音量が上がったら難聴かも
- 2025年4月18日
テレビを見ているときに家族から「音が大き過ぎるから小さくして」と言われたことはないでしょうか。もし心当たりがあるなら、難聴の疑いがあります。 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の研究によると、65歳を超えると有病率が急増し、70代前半では男性の約5割、女性の約4割が軽度以上の難聴だそうです
テレビを見ているときに家族から「音が大き過ぎるから小さくして」と言われたことはないでしょうか。もし心当たりがあるなら、難聴の疑いがあります。 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の研究によると、65歳を超えると有病率が急増し、70代前半では男性の約5割、女性の約4割が軽度以上の難聴だそうです
岩崎達矢さん 英語の学び直しにチャレンジしているが、なかなか話せるようにならない―。こんな悩みを抱えているシニアは少なくない。中高年向けの英語講座を開いているNEW(大阪市)の岩崎達矢代表は「上達の鍵は中学レベルの英文法」と語る。 「大人になって英会話スクールに通ったけれども、上達しなかったという
ゴリラやサル、チンパンジーなどを研究してきた世界的な霊長類学者で元京都大総長の著者が、霊長類に学んだ老いの考え方を指南する。 屋久島で野生のニホンザルを調査していたとき。二つの群れが木の下で遭遇し、一触即発の状態に。興奮して威嚇音を発する若い雄ザルたちの前にひょこひょこと出てきたのは、普段から二
ポータブルトイレは単なる介護用品ではなく、シニアには便利な製品です。寝室が2階で夜中に何度も1階のトイレに行くという人は、寝室に1台置いておくと安心です。し瓶でも用を足せますが、うまく使えない人も少なくありません。機能も価格もさまざまですが、清潔な状態を保てるものが良いと思います。 「あらえ~る
定年後も働くシニア世代の貯蓄額が「2千万円以上」と「100万円以下」に二極化している―。人材派遣のヒューマンホールディングス(東京都新宿区)が実施したシニアの仕事とキャリアに関する実態調査で、こんな結果が出た。 調査は1月、定年退職後に就労している65~74歳の男性600人、女性400人を対象に
シェフの落合務さん。〝甘い生ハム〟を手に=3月13日、東京都千代田区〝苦いトマトパスタ〟=3月13日、東京都千代田区 甘い生ハムに苦いだけのトマトパスタ、砂をかむような食感のハンバーグ―。お世辞にもおいしいとは言えない料理が並ぶ、風変わりな〝レストラン〟が3月、2日間限定で東京都内にお目見えした。再
北欧のライフスタイルを体験できる複合施設「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)を運営するメッツァ(同)は、2025年度から毎月第3木曜日に、認知症カフェ「ひだまりカフェ イン メッツァ」を同施設内で開く。認知症の人や家族だけでなく、誰でも無料で入場できる。飲食代は有料。 北欧は福祉の先進地域として
私は以前プールに通っていました。泳ぐのではなく歩くだけですが、いい運動になりました。ただ水着の着脱は楽ではなく、とりわけぬれた体で水着を脱ぐのは大変でした。 写真は「座ったままでも脱げる水着・下 男性用」(希望小売価格5720円)です。これまでも女性用はありましたが、男性用がなかったためメーカー
ギリシャ悲劇「オイデュプス王」や司馬遷の「史記」、プルーストの「失われた時を求めて」など、古今東西の名著50冊を50代以降に読破した著者が、それぞれの読み味を語る。 若い頃に読んでぴんとこなかった作品でも、再読して面白さに気付いたり、新たな魅力を発見したりすることも。「平家物語」は70歳になって
IDやパスワードを家族が分かるように残して 「終活」は自分の人生の終わりを意識して行う準備で、残された家族の負担を減らすことも含まれます。そのために忘れてはならないのが「デジタル終活」です。消費生活センターなどには「亡くなった兄のスマートフォンが開けない。携帯電話会社に依頼したら『初期化はできるが、
総務・管理部門向けの専門誌を発行する「月刊総務」(東京都千代田区)が、全国の企業の総務担当者を対象に行った「高齢者雇用についての調査」で、約8割がシニア人材の再雇用に前向きな考えを示した。調査は昨年12月、ウェブアンケート形式で行い、234人から回答を得た。 高齢者雇用については、83・3%が既
栃木県那須地域で自立と共生のコミュニティー作りを続けてきた著者3人が、高齢期の住まい方の極意を語る。 実母を介護中の編集者が、自身の体験を通して抱いた疑問を3人にぶつける形で、本書の企画が始まった。老後に備えて家を購入したり、バリアフリーに改装したりする考えについては「住宅は福祉政策の基本。本来
喜劇役者として、テレビ草創期からお茶の間を沸かせてきた大村崑さん(93)。今春、自伝エッセー「93歳、崑ちゃんのハツラツ幸齢期」(中央公論新社)を出し、温和な笑顔で「今が最高、元気ハツラツ!」と語る。 かくしゃくとした姿だが、若い頃は病弱で肺結核を患い、片方の肺を切除。医師から「40歳まで生きら
私は目薬を差すのが苦手です。白内障の治療のための目薬もうまく入れられず、まぶたがぬれることがよくあります。容器を持つ手が安定していないのが原因のようです。 便利な用具がないかと探して、見つけたのが「らくらく点眼」(オープン価格、店頭参考価格は550円)です。市販の目薬や、処方された点眼薬のキャッ
