勢は男子1500メートルで苫小牧SS連合の永渕友悠が3位に入って健闘した。 道中体連などが主催。今大会各種目の上位24人までが全国大会(2月1~4日、長野県)の出場権を手にする。
第50回北海道ミニバスケットボール大会は11日と最終日の12日までに千歳市などで男女の2回戦~決勝までが行われた。苫小牧勢では女子の沼ノ端が準決勝でドリーム(札幌)に32―37で惜敗したものの3位と健闘した。 女子はドリーム、男子は白石(札幌)がそれぞれ優勝した。 苫小牧関係分の結
苫小牧市の卓球クラブ、北海道菊卓会に所属する藤田小百合(泉野小5年)、佐藤裕眞(早来学園6年)が、全国ホープス選抜大会北海道代表選考会兼東アジアホープス日本代表選考会北海道選考会(昨年11月、後志管内余市町)で好成績を残した。2人は3月に開かれる都道府県対抗団体戦の全国ホープス選抜大会(全ホ選、神
第50回北海道ミニバスケットボール大会は10日、千歳市などで開幕した。男女の1回戦が行われ、苫小牧地区勢は女子の沼ノ端と澄川が2回戦に駒を進めた。 関係分の結果は次の通り。 【男子】 ▽1回戦 凌雲(旭川)32―27HOOP JAM(苫小牧)、緑が丘(旭川)57―19
【ホノルル(米ハワイ州)時事】米男子ゴルフのソニー・オープンは9日、ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(パー70)で第1ラウンドが行われたが、日没サスペンデッドになった。2週連続優勝を狙う松山英樹は4バーディー、1ボギーの67で回り、3アンダーで暫定26位につけた。暫定首位とは3打差。 久常
テニスの四大大会今季第1戦、全豪オープンが12日、オーストラリアのメルボルンで開幕する。男子は元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が4年ぶりに出場する。今季初戦の香港オープンで6年ぶりにツアー大会決勝に進み、近年苦しめられた故障からの復活を印象付けた。世界ランクも74位と2年7カ月ぶりに100
スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)が10日、合宿を行っている長野県上田市内で取材に応じ、開幕まで1年余りとなったミラノ・コルティナ冬季五輪を見据えて「自分の目指すもの、取りたいものに貪欲に向かっていきたい」と抱負を語った。 2025年の目標を問われると「紡ぐ」という言葉
大相撲初場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。昨年9月の秋場所から2場所続けて全休した横綱照ノ富士が復帰。横綱昇進に挑む琴桜と豊昇龍、さらに大の里を加えた3大関と共に優勝争いの中心を担う。 11度目の優勝を目指す照ノ富士は出稽古するなど、徐々にペースを上げた。番数は少ないものの、「
PGドリームカップ第1戦が7日、糸井の森パークゴルフで開催され、男女63人が36ホール・ストロークプレーを展開。男子は90の阿部弘、女子は91の三條えみこがそれぞれ優勝した。 上位は次の通り。 ▽男子 (2)山口95(3)竹生95(4)目黒96(5)長勢96 ▽女子 (2)
昨年末に引退が発表された大相撲の元幕内旭大星(35)=本名大串拓也、旭川出身=が8日、東京・両国国技館で記者会見に臨み、「楽しい17年間だった。感謝を学び、優しい人間になった」と明るい表情で振り返った。 けがを乗り越え、序ノ口からの関取復帰を目指してきたが、幕下だった昨年9月の秋場所で負け
バスケットボール男子の天皇杯全日本選手権は8日、千葉・ららアリーナ東京ベイなどで準々決勝の2試合が行われ、A東京と三遠が準決勝に進んだ。 A東京は3連覇を狙った千葉Jを75―70で破り、4大会ぶりとなる4強入り。三遠は群馬に79―77で競り勝った。2月5日に行われる準決勝は、広島―A東京、
開始3分ほどで0―10とされた一戦。出だしでつまずいたA東京は、ゴール下の攻防でリズムを取り戻した。パリ五輪ブラジル代表のメインデルや、211センチのグダイティスらが奮闘。リバウンド争いを制して主導権を握った。 38―31で折り返した後半は、要所で3点シュートが決まった。日本代表のテーブス
昨年9月の秋場所から2場所続けて全休した横綱照ノ富士が8日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古し、正代を相手に11番取った。圧力をかけて一気に出る相撲が目立つ中、頭を付けたり、左からすくって崩したりと、いろいろと試す場面も見られた。 仕上がり具合については「まだ、これからじゃないか。しっくり
苫小牧沼ノ端スポーツチャンバラクラブ所属の川戸渚(ウトナイ中2年)が、昨年12月に東京都のひがしんアリーナで行われた第48回世界選手権大会の二刀部門1~10級で準優勝を果たした。1級の川戸は「結果が出てほっとしたが悔しい気持ちの方が大きい」と振り返る。 前年より級を上げ、9月には全日本選手
