• 認知症の対策グッズ/利用者の声採り入れ
    認知症の対策グッズ/利用者の声採り入れ

       「ウェモ」を腕に巻く高見沢友伸社長=東京都立川市のコスモテック「布ハレちゃん」シリーズの高齢者用見守り型名前シール(サンアドシステム提供) 外出先から自宅に帰れなくなった、きょうの予定や約束を忘れてしまった―。こんな症状に悩む認知症の人や、家族の要望を採りいれた対策グッズが増えている。 「祖父が認

    • 2025年3月28日
  • シニアに多い骨粗しょう症/食事や運動、用品も
    シニアに多い骨粗しょう症/食事や運動、用品も

       さらだたまこさん。空手のポーズを決める=2月27日、東京都港区のアムジェン 50代以降の中高年に多い骨粗しょう症。骨がもろくなって折れやすくなるため、早期の予防と対策が重要だ。専門医らは「高齢者は一度骨折すると繰り返しやすく、介護や死亡のリスクも高まる。『骨折程度』と甘く考えず、生活の見直しから取り

    • 2025年3月21日
  • 戸籍の振り仮名詐欺に注意
    戸籍の振り仮名詐欺に注意

       あまり知られていませんが、今まで戸籍の氏名に振り仮名は記載されていませんでした。しかし、戸籍法が改正され、5月26日以降は新たに振り仮名が記載されることになりました。 これに伴い、今後、戸籍に記載される予定の振り仮名を知らせる通知書が届きます。通知書に記された振り仮名が正しい場合は、届け出をする

    • 2025年3月21日
  • 大腿筋を伸ばして鍛える/「魔法のひざ体操」/杉本和隆著
    大腿筋を伸ばして鍛える/「魔法のひざ体操」/杉本和隆著

       多くの中高年が抱えている、膝の痛み。関節が壊れ始めることで生じるとされ、太もも前面の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えるのが、予防と改善の第一歩。専門医が、効率よく鍛えられる体操プログラムを紹介する。 まずは「太もも伸ばし」や「おしり伸ばし」などのストレッチから。体がほぐれたら「かかと上げ」

    • 2025年3月21日
  • 新聞紙サイズに広がるノート
    新聞紙サイズに広がるノート

       A4→A1ノート 友人は自分史を書いていて、本になれば家族に渡したいと言っています。私は自分史には関心が無いのですが、押し入れから古いアルバムを見つけたときに、思い出をコンパクトに残すのは悪くないと思いました。あまりお金をかけず、好きなように作りたいのですが、その方法に困りました。 写真は広がるノ

    • 2025年3月21日
  • 「ベストヒーロー」に西条さん 福祉職7人表彰
    「ベストヒーロー」に西条さん 福祉職7人表彰

       福祉現場の若手職員を表彰する「社会福祉ヒーローズ」(全国社会福祉法人経営者協議会主催)が2月、東京都内で開かれ、横浜市の社会福祉法人「若竹大寿会」で働く西条大地さん(36)がグランプリ「ベストヒーロー賞」を受賞した。 西条さんは職場に「キャリアアドバイザー」というポジションを新設し、仲間と介護の

    • 2025年3月21日
  • お墓エピソードと写真募集  全優石、5月末まで
    お墓エピソードと写真募集  全優石、5月末まで

       全国の墓石業者でつくる「全国優良石材店の会」(全優石、東京都品川区)は、思いを込めたお墓づくりのエピソードと写真を募集している。締め切りは5月31日(当日消印有効)。大賞(1人、賞金10万円)、特別賞(複数人、同3万円)、入賞(複数人、同2万円)を選び、7月中旬以降に発表する。 応募できるのはお

    • 2025年3月14日
  • 華やかデザインの歩行車
    華やかデザインの歩行車

       私が福祉用具について学び始めた40年ほど前は、製品の種類自体が少なくてデザイン性の高い用具はあまり見かけませんでした。そのため、必要になっても使う気になれない人が大勢いたようです。 最近は華やかな福祉用具が増えてきました。写真は歩行車「ウォーキー+アート フラワー」(オープン価格)です。機能が優

