高齢者の孤立予防 町全体で支え合う仕組みを強化 コミュニティーづくりに取り組む ㊥
- 2025年3月8日
―白老町の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は47・06%に達している。高齢者の孤独・孤立対策は。白老町には、警察、高齢者クラブ、民生委員児童委員、福祉施設など98団体で組織される町地域見守りネットワークがある。このつながりを生かし、町全体で支え合う仕組みを強化していきたい。昨年11月には
―白老町の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は47・06%に達している。高齢者の孤独・孤立対策は。白老町には、警察、高齢者クラブ、民生委員児童委員、福祉施設など98団体で組織される町地域見守りネットワークがある。このつながりを生かし、町全体で支え合う仕組みを強化していきたい。昨年11月には
道は7日、むかわ町の穂別高校(岩瀬均校長)で2024年7月に策定した道総合計画に関する出前講座を開いた。同校の1、2年生11人が、座学とグループワークを通じ、北海道をどのような社会にしたいかを話し合った。同計画はおおむね10年後の北海道の目指す姿を掲げて実現への政策展開の方向を示したもので、出前講
白老町のNPO法人お助けネット(中谷通恵代表)は、「町民と行政の協働でつくる全道で注目!の子育て支援」講座を14日午後6時半から、町総合保健福祉センターで開く。町内の子育て支援関係者3人が実践発表する。 産後ケアとファミリー・サポート(託児)の事業内容を具体的に伝え、充実した子育て支援を実現す
安平町議会定例会は7日、本会議を続行し、一般質問で5人が登壇した。町は、総務課が入る増築庁舎の1階にワンストップ窓口を設置して周りに税務住民課や健康福祉課の一部を配置し、上下水道や会計などの窓口業務を行う方針を示した。 高山正人氏への答弁。 町は行政窓口のワンストップ化を目指し、庁舎内執務
彫刻家の国松明日香(くにまつ・あすか)さんが6日午前2時25分、札幌市内の病院で肺炎のため亡くなった。77歳だった。小樽市出身。葬儀は親族のみで行う。一般参列は8日午後4時半から同5時半まで、札幌市豊平区の北海斎場(随時焼香)。札幌西高卒。東京芸大大学院美術研究科彫刻専攻修士課程修了。1987年に
白老町の大塩英男町長が就任して2年がたった。町職員から政治家の道に踏み出す際、自身をマラソンのランナーに例え、公約は「RUN(ラン)ニングプラン」として、45項目を掲げて指揮を執ってきた。任期折り返しの時期を迎え、これまでの〝ラン〟の成果と今後の方針を聞いた。「子ども」「高齢者」「働き世代」を軸にし
むかわ町は、4月1日に町営バスの路線を統廃合し、時刻表を改正する。運転手が不足しており、委託事業者の負担を軽減するのが目的。鵡川地区と穂別地区を運行する10路線を8路線とし、12便を減便する。基本的に乗車を予約制とし、持続可能な公共交通の運営を進める。町営バスは、鵡川地区で▽二宮田浦線▽汐見線▽有
白老町は生活支援と消費喚起のため、全町民を対象に「しらおい応援商品券」5000円分を5月上旬から配布する。使用できる期間は6月2日~7月31日の予定。 対象は4月15日時点で住民基本台帳に記載されている人。申請は不要で、1000円券3枚と500円券4枚をゆうパックで発送する。 全国的な物価
厚真町は6日、地域おこし協力隊と地域活性化起業人の活動報告会を町総合福祉センターで開いた。21人がイチゴの生産やパン店の開店など、町内で取り組んでいることを町民に伝えた。報告会は、同協力隊と同起業人の活動を町民に知ってもらうため、エーゼログループ厚真町支社に企画運営を委託し、毎年実施している。高
白老町社台のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)と白老東高校生徒会の共催で、「ふくし×まちづくりフェア」が9日午前11時から、町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれる。高校生ならではの悩みや健康について助産師やコミュニティナース(コミナス)が相談に応じるユースカフェ、町東町のカメラのむらかみ(村
安平町議会は6日、定例会で田村興文町議(78)から多田政拓議長宛てに提出された辞職願を許可した。31日付で辞職する。理由は「私傷病により車いすで生活とリハビリを継続する必要があり、職務復帰は困難との判断に至った」と辞職願で説明している。 田村町議は、2003年5月に早来町議として初当選した。0
安平町議会定例会が6日、開会し、及川秀一郎町長が2025年度町政執行方針を演説した。2024年度に早来公民館の防災支援施設改修整備事業が完了し、18年9月に発生した胆振東部地震後の大型復興関連事業にめどが付いたことに触れ「今後も行政需要を的確に把握し、町民にこの町で暮らして良かったと実感していただけ
安平町は5日、システム開発を手掛けるCICAC(シカク、本社東京)と持続可能な地域公共交通の推進に向けた連携協定を締結した。町役場で調印式が行われ、及川秀一郎町長と同社の今氏一路社長(41)が協定書に調印した。連携事項は、▽町における移動のセーフティネットの確保および充実▽人口1万人未満の自治体に
白老町は5日、萩野公民館で「町長タウンミーティング」を開いた。今年9月に予定している水道料金の値上げについて、大塩英男町長が参加した町民13人に理由や財政状況を説いた。大塩町長は、町の水道事業が1969年に始まって以来、56年以上経過している経緯に触れ「水道管や浄水設備の老朽化が進んでいる」と説明
