スーパーくまがい 半世紀の歴史に幕 26日から「ラッキーマート」に 白老
- 2024年8月17日
白老町の熊谷商店(熊谷威二会長)が運営する町本町の「スーパーくまがい」が16日正午、創業から49年11カ月の歴史に幕を下ろした。閉店時のセレモニーで、熊谷会長は常連客や従業員約60人を前に深々と頭を下げ、長年の利用と従業員の働きに感謝した。店舗は同日、道内で複数のスーパーマーケットを展開する北雄ラ
白老町の熊谷商店(熊谷威二会長)が運営する町本町の「スーパーくまがい」が16日正午、創業から49年11カ月の歴史に幕を下ろした。閉店時のセレモニーで、熊谷会長は常連客や従業員約60人を前に深々と頭を下げ、長年の利用と従業員の働きに感謝した。店舗は同日、道内で複数のスーパーマーケットを展開する北雄ラ
むかわ町福住の合同会社GCs(ゲーシーズ)は18日まで、道の駅むかわ四季の館にある屋外の芝スペースで「夏のイベント」を行っている。初めての取り組みで、ビニールプールを2台設置し、有料で子どもが遊べるようにした。幼児や小学生が水遊びで涼んでいる。 午前10時~午後3時45分の時間帯に5クール
白老町大町の書店、またたび文庫は、テーマに沿った本を読み、著者と懇談する「読書と対話の会」を24日午後3時から店内で開く。 3回目。今回は奈良県東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営するキュレーター(専門管理職)青木海青子(みあこ)さんの著書「不完全な司書」を読む。読後は青木さん本人
住民基本台帳に基づく白老町の7月末人口は1万5222人で、前月比で8人減った。男性は7237人で2人減、女性は7985人で6人減。前年同月の1万5531人に比べ、309人減った。 自然動態は出生3人に対し、死亡31人で28人減。社会動態は転入51人に対し、転出32人で19人増えた。その他の
白老町教育委員会は、今年度末で廃部になる白老中学校吹奏楽部を地域移行する実証事業を8月から進めている。白老吹奏楽団団長の竹下和男さん(73)らが週3日、各日午後5時から2時間、町中央公民館で指導しており、部員たちに好評だ。 町教委は同部の地域移行に向けて昨年4月、竹下さんに実証事業への協力
白老町と町教育委員会は、町制施行70周年記念事業の一環で、町民が町発祥のスポーツ「ゲーリング」など6種目を体験できる軽スポーツ祭り「チャレスポ!SHIRAOI(しらおい)」を9月1日午前10時から、町中央公民館と町総合体育館で初めて開く。誰にでもできる種目の軽スポーツを、幅広い世代の町民が一緒に楽
日本貨物鉄道北海道支社(札幌市)は24日午前9時から午後3時まで、安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで「JR貨物グループ貨物鉄道フェスティバル」を開く。貨物コンテナの実物展示などを行う。 鉄道物流の公益性を多くの人に知ってもらうことが目的。同道の駅では3回目。 屋内
白老町は25日午後7時から、名古屋外国語大学世界共生学部の地田徹朗准教授を講師に招き、講演会「私たちと隣国ロシア~その歴史と国政」を町中央公民館で開催する。江戸幕末期の仙台藩が白老に北方警備の拠点を形成するきっかけとなったのはロシアの存在。仙台藩白老元陣屋資料館の武永真館長は「道民にとって最も近く
白老町は31日、津波を想定した避難や避難所設営を盛り込んだ総合防災訓練を実施する。 全町一斉津波避難訓練は午前9時開始。防災行政無線で大津波警報を放送し、住民は町内各地区の津波指定緊急避難場所へ避難する。消防団員やしらおい防災マスター会の会員らが津波浸水区域の境界付近で避難誘導し、終了後は
浦河町主催の2024年度戦没者追悼式がこのほど、町基幹集落センター堺町会館で行われ、遺族と来賓ら13人が参列し、戦没者を追悼するとともに、恒久平和の誓いを新たにした。 先の大戦による浦河町内の戦没者、戦災死没者などの戦争犠牲者は263人。現在、町の遺族者数は51人となっている。戦後79年を
むかわ町穂別博物館所蔵のヒゲクジラ化石について研究していた同館、札幌市博物館活動センター、山形大学は、同化石がヒゲクジラの中で絶滅したグループに含まれるイサナケタスに近いが、同種ではなかったことを発表した。中期中新世(1500万~1150万年前)より古い時代から、イサナケタスの仲間で未知の種が北海
白老町に本部を置く一般社団法人世代間交流文化推進協議会(田端太一理事長)は9月1、3、8の3日間、白老パークゴルフクラブ(町石山)で、町民の健康づくりを応援する交流イベントを展開する。 1、8日は午前8時半から午後5時までの営業時間中、参加費1人1000円で好きなだけ利用できる。カレーライ
海岸や広場など屋外の敷地にキャンプ用椅子を置いてくつろぐレジャー「チェアリング」が25日午後2時から、白老町虎杖浜の温泉宿「たらこ湯」の庭で開かれる。 町社台のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)主催。 昨年はヨコスト海岸などで実施し、参加者は読書や散歩をして時間を過ごした。今年は
登別市登別本町の「知里幸恵 銀のしずく記念館」を運営するNPO法人知里森舎(松本徹理事長)は9月22日午後1時半から登別市民会館で開く「知里幸恵フォーラム」の参加者を募集している。 白老町伝統文化継承者の大須賀るえ子さん(84)が講話を行う。長年続けてきたアイヌ民族の口承文芸伝承者金成マツ
安平町や全国の地方で事業を展開するまちづくり会社「Founding Base(ファウンディングベース)」は21、22両日、町早来大町の早来学園をメイン会場に開く「あびら教育フォーラム」の参加者を募集している。講演や首長座談会、公開討論会などを実施する。「日本一の公教育」を目指す同町の取り組みを通じ