    • 2025年3月14日
  • 聞こえの改善は脳から/「改訂版 難聴・耳鳴りの9割はよくなる」/新田清一著、小川郁監修
    聞こえの改善は脳から/「改訂版 難聴・耳鳴りの9割はよくなる」/新田清一著、小川郁監修

       多くのシニアを悩ます難聴や耳鳴り。耳という一つの器官の病気ではなく、「脳の中で変化が生じている」ことに起因することが分かってきた。補聴器を使った脳のリハビリを提唱する著者が、最新の知見を盛り込み、聞こえの改善を指南する。 一般的に、補聴器を付けた初日はそれまで聞こえていなかった大量の音が突然聞こ

    • 2025年3月14日
  • 背景に不安や不信感/介護現場 暴言、暴力防ぐには
    背景に不安や不信感/介護現場 暴言、暴力防ぐには

       カスハラ対策の教材を持つ第一法規の担当者=東京都港区 「バカじゃないのか」「土下座して謝れ!」。介護施設に入所する高齢者やその家族が、職員にこんな暴言や暴力などを浴びせるカスタマーハラスメント(カスハラ)が増えている。行為の背景には、施設への不信感や別の要望、不安が隠れているケースが多い。どうしたら

    • 2025年3月14日
  • 「喪失」に負けない活動を
    「喪失」に負けない活動を

       退職してそれまでの立場や収入を失ったり、大切な人との死別を経験したりと、高齢期にはさまざまな「喪失」に接する機会が増えます。うつ病を発症するケースが多いことも指摘されており、生活の質(QOL)を高める上でも、喪失とどう付き合っていくかが重要になってきます。 岡山大大学院生の白石奈津栄さんらは、「

    • 2025年3月14日
  • 住まいのトークイベント/東京とオンラインで
    住まいのトークイベント/東京とオンラインで

       一般社団法人ケアリングデザイン(東京都港区)は「100年人生 自立をかなえる住まいと暮らし」と題したトークイベントを7日、東京の会場とオンラインで開く。参加は無料。14日まで見逃し配信を行う。 イベントでは、東京都や全国の政令指定都市に住む75歳以上の男女千人を対象にした、住まいの満足度や生活の

    • 2025年3月7日
  • 等身大の闘病記/「末期がん『おひとりさま』でも大丈夫」/長田昭二著
    等身大の闘病記/「末期がん『おひとりさま』でも大丈夫」/長田昭二著

       前立腺がんのステージ4、つまり末期がんと宣告された、59歳独身の医療ジャーナリストによる等身大の闘病記。取材で培った知識と患者としての経験、感情を総動員して、治療や終活、お金の流れを余すところなく伝える。 がんとの付き合いは、二度目の離婚から始まった。妻に逃げられて自暴自棄になり、血尿が出るよう

    • 2025年3月7日
  • 厚手の大判ウエットシート
    厚手の大判ウエットシート

       リフレウエットタオル大判厚手 友人は体が不自由になった父親の介護をしています。トイレに行くまでに尿漏れがあり、頻繁に床を拭いているそうです。「雑巾で拭いていたけれど洗うのが大変。ティッシュペーパーではあっという間にひと箱無くなる」と言います。 そこで友人に紹介したのが、バケツ型の容器に入った不織布

    • 2025年3月7日
  • 孤食で自殺リスク悪化
    孤食で自殺リスク悪化

       皆で一緒に食べよう 日本福祉大(愛知県美浜町)の斉藤雅茂教授らの研究によると、1人きりで食事をする「孤食」の高齢者は、2人以上で食事をしている人に比べて、自殺による死亡のリスクが2・8倍も高いことが分かりました。残念ながら孤食をしている高齢者は多く、農林水産省が2020年にまとめた報告書によると、7

