• 立体的な映像で没入感/プロジェクションマッピングでしのぶ
    立体的な映像で没入感/プロジェクションマッピングでしのぶ

       立体物に幻想的な映像を投影し、実物とシンクロさせるプロジェクションマッピング。テーマパークや屋外イベントで人気を集めているが、故人をしのび、冥福を祈る演出の一つとして、お寺や葬儀場などでも導入が進んでいる。 「清らかな仏の世界を表現できたと思います」。こう話すのは、江戸時代に創建され、400年近

    • 2025年5月2日
  • 現役の延長では   ない職種探し/「定年後の仕事図鑑」/坂本貴志著
    現役の延長では   ない職種探し/「定年後の仕事図鑑」/坂本貴志著

       定年後の仕事は「現役時代の延長線上にはない」と著者。労働市場の動向や高齢期のキャリアという観点から調査、分析した経験を踏まえて、定年後に特化した仕事探しの基本と職種を網羅的に紹介している。 複数のデータから、定年後は「ストック(貯蓄)よりフロー(定期的に入ってくる収入)」を増やすことが最も重要と

    • 2025年5月2日
  • 事業の承継で悩んだら
    事業の承継で悩んだら

       65歳以上の高齢者人口は昨年9月時点で3625万人、総人口に占める割合は29・3%となり、いずれも過去最多を更新しました。国のまとめによると、中小企業にも高齢化の傾向がみられ、2000年に10・6%だった70代以上の経営者の割合が、23年には25・5%に上りました。中小企業の経営者の4分の1を70

    • 2025年5月2日
  • 手指が不自由でも使える箸
    手指が不自由でも使える箸

       手指が不自由になると、箸を使うのが難しくなります。「箸ぞうくんL型」(販売価格3300円)は、使う人の握る力や手指の状態に合わせることができる、サポート付きの箸です。左右兼用です。 2本の箸は上部のジョイントでつながっていて、別にグリップが付いています。グリップはネジで固定できるため、使いやすい

    • 2025年5月2日
  • 老いも表現次第で /   かっこよく/「ささる引用フレーズ辞典」/堀越英美著
    老いも表現次第で /   かっこよく/「ささる引用フレーズ辞典」/堀越英美著

       引用はかっこいい。高校生の頃にそう気付いた著者が、古今東西の詩歌や小説、哲学書などから、かっこいい表現や名言を収集。「人生」や「心」「時間」などの項目別に、870以上のフレーズを紹介している。 「老い」の欄には、ユーモアを感じさせる名言が並ぶ。「五十年前(ねんぜん)二十三」は、難関とされる中国の

    • 2025年4月25日
  • 半数が断捨離の経験あり  シニアの実態調査
    半数が断捨離の経験あり  シニアの実態調査

       コスモヘルス(東京都港区)が運営する、シニア分野専門の調査機関「コスモラボ」が行った断捨離に関する実態調査で、「断捨離をしたことがある」との回答が54・4%に上った。 調査は昨年12月、全国のコスモラボのアンケートモニターを対象に行い、50代以上の180人から有効回答を得た。 断捨離で処分した

    • 2025年4月25日
  • 紙のように薄い老眼鏡
    紙のように薄い老眼鏡

       折り畳むとほぼ平らになる薄型老眼鏡「ペーパーグラス」。金属製のちゃんとした老眼鏡でありながら紙のように薄いため、こう名付けられました。それがどうしたと思われるかもしれませんが、手にすると美点が理解できます。上着のポケットにも、長財布などにもすんなりと収まります。デザインがシンプルなのがまたいいので

    • 2025年4月25日
  • あわび結び・梅結びの手順
    あわび結び・梅結びの手順

       ▽材料水引45㌢×3筋、ワイヤ(金28番)▽あわび結び・梅結びの手順①水引3筋の中心で輪を作る。内側の水引から1筋ずつ順に引き、形を整える②輪の上にBを置き、しっかり押さえる③Aの後ろからBを回して手前に持ってくる。Bの先をそろえて、輪の中に上→下→上→下の順に縫うように通す④水引を1本