シニア世代を対象にした帯状疱疹(ほうしん)ワクチンの定期接種が始まりました。帯状疱疹は、体内に入った水痘(水ぼうそう)のウイルスが再活性化して、痛みを伴う発疹や水ぶくれが帯状にできる病気です。発疹などが治った後も痛みが残る場合があり、日常生活に支障が出ることもあります。 ワクチンの接種により、発
一般社団法人シニアライフデザイン協会(東京都中央区)は、第3回「働くシニアのユニーク川柳」の作品を募集している。締め切りは4月30日。公式サイトの専用フォームから応募する。 募集テーマは「働くシニアのリアル」「職場でのシニアあるある」「生涯現役の楽しみ」。シニアならではの仕事観や職場でのユーモラ
ステンレスランチボックス オーバル 私は仕事場にお弁当を持参しています。いつも素っ気ない密閉容器なので、木製のお弁当箱がいいと思いましたが、電子レンジで温められないことに気付きました。そこで、使いやすくて見た目もすてきなお弁当箱を探しました。 写真は「ステンレスランチボックス オーバル」(販売価格
人生も折り返しを過ぎると、生活していく上で誰かの助けが必要になる場面が増えていく。本書は人生後半を四つのフェーズに分け、54の個別事例に即した専門家のアドバイスを伝える。 「父のために介護離職するも、慣れないことの連続で一時は虐待寸前に」―。フェーズ1のこんなケースでは、「介護離職は社会の損失。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上の高齢者の通院率は7割近くになっています。通院理由をみると、高コレステロール血症をはじめとする脂質異常症や高血圧症、糖尿病などのように、長期にわたって同じ薬を服用することが多い病気が上位を占めています。 このような場合、同じ処方箋を最大3回まで使っ
「ウェモ」を腕に巻く高見沢友伸社長=東京都立川市のコスモテック「布ハレちゃん」シリーズの高齢者用見守り型名前シール(サンアドシステム提供) 外出先から自宅に帰れなくなった、きょうの予定や約束を忘れてしまった―。こんな症状に悩む認知症の人や、家族の要望を採りいれた対策グッズが増えている。 「祖父が認
A4→A1ノート 友人は自分史を書いていて、本になれば家族に渡したいと言っています。私は自分史には関心が無いのですが、押し入れから古いアルバムを見つけたときに、思い出をコンパクトに残すのは悪くないと思いました。あまりお金をかけず、好きなように作りたいのですが、その方法に困りました。 写真は広がるノ
多くの中高年が抱えている、膝の痛み。関節が壊れ始めることで生じるとされ、太もも前面の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えるのが、予防と改善の第一歩。専門医が、効率よく鍛えられる体操プログラムを紹介する。 まずは「太もも伸ばし」や「おしり伸ばし」などのストレッチから。体がほぐれたら「かかと上げ」
あまり知られていませんが、今まで戸籍の氏名に振り仮名は記載されていませんでした。しかし、戸籍法が改正され、5月26日以降は新たに振り仮名が記載されることになりました。 これに伴い、今後、戸籍に記載される予定の振り仮名を知らせる通知書が届きます。通知書に記された振り仮名が正しい場合は、届け出をする
さらだたまこさん。空手のポーズを決める=2月27日、東京都港区のアムジェン 50代以降の中高年に多い骨粗しょう症。骨がもろくなって折れやすくなるため、早期の予防と対策が重要だ。専門医らは「高齢者は一度骨折すると繰り返しやすく、介護や死亡のリスクも高まる。『骨折程度』と甘く考えず、生活の見直しから取り
福祉現場の若手職員を表彰する「社会福祉ヒーローズ」(全国社会福祉法人経営者協議会主催)が2月、東京都内で開かれ、横浜市の社会福祉法人「若竹大寿会」で働く西条大地さん(36)がグランプリ「ベストヒーロー賞」を受賞した。 西条さんは職場に「キャリアアドバイザー」というポジションを新設し、仲間と介護の
退職してそれまでの立場や収入を失ったり、大切な人との死別を経験したりと、高齢期にはさまざまな「喪失」に接する機会が増えます。うつ病を発症するケースが多いことも指摘されており、生活の質(QOL)を高める上でも、喪失とどう付き合っていくかが重要になってきます。 岡山大大学院生の白石奈津栄さんらは、「
カスハラ対策の教材を持つ第一法規の担当者=東京都港区 「バカじゃないのか」「土下座して謝れ!」。介護施設に入所する高齢者やその家族が、職員にこんな暴言や暴力などを浴びせるカスタマーハラスメント(カスハラ)が増えている。行為の背景には、施設への不信感や別の要望、不安が隠れているケースが多い。どうしたら
多くのシニアを悩ます難聴や耳鳴り。耳という一つの器官の病気ではなく、「脳の中で変化が生じている」ことに起因することが分かってきた。補聴器を使った脳のリハビリを提唱する著者が、最新の知見を盛り込み、聞こえの改善を指南する。 一般的に、補聴器を付けた初日はそれまで聞こえていなかった大量の音が突然聞こ
私が福祉用具について学び始めた40年ほど前は、製品の種類自体が少なくてデザイン性の高い用具はあまり見かけませんでした。そのため、必要になっても使う気になれない人が大勢いたようです。 最近は華やかな福祉用具が増えてきました。写真は歩行車「ウォーキー+アート フラワー」(オープン価格)です。機能が優
全国の墓石業者でつくる「全国優良石材店の会」(全優石、東京都品川区)は、思いを込めたお墓づくりのエピソードと写真を募集している。締め切りは5月31日(当日消印有効)。大賞(1人、賞金10万円)、特別賞(複数人、同3万円)、入賞(複数人、同2万円)を選び、7月中旬以降に発表する。 応募できるのはお