    • 2025年3月7日
  • 生き方のモデルに/シニア映画、公開相次ぐ
    生き方のモデルに/シニア映画、公開相次ぐ

       著名な俳優ではなく、市井のシニアの日常を追ったドキュメンタリー映画が続々と公開されている。作中の何気ない動作や言葉の一つ一つにこれまでの人生の喜びや悲しみ、豊かさがにじむ。制作が相次ぐ背景について、関係者は「長寿社会の生き方のモデルが求められているのでは」と語る。 4月公開の「104歳、哲代さん

    • 2025年3月7日
  • 「芸術通じて心の潤いを」/故郷熊本で県立劇場館長/メ モ
    「芸術通じて心の潤いを」/故郷熊本で県立劇場館長/メ モ

       姜尚中さん。「休日は、犬や猫との時間が心の安らぎを与えてくれる」という=熊本市の熊本県立劇場 かん・さんじゅん 1950年8月生まれ。熊本市出身。著書に「悩む力」「在日」など。 東京大名誉教授の姜尚中さん(74)は、熊本市で在日韓国人2世として生まれた。政治学者として活躍する傍ら、9年前からは熊本

    • 2025年2月28日
  • シルバー川柳を募集 5月30日まで
    シルバー川柳を募集 5月30日まで

       全国有料老人ホーム協会(東京都千代田区)は第25回「有老協・シルバー川柳」の作品を募集している。締め切りは5月30日(必着)。入選作は9月上旬に発表予定。入選者ら21人に賞金1万円が贈られる。 高齢社会や日々の生活、有料老人ホームでの気付きや思いなどを詠んで、同協会ホームページ内の専用フォームか

    • 2025年2月28日
  • 「脳のおそうじ体操」/浦上克哉監修/体と頭を両方鍛える
    「脳のおそうじ体操」/浦上克哉監修/体と頭を両方鍛える

       「とっとり方式」と呼ばれる鳥取県独自の認知症予防プログラムをベースに、自宅でできる体操を紹介。日本認知症予防学会の代表理事が監修を務めた。 体を動かす「運動プログラム」と、頭を働かせる「知的活動プログラム」を順番に行うのが特徴。まずは椅子に正しく座って準備運動から。「無理をしない、呼吸を止めない

    • 2025年2月28日
  • 使い捨ての防水シーツ
    使い捨ての防水シーツ

       巻き込むから布団が汚れにくい防水シーツ 友人の母親は半年ほど前から介護が必要になりました。訪問介護やデイサービスも活用しながら、家族が主に介護を担っているそうです。朝になるとシーツがぬれていることがあり、パジャマやシーツの洗濯が大変だと言っていました。 そこで紹介したのが「巻き込むから布団が汚れに

    • 2025年2月28日
  • 学び直せる夜間中学
    学び直せる夜間中学

       学びの機会が得られる 2020年の国勢調査によると、最終卒業学校が小学校という人は約80万4千人おり、このうち75歳以上の人が95%超を占めました。75歳以上の割合が極めて高いのは、戦後の混乱期に学齢期を迎えていたことが最大の理由と考えられます。 そのような人のために設置されているのが夜間中学です

    • 2025年2月28日
  • 老後にやりたいのは「趣味」 子どもがいる50~60代
    老後にやりたいのは「趣味」 子どもがいる50~60代

       終活情報メディアを展開している林商会(大津市)が行ったアンケートで、老後にやりたいことの1位に「趣味・娯楽」が選ばれた。2位は「運動・体づくり」、3位は「生前整理・終活」だった。昨年11月、子どもがいる50~60代の男女200人を対象にインターネットで実施した。 「趣味・娯楽」と答えたのは139