    • 2025年4月25日
  • 通院が困難なら訪問歯科を
    通院が困難なら訪問歯科を

       歯の残存本数と寿命に深い関係があることが、多くの研究で示されています。そのため日頃から歯科へ通い、虫歯や歯槽膿漏(のうろう)などで歯を失わないようにしたいものです。しかし、体が不自由といった理由で歯科へ通えない高齢者もいると思います。そんな人にぜひ利用してもらいたいのが「訪問歯科診療」です。 訪

    • 2025年4月25日
  • 水引でアクセサリーづくり/組み合わせで/多彩な作品
    水引でアクセサリーづくり/組み合わせで/多彩な作品

       高田雪洋さん。水引作品の鳳凰を手に 祝儀袋や贈答品の包み紙に結ばれている水引。紅白や金銀ばかりでなく、さまざまな色合いの水引が手工芸品店などで販売されており、アクセサリーの素材としても人気だ。「水引のきほん帖」(世界文化社)の著者の水引折形作家、高田雪洋さん(81)に結び方のこつを教わった。 基本

    • 2025年4月25日
  • みょうが結びの手順
    みょうが結びの手順

       ▽材料水引60㌢×3筋▽みょうが結びの手順①長い方の水引を上に載せて輪を作る。この輪のサイズがみょうが結びの大きさになる②上に載せた水引を後ろに回して前に持ってくる③輪の内側に8の字を描くように沿わせる④3回回して前に来たら、残りを輪の中に入れて後ろに出す⑤裏側に出た水引を、巻いた部分

    • 2025年4月25日
  • 音量が上がったら難聴かも
    音量が上がったら難聴かも

       テレビを見ているときに家族から「音が大き過ぎるから小さくして」と言われたことはないでしょうか。もし心当たりがあるなら、難聴の疑いがあります。 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の研究によると、65歳を超えると有病率が急増し、70代前半では男性の約5割、女性の約4割が軽度以上の難聴だそうです

    • 2025年4月18日
  • 上達の鍵は中学レベルの文法/シニアの英語学び直し
    上達の鍵は中学レベルの文法/シニアの英語学び直し

       岩崎達矢さん 英語の学び直しにチャレンジしているが、なかなか話せるようにならない―。こんな悩みを抱えているシニアは少なくない。中高年向けの英語講座を開いているNEW(大阪市)の岩崎達矢代表は「上達の鍵は中学レベルの英文法」と語る。 「大人になって英会話スクールに通ったけれども、上達しなかったという

    • 2025年4月18日
  • 高齢者の存在対立を回避/「老いの思考法」/山極寿一著
    高齢者の存在対立を回避/「老いの思考法」/山極寿一著

       ゴリラやサル、チンパンジーなどを研究してきた世界的な霊長類学者で元京都大総長の著者が、霊長類に学んだ老いの考え方を指南する。 屋久島で野生のニホンザルを調査していたとき。二つの群れが木の下で遭遇し、一触即発の状態に。興奮して威嚇音を発する若い雄ザルたちの前にひょこひょこと出てきたのは、普段から二

    • 2025年4月18日
  • 洗えるポータブルトイレ
    洗えるポータブルトイレ

       ポータブルトイレは単なる介護用品ではなく、シニアには便利な製品です。寝室が2階で夜中に何度も1階のトイレに行くという人は、寝室に1台置いておくと安心です。し瓶でも用を足せますが、うまく使えない人も少なくありません。機能も価格もさまざまですが、清潔な状態を保てるものが良いと思います。 「あらえ~る