旧鵡川町(現むかわ町)で2004年3月に閉校した旧春日小学校の児童と教職員約20人が13日、同校跡地にある春日生活館に集まり、閉校前に埋めたタイムカプセルを21年ぶりに掘り起こした。通学していたかつての児童9人は、20年後の自分に向けて書いた手紙や宝物、アルバムなどを手に取り、笑顔で当時を懐かしん
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで、町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「エミナの会」(菅野節子代表)の作品展が9月10日まで開かれている。期間中は、同会指導によるアイヌ文様刺しゅう体験会も予定している。 同会は2016年に結成。アイヌ語で「笑う」を意味する「エミナ」を会の名称とした
厚真町教育委員会は12日、町軽舞の軽舞遺跡調査整理事務所で、夏の特別開放事業を実施した。町内外から11人が訪れ、夜のバックヤードツアーや石臼で大豆をひく体験を楽しんだ。 通常の開館時間に来館できない人のため、特別企画として夜間も一般開放する取り組み。今年で3年目。 午後7時ごろに全
厚真町商工会は13日、厚南会館駐車場でイベント「夏だ!お盆だ!盆踊りだ!」を開いた。幅広い年代の町民が会場に集まり、太鼓の音に合わせて北海盆唄を踊ったほか、出店で購入したビールやフライドポテトなどを食べながら歓談し、お盆の雰囲気を楽しんだ。 イベントは、子ども盆踊りと盆踊りの2部構成で行わ
白老町社台のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は25日午後6時から、町中央公民館2階で、外国人向け日本語講座「ゼロから始める日本語クラブ」を開講する。 町在住の外国人を支援する活動「スマイル・コネクト・白老(SCS)」の一環。 参加者から会話や傾聴、読み書きなど学びたいことを聞き
認知症をテーマとした記録映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~」の上映会が24日午後1時半から、白老町中央公民館で開かれる。入場無料で、希望者は直接会場へ。 町社会福祉協議会、町認知症の人と家族などの会、ヘルム3・9が主催し、町ケアマネージャー連絡協議会が主管する。
白老町大町のクラフトビール(酒税法上は発泡酒)醸造所「THE OLD GREY BREWERY(ジ・オールドグレイ・ブリュワリー)」が本格的に醸造を進めている。早ければ10月中にも直営店を開きたい考えで、ブリュワリーの運営に関わる元町地域おこし協力隊隊員の菊地辰徳さん(48)は「まちの皆さんに愛さ
厚真町教育委員会は、町青少年センター2階で「世界の昆虫展」を開いている。町が所蔵する1万点以上の昆虫標本を多くの町民に見てもらおうと企画した。入場無料、25日まで。 ノコギリタテヅノカブトムシ(コロンビア)やオオルリアゲハ(北オーストラリア)など世界各地の昆虫が見られる。約50ケースを搬入
幕末期に白老で命を落とした仙台藩士やその家族を祭る白老町緑町の藩士墓地で10日、地域住民らによる供養祭が行われた。1913(大正2)年から執り行われ、今年で111回目。関係者ら12人が遠く北の地で散った人々に鎮魂の祈りをささげた。 地域住民有志らでつくる同祭典実行委員会(委員長・緑町3区町
白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館の敷地内で10日、「陣屋の日イベント2024」(同実行委主催)が行われ、家族連れら約150人でにぎわった。1969年から93年までの四半世紀、町内で歌い踊り継がれた「どさんこ音頭」も復活し、参加者は和気あいあいと踊りを楽しんでいた。 地域住民有志やボラン
日本と中国、韓国の各国籍を持つ女性音楽家3人でつくる「トリオにちゅかん」のアンサンブル・コンサートが30日午後6時半から、白老町では初めて、町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれる。 トリオのメンバーは日本のバイオリン奏者、佐々木真実さん(39)、中国のフルート奏者、田呈媛(テン・ディエン
安平町は、追分高校の生徒の発案で9月4日午前10時から、町早来瑞穂の高林農園で実施する「ハーベストフェスティバル 町発展計画」の参加者を募集している。同農園でトウモロコシの収穫を体験する。対象は町外在住者で、定員は10組程度(先着順)。料金は5本1000円または10本2000円。 同校の3
むかわ町を流れる鵡川を生かしたにぎわい創出を目指し、同町まちづくり委員会が作成した「むかわ町かわまちづくり計画」が、国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に登録された。計画にはカヌーなど水上アクティビティーの利便性向上のための河川・周辺施設整備や干潟への散策路整備などが盛り込まれており、登録された
7月31日に横浜みなとみらいホール(横浜市)で開かれた第57回カワイ音楽コンクール全国大会で、ピアノ連弾部門に出場した白老中3年の本谷心さん(14)=町東町=と苫小牧東高2年の前田想さん(16)=町緑丘=のペアが金賞を獲得した。大賞に次ぐ快挙で、ペアを組んでから通算7年の練習が実った。 地
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は10日、第20回白老アイヌ碑先祖供養祭を町高砂町2の白老アイヌ民族記念広場で開いた。大塩英男町長や民族共生象徴空間(ウポポイ)運営本部の村木美幸本部長、町議や協会関係者ら計約80人が出席し、厳かに先祖の霊を供養した。 先祖供養はアイヌ語で「シンヌラッパ」と