苫小牧市のフィギュアスケートクラブ、白鳥FSCの4選手が8日、金澤俊市長を表敬訪問し、国民スポーツ大会冬季大会北海道予選(昨年11月、帯広市)の結果を報告した。少年の男女で優勝したほか、ほかの選手も上位入賞するなど大活躍。選手らは国スポでのさらなる活躍に意欲を示していた。 道予選では坪井聖
【ホノルル(米ハワイ州)時事】米男子ゴルフのソニー・オープン(9日開幕)に出場する松山英樹が7日、ハワイ州ホノルルのワイアラエCCで練習ラウンドを行った。前週の今季開幕戦、ザ・セントリーで通算35アンダーの米ツアー新記録をマークし、通算11勝目。2週連続優勝へ向け、「気持ちは変わりない。頑張るだけ
ボクシングのアマチュア日本一を決める全日本選手権(昨年12月、東京都)クルーザー級で優勝を遂げた苫小牧出身の大野毅人(22)=日体大4年=が7日、道ボクシング連盟理事の安川浩樹さんと共に苫小牧市役所を訪れ、金澤俊市長に快挙を報告した。卒業後、苫小牧で就職予定の大野は「大学で培った経験やスキルを苫小
日本中央競馬会(JRA)は7日、2024年度のJRA賞を発表し、天皇賞・秋、ジャパンカップとG12勝を挙げたドウデュースが年度代表馬に選ばれた。最優秀4歳以上牡馬にも輝いた。 最優秀3歳牝馬にはオークスと秋華賞を制したチェルヴィニア、同牡馬は日本ダービー馬のダノンデサイルを選出した。
【ビショフスホーフェン(オーストリア)時事】ノルディックスキーのジャンプ男子で、小林朔太郎(雪印メグミルク)が年末年始恒例のジャンプ週間に初参戦した。海外のワールドカップ(W杯)出場も初めての24歳は、大舞台の4戦全てで本戦に進み総合34位。「この経験は間違いなくプラス。楽しい期間だった」と振り返
東海大大阪仰星を破って2連覇を果たし、喜ぶ桐蔭学園の選手=7日、大阪・花園ラグビー場 第104回全国高校ラグビー大会最終日は7日、大阪・花園ラグビー場で決勝が行われ、桐蔭学園(神奈川)が、東海大大阪仰星(大阪第2)を40―17で破り、2大会連続5度目の優勝を果たした。桐蔭学園は第99、10
大相撲の横綱照ノ富士が7日、東京都渋谷区の明治神宮で新春恒例の奉納土俵入りを行った。太刀持ちと露払いに、ともに弟弟子の尊富士と錦富士を従えて不知火型を披露。約2100人の見物客を沸かせ、「無事な一年を祈った」と述べた。 膝や腰のけが、持病の糖尿病による2場所連続休場からの再起が求められる立
日本中央競馬会(JRA)は7日、2024年度の「JRA賞馬事文化賞」に、パリ五輪で銅メダルを獲得した総合馬術団体の日本代表が決まったと発表した。 受賞者は田中利幸、戸本一真、大岩義明、北島隆三と各選手の騎乗馬。4人は平均年齢が40歳を超えて高めだったことから、「初老ジャパン」の愛称でも親し
ミニバスケットボールの第50回北海道(U12)大会兼第56回全国予選会が9日、千歳市などで開幕する。苫小牧地区からは予選を兼ねた昨年の第46回苫小牧民報杯争奪秋季大会(11月)で優勝した男子はHOOP JAM、2位の沼ノ端、3位の富川、女子は優勝の沼ノ端、2位の澄川が出場する。 全道大会は
澄川女子は部員不足を解消し、敗戦が続く不遇の時代を経て民報杯秋季大会で準優勝、全道大会進出まで登り詰めた。部員たちの頑張りの裏には、学校前でビラ配りをしたり、地域の各所にポスターを貼ったり、体験会を開いたりと、勧誘活動に奔走する保護者たちの支えもあり、チーム一丸で全道切符を手にした。 20
苫小牧市スポーツ協会主催の「新春初滑り」が5日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナで行われた。2年連続2回目の開催。スケートリンクを利用者に一定時間無料開放した。 スケートを通じた正月の運動不足解消や健康増進に役立ててもらおうと開いたイベント。市民140人ほどが集まり、初心者や経験者が新年早
【ロサンゼルス時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)は5日、レギュラーシーズン最終週が終了し、プレーオフに進出する全14チームが出そろった。アメリカン・カンファレンス(AFC)はスーパーボウル3連覇を目指すチーフスが15勝2敗で第1シード。ナショナル・カンファレンス(NFC)はライオンズ
バスケットボールBリーグ2024―25(1部)のレバンガ北海道は4、5両日、千葉県船橋市のららアリーナ東京ベイで、第16節の千葉ジェッツ戦に臨み1勝1敗だった。次節は11、12両日、京都ハンナリーズと対戦する。 5日 レバンガ北海道 70-64 千葉ジェッツ 第1クオーター(Q
松山が驚異的なスコアをたたき出し、米ツアー開幕戦を制した。通算35アンダーは同ツアー新記録。モリカワと1打差の首位から出た最終日は「バーディーを重ねないと厳しい戦いになると思っていた」。気合十分で臨み、一度もトップを譲ることはなかった。 4日間を通じて好調だったのがパッティング。この日も1