    • 2025年2月21日
  • フレイル対策に漢方広がる/体力低下や不調に対応
    フレイル対策に漢方広がる/体力低下や不調に対応

       イベントでフレイルについて語る山口もえさん(左)と秋下雅弘医師=1月30日、東京都新宿区 「20代、30代は元気だったけれど、40代になって仕事と育児に追われ、人と会うのが面倒になった。自分から誘って会いに行くことは随分していないです」。1月に東京都内で開かれたフレイル関連のイベントで、タレントの

    • 2025年2月21日
  • 「しぶとく生き残る秘策77」/太田哲二著/困ったときに役立つ
    「しぶとく生き残る秘策77」/太田哲二著/困ったときに役立つ

       「老齢年金は何歳からもらうのがお得?」「無料で入院できる病院があるって、本当?」こんな77の疑問に、「お金と福祉の勉強会」を主宰する著者が丁寧に答える。 老齢年金については「何歳で死ぬか分からないので、分かりません」と回答。その上で、年金額が月6万5千円のケースを仮定して、60歳から繰り上げ受給

    • 2025年2月21日
  • 食材が付きにくいマルチナイフ
    食材が付きにくいマルチナイフ

       チーズやバターは料理にもお菓子作りにもよく使われます。私はグラタンやパスタ、クッキー、パウンドケーキなどを時々作るのですが、バターを切ると包丁にくっつくのがちょっと面倒です。 「トランシュナイフ」(希望小売価格4400円)は、バターやチーズなどが切りやすいマルチナイフです。メーカーによると、包丁

    • 2025年2月21日
  • 高齢者は花粉症にならない?
    高齢者は花粉症にならない?

       花粉をシャットアウト まだ寒い日が続いていますが、スギ花粉が早くも飛び始めました。しかも、今年の飛散量は広い範囲で例年より多いという予想が出ており、近畿や四国地方は例年の2倍以上になる可能性も指摘されています。 「高齢者は花粉症にならない」といううわさがあるようですが、健康食品メーカー「ユーグレナ

    • 2025年2月21日
  • メロディーで教える体温計
    メロディーで教える体温計

       私は枕元に体温計を置いています。発熱を疑うときには重宝しますし、普段の体の状態を知るためにも体温の測定は大切だからです。平熱は人によって異なりますが、高齢になると少し低くなる傾向にあるようです。 写真は「テルモ電子体温計P330」(希望小売価格4670円)で、検温が終了すると「メリーさんのひつじ

    • 2025年2月14日
  • 物忘れと認知症の違いは?/体験全体を忘れるなら要注意
    物忘れと認知症の違いは?/体験全体を忘れるなら要注意

       杉山美香さん 話している相手の名前が思い出せない、昨日何を食べたか忘れてしまった―。物忘れ自体は誰もが経験する自然な老化現象だが、気になるのは認知症の記憶障害との違い。東京都健康長寿医療センター研究所(板橋区)准主任研究員の杉山美香さんは「体験そのものを忘れるのであれば認知症を疑って」と話す。 体

    • 2025年2月14日
  • 食も暮らしもファッションも/「70代をとびきり楽しむ!」/もののはずみ著
    食も暮らしもファッションも/「70代をとびきり楽しむ!」/もののはずみ著

       90代の義母、70代の夫、40代の息子との日常生活を、ユーチューブで発信している70代の著者。体と財布をいたわりながら、食も暮らしもファッションも楽しむ37のアイデアを、カラー写真と共に紹介する。 普段のおかずも、食器や盛り付け方を工夫するだけで、憧れのカフェご飯のような華やかさに。ファッション

    • 2025年2月14日
  • 税金が戻ってくる人も
    税金が戻ってくる人も

       確定申告で戻ってくるかも 給与所得者だった人は、勤務先の企業や団体が個人の代わりに所得税の申告や納税を行ってくれていたため、一部の人を除いて確定申告は必要ありませんでした。しかし、公的年金は課税対象のため、年金受給者は原則、確定申告が必要です。 慣れていない人にとって、確定申告の手続きは簡単ではあ

    • 2025年2月14日