    • 2025年4月18日
  • 働くシニアの貯蓄が二極化 2千万以上、100万以下
    働くシニアの貯蓄が二極化 2千万以上、100万以下

       定年後も働くシニア世代の貯蓄額が「2千万円以上」と「100万円以下」に二極化している―。人材派遣のヒューマンホールディングス(東京都新宿区)が実施したシニアの仕事とキャリアに関する実態調査で、こんな結果が出た。 調査は1月、定年退職後に就労している65~74歳の男性600人、女性400人を対象に

    • 2025年4月18日
  • 塩味が甘く、酸味は苦く/抗がん剤の副作用で味覚障害
    塩味が甘く、酸味は苦く/抗がん剤の副作用で味覚障害

       シェフの落合務さん。〝甘い生ハム〟を手に=3月13日、東京都千代田区〝苦いトマトパスタ〟=3月13日、東京都千代田区 甘い生ハムに苦いだけのトマトパスタ、砂をかむような食感のハンバーグ―。お世辞にもおいしいとは言えない料理が並ぶ、風変わりな〝レストラン〟が3月、2日間限定で東京都内にお目見えした。再

    • 2025年4月11日
  • 北欧体験施設に認知症/カフェ 埼玉県飯能市、第3木曜に
    北欧体験施設に認知症/カフェ 埼玉県飯能市、第3木曜に

       北欧のライフスタイルを体験できる複合施設「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)を運営するメッツァ(同)は、2025年度から毎月第3木曜日に、認知症カフェ「ひだまりカフェ イン メッツァ」を同施設内で開く。認知症の人や家族だけでなく、誰でも無料で入場できる。飲食代は有料。 北欧は福祉の先進地域として

    • 2025年4月11日
  • 着脱が楽な男性用水着
    着脱が楽な男性用水着

       私は以前プールに通っていました。泳ぐのではなく歩くだけですが、いい運動になりました。ただ水着の着脱は楽ではなく、とりわけぬれた体で水着を脱ぐのは大変でした。 写真は「座ったままでも脱げる水着・下 男性用」(希望小売価格5720円)です。これまでも女性用はありましたが、男性用がなかったためメーカー

    • 2025年4月11日
  • 再読で増す味わい/「50歳からの50名著」/島津俊樹著
    再読で増す味わい/「50歳からの50名著」/島津俊樹著

       ギリシャ悲劇「オイデュプス王」や司馬遷の「史記」、プルーストの「失われた時を求めて」など、古今東西の名著50冊を50代以降に読破した著者が、それぞれの読み味を語る。 若い頃に読んでぴんとこなかった作品でも、再読して面白さに気付いたり、新たな魅力を発見したりすることも。「平家物語」は70歳になって

    • 2025年4月11日
  • デジタル終活、忘れずに
    デジタル終活、忘れずに

       IDやパスワードを家族が分かるように残して 「終活」は自分の人生の終わりを意識して行う準備で、残された家族の負担を減らすことも含まれます。そのために忘れてはならないのが「デジタル終活」です。消費生活センターなどには「亡くなった兄のスマートフォンが開けない。携帯電話会社に依頼したら『初期化はできるが、

    • 2025年4月11日
  • 8割がシニア再雇用に前向き  総務担当への調査
    8割がシニア再雇用に前向き  総務担当への調査

       総務・管理部門向けの専門誌を発行する「月刊総務」(東京都千代田区)が、全国の企業の総務担当者を対象に行った「高齢者雇用についての調査」で、約8割がシニア人材の再雇用に前向きな考えを示した。調査は昨年12月、ウェブアンケート形式で行い、234人から回答を得た。 高齢者雇用については、83・3%が既

    • 2025年4月4日
  • 暮らし方の疑問ぶつける/「私が選ぶ 高齢期のすまい活」/近山恵子、櫛引順子、佐々木敏子著
    暮らし方の疑問ぶつける/「私が選ぶ 高齢期のすまい活」/近山恵子、櫛引順子、佐々木敏子著