厚真町議会定例会は5日、本会議を続行し、一般質問に6人が登壇した。町は役場の新庁舎や付近で予定する文化交流施設の建設について、子育て世代が立ち寄りやすい施設にする方針を示した。 寺坂康生氏の質問に答えた。宮坂尚市朗町長は「庁舎周辺に設置する広場を中心に、子どもと保護者が集う機能を持たせ、楽しめ
道内17自治体が参加する初めての移住相談会「北海道ローカル移住のすゝめ(すすめ)」が8日午前11時から、札幌市中央区の道民活動センター(愛称かでる2・7)で開かれる。各自治体の移住コーディネーターが、仕事、住まい、子育てなど移住に関するリアルな情報を提供する。東胆振からは白老町が参加する。上川管内
安平町の追分中学校2年、畑田恭士朗さん(14)と早来学園8年(中学2年相当)、中村佑志郎さん(14)は、15、16両日に千葉県柏市で開催される「コントリビュートカップ第26回全国中学生軟式野球大会」に出場する道選抜チームのメンバーに選ばれた。4日、町役場を訪れ、及川秀一郎町長に「優勝したい」と意気込
北海道栄高校吹奏楽部の3人は、東京都文京区の尚美バリオホールで開かれる第27回日本ジュニア管打楽器コンクール(日本音楽教育文化振興会主催)の本選考会アンサンブル部門に29日、木管三重奏で出場する。豊かな音楽性や演奏技術を競う全国規模の大会で、同校の出場は昨年の初出場に続き、2年連続となる。50校が
胆振東部消防組合は3日、むかわ町産業会館で、鵡川消防団前団長の前田嗣夫さん(故人)に対する瑞宝双光章の伝達を行った。長男で同消防団員の宰さん(46)と妻の可奈さん(46)が同組合管理者の宮坂尚市朗厚真町長から勲記と勲章を受け取った。同組合によると、嗣夫さんは1975年9月に入団し、部長や分団長など
伝統的なアイヌ文様をあしらった刺しゅう作品の展示が7日まで、白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)の事業拠点ノシキ(白老町大町)で開かれている。会場には、町内で活動するアイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」(岡田育子代表)と「チシポの会」(石井シゲ代表)の2団体の会員が手掛けたタペストリー15点とエ
アイヌ民族の生活文化継承に取り組む一般社団法人アイヌ力(ぢから)は8日午後1時から、アイヌ文化に造詣が深い学識経験者、岡田路明氏の講演会「アイヌ文化伝承者の思いを未来へ」を白老町東町のシマフクロウの家で開く。 岡田氏は1950年札幌市生まれ。札幌商科大学(現札幌学院大学)卒業後、財団法人アイヌ
白老町在住の日本舞踊音羽流師範の音羽嘉一郎さん(45)と同名取の音羽釉千佳(ゆうちか)さん(44)は3月、大人と子どもをそれぞれ対象として、日本舞踊教室を町中央公民館で開く。 嘉一郎さんは大人向け教室の講師を務める。音羽流家元3世の長男で、日本舞踊協会関西支部主催の「浪花の会」「北星の会」など
むかわ町は3日、アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道と包括連携協定を締結した。町産業会館で締結式が行われ、竹中喜之町長と同チームの竹俣一芳社長が協定書に署名した。同チームが自治体と協定を結ぶのは、苫小牧市と安平町、厚真町、後志管内泊村に続いて5カ所目。協定項目は、▽スポーツを通じた観
厚真町議会定例会が4日開会し、宮坂尚市朗町長が2025年度施政方針演説を行った。宮坂町長は人口減少や災害リスクなどへの対応を進めるとともに「二地域居住を新たな柱として、地域資源を最大限に生かしながら新しい価値を生み出すチャレンジを続けたい」と述べた。また、厚真町版子育て応援給付金として「生後6カ月か
8日の国際女性デーに会わせ、白老町のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は2日、女性の活躍や挑戦をテーマにしたイベント「ピリカメノコ祭」を町社台の社台生活館で開催した。地域で活動する女性4人がトークセッションで、自身の経験や活動の原点について語った。町地域女性活躍推進事業の一環。田村代表(53)は
白老町は4月開始を目指す町地域公共交通計画(2025~29年度)の素案についてパブリックコメント(意見公募)を実施している。持続可能な交通網を維持・発展させるため、六つの課題に対する14施策を示している。締め切りは6日。 課題は、町民の生活移動を支える公共交通の移動利便性の向上や、観光施設を周
白老町認知症の人と家族などの会は、第4回認知症の人と家族などの集いを7日午前11時から、町東町の町総合保健福祉センターで開く。 登別市の三愛病院の精神保健福祉士、竹内亮平さんが「認知症の基礎知識・接し方・最新情報など」と題して講演する。その後、昼食を取り、家族を介護中の人や介護経験者で質疑応答
申し込み用QRコード無料学習プログラムの説明を聴く参加者 安平町は、自宅などでIT技術を初歩から学べる無料学習プログラム(短期プログラム)を4月から開始する。町スマートワーク産業育成事業の一環で、デジタルワークに必要な知識や技術をオンラインで提供する。受講者を募集しており、定員は15人。 最大約4カ
白老町の虎杖浜竹浦観光連合会(蒲原亮平会長)は1日、加盟6事業所自慢の飲食物や土産品を提供する「湯ったりマルシェ」を虎杖浜温泉ホテルで初開催した。同ホテルは入浴とガラポン抽選を楽しめる「温泉棟新築1周年記念イベント」を開き、多くの町民でにぎわった。同ホテルをメイン会場にして昨夏開かれた日本源泉かけ
白老東高校(大木康弘校長)で1日、卒業式が行われ、厳かな空気に包まれた中、第36期卒業生37人が卒業証書を受け取った。卒業生は新たな世界に胸を膨らませ、3年間過ごした学びやに別れを告げた。大木校長は、同校での探究学習などに触れ「さまざまな経験が皆さんの頭を鍛え、成長させてきた。今後もそれぞれ人生の