       栃木県那須地域で自立と共生のコミュニティー作りを続けてきた著者3人が、高齢期の住まい方の極意を語る。 実母を介護中の編集者が、自身の体験を通して抱いた疑問を3人にぶつける形で、本書の企画が始まった。老後に備えて家を購入したり、バリアフリーに改装したりする考えについては「住宅は福祉政策の基本。本来

    • 2025年4月4日
  • 「今が最高、元気ハツラツ!」/喜劇役者の大村崑さん/メ モ
    「今が最高、元気ハツラツ!」/喜劇役者の大村崑さん/メ モ

       喜劇役者として、テレビ草創期からお茶の間を沸かせてきた大村崑さん(93)。今春、自伝エッセー「93歳、崑ちゃんのハツラツ幸齢期」(中央公論新社)を出し、温和な笑顔で「今が最高、元気ハツラツ!」と語る。 かくしゃくとした姿だが、若い頃は病弱で肺結核を患い、片方の肺を切除。医師から「40歳まで生きら

    • 2025年4月4日
  • 点眼をサポート
    点眼をサポート

       私は目薬を差すのが苦手です。白内障の治療のための目薬もうまく入れられず、まぶたがぬれることがよくあります。容器を持つ手が安定していないのが原因のようです。 便利な用具がないかと探して、見つけたのが「らくらく点眼」(オープン価格、店頭参考価格は550円)です。市販の目薬や、処方された点眼薬のキャッ

    • 2025年4月4日
  • 帯状疱疹、定期予防接種に
    帯状疱疹、定期予防接種に

       シニア世代を対象にした帯状疱疹(ほうしん)ワクチンの定期接種が始まりました。帯状疱疹は、体内に入った水痘(水ぼうそう)のウイルスが再活性化して、痛みを伴う発疹や水ぶくれが帯状にできる病気です。発疹などが治った後も痛みが残る場合があり、日常生活に支障が出ることもあります。 ワクチンの接種により、発

    • 2025年4月4日
  • 働くシニアの川柳募集  4月30日まで
    働くシニアの川柳募集  4月30日まで

       一般社団法人シニアライフデザイン協会(東京都中央区)は、第3回「働くシニアのユニーク川柳」の作品を募集している。締め切りは4月30日。公式サイトの専用フォームから応募する。 募集テーマは「働くシニアのリアル」「職場でのシニアあるある」「生涯現役の楽しみ」。シニアならではの仕事観や職場でのユーモラ

    • 2025年3月28日
  • 温められるランチボックス
    温められるランチボックス

       ステンレスランチボックス オーバル 私は仕事場にお弁当を持参しています。いつも素っ気ない密閉容器なので、木製のお弁当箱がいいと思いましたが、電子レンジで温められないことに気付きました。そこで、使いやすくて見た目もすてきなお弁当箱を探しました。 写真は「ステンレスランチボックス オーバル」(販売価格

    • 2025年3月28日
  • 人生後半を乗り切るために/「じょうずに頼る介護」    /一般社団法人リボーンプロジェクト編
    人生後半を乗り切るために/「じょうずに頼る介護」    /一般社団法人リボーンプロジェクト編

       人生も折り返しを過ぎると、生活していく上で誰かの助けが必要になる場面が増えていく。本書は人生後半を四つのフェーズに分け、54の個別事例に即した専門家のアドバイスを伝える。 「父のために介護離職するも、慣れないことの連続で一時は虐待寸前に」―。フェーズ1のこんなケースでは、「介護離職は社会の損失。

    • 2025年3月28日
  • 処方箋の反復利用を
    処方箋の反復利用を

       厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上の高齢者の通院率は7割近くになっています。通院理由をみると、高コレステロール血症をはじめとする脂質異常症や高血圧症、糖尿病などのように、長期にわたって同じ薬を服用することが多い病気が上位を占めています。 このような場合、同じ処方箋を最大3回まで使っ

    • 2025年3月28日