白老町議会定例会9月会議 行政報告 ウポポイ入場者6万人超
- 2020年9月10日
白老町議会定例会9月会議は9日開会した。会期は、2019年度各会計決算審査期間を含めて18日までの10日間。一般質問には10人が登壇し、行財政運営や防災、障害者支援、公共交通など多岐にわたり町の姿勢を問う。町の提出議案は、新型コロナウイルス対策事業費を計上した20年度各会計補正予算案、19年度各会
白老町議会定例会9月会議は9日開会した。会期は、2019年度各会計決算審査期間を含めて18日までの10日間。一般質問には10人が登壇し、行財政運営や防災、障害者支援、公共交通など多岐にわたり町の姿勢を問う。町の提出議案は、新型コロナウイルス対策事業費を計上した20年度各会計補正予算案、19年度各会
安平町追分地区にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」内の農産物直売所「ベジステ」で、追分高校3年生の絵手紙が展示されている。高校生が描いた色とりどりの作品が来場者の目を楽しませる。10月8日まで。 町ふるさと教育・学社融合推進事業の一環として、同校が選択で行っている生活福祉援
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)の1年生が9日、総合的な学習の一環として、町内の牧場やハスカップ農園で地場産業体験学習に臨んだ。9人の生徒が2グループに分かれて、地域を支える人や仕事に理解を深めた。 実際に職場を見学し、体験することで厚真の良さを再確認するとともに、職業人の思いに触れて働
安平町は、胆振東部地震で住宅が「一部損壊」の判定を受けた住民に対する住宅修理金の助成申請期限を、来年3月31日まで再延長した。 町は当初の締め切りを延長して今月末としていたが、問い合わせやまだ修理に取り掛かっていない世帯が多いことから再度、延長する措置を執る。助成の対象は、基礎や外壁、内装
東京を拠点に国内外で活動する劇作家・演出家の羊屋白玉さんが11日から3日間、白老町の森で「牛をめぐる冒険」と題したアートプログラムを展開する。飛生芸術祭2020(飛生アートコミュニティー主催)の関連イベントで、札幌市在住の美術家深澤孝史さんとタッグを組み、白老牛のルーツを追い掛けた過程の映像作品を
安平町追分地区で高齢者支援などを目的に活動を展開している地域サロン「あん」(佐々木信子代表)が利用者に好評だ。2018年9月の胆振東部地震があった翌月からスタートし、間もなく2年を迎える。震災や新型コロナウイルスの感染拡大の影響による活動制限などで、疲弊する地域住民の心のケアや癒やしを与える役割を
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は7日、白老町のウヨロ川河口で新しいサケを迎える儀礼「ペッカムイノミ」を行った。 ペッカムイノミは、サケの遡上(そじょう)時期に漁の安全と豊漁を祈願する伝統の営み。明治以降の同化政策で長く途絶えたが、1982年に札幌市でアシリチェプノミ(初サケの祈り)が10
白老町大町3のギャラリー白昼夢(村上隆幸代表)で12日から22日まで、「白老町書道愛好家展」が開かれる。 アマチュア芸術実行委員会が主催。書道を愛好する町民11人が制作した計24点を展示する。期間中の開催時間は午前11時から午後5時で、入場無料。 問い合わせはギャラリー白昼夢の村上
白老町は今月から、町内会活動をサポートする地域支援員の「出張支援窓口」を町内3カ所の公民館やコミセンに開設し、相談に応じる事業を行う。8日は虎杖浜公民館に窓口を設け、地域支援員が町内会役員の相談に応じた。 地域支援員は、町内会や住民団体の運営や活動について助言したり、組織の規約や会員台帳の
天然きのこ鍋などの名物料理で町内外に多くのファンを持つ白老町大町の「ファミリー居酒屋・河庄」店主河崎光典さん(77)が10月、同店の経営から退く。白老で半世紀近く飲食業を営んできたが、「年齢や体力を考えた上での結論」と引退を決めた。同店の経営は町内在住の三国豊さん(35)、志の生さん(35)夫妻に
白老町竹浦の旧飛生小学校と周辺の森を主会場にした「飛生芸術祭2020・僕らは同じ夢をみる―」(飛生アートコミュニティー主催)が7日、開幕した。森とアートを融合させた「飛生の森」の展覧会、牛をテーマにした木版画展といったプログラムを13日まで展開する。11日からは町内各所で関連イベントを予定している
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)は7日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期になっていたスポーツフェスティバル(運動会)を開催した。生徒たちがグラウンドを力強く駆け、思い出の一ページを刻んだ。例年は5月下旬だが、コロナ対策で臨時休校となっていたことから、この日に改めて実施した。
厚南中学校は運動会に合わせて、全校生徒の写真をモチーフにしたモザイクアートを制作した。B5判252枚をつなぎ合わせた縦約3.5メートル、横約4.8メートルの大作を完成させた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となった学校祭に代わる取り組みとして生徒会が考案。ドローンで上空から撮
稲津久厚生労働副大臣=公明、北海道10区=は7日、2年前の胆振東部地震で被害の大きかった厚真町を訪れ、町内表町のプレハブ応急仮設住宅などを視察した。 町は町社会福祉協議会などと連携し、生活支援相談員による戸別訪問、相談などを展開。生活再建や孤立防止に努め、町民からは「次の住まいが決まって、
厚真町で最大震度7を観測するなど道内全域を襲った胆振東部地震から、6日で2年がたった。被害が大きかった厚真、安平、むかわの3町ではインフラの整備が着実に進み、少しずつだが復興に向けた歩みが始まっている。その一方で、仮設住宅入居期限が早い世帯で10月末に迫っており、3町共通して最優先事項にしている住
2018年9月に発生した胆振東部地震から2年を迎えた6日、大きな被害を受けた厚真町には、犠牲者を悼み多くの人が町内外から訪れた。亡くなった人との思い出と復旧復興へ向けた思いを胸に、それぞれが静かに手を合わせた。 町総合福祉センターを訪れた町内ハスカップ農家の山口善紀さん(49)は、吉野地区
厚真町在住者を中心に結成し、胆振東部地震で倒れた木の丸太や倒壊家屋の解体材を再利用して製品化を目指す「ATSUMA96%PROJECT」のキックオフイベントが6日、行われた。インターネット上のビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用し、全国からスタッフを含む約100人が参加。町に森とデザイン
白老町主催のアイヌ手工芸担い手育成講座が5日、町総合保健福祉センターを会場に始まった。民族共生象徴空間(ウポポイ)見学で来町した観光客向けの商品作りなど、白老観光を支える人材育成の事業。50人の受講者は10月10日まで全4回の講習を経て、アイヌ文様の刺しゅう技術などを身に付ける。 町が国の
安平町の追分中学校(中村浩士校長)は4日、大きな地震を想定した全校避難訓練を行った。2018年9月6日に発生した胆振東部地震を教訓に、防災教育の充実と意識を高める「胆振防災教育デー」(9月6日)にちなんだ取り組み。参加した生徒が非常時に備えた対応などをシミュレーションした。 訓練は、2年前
厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)は4日、胆振東部地震発生から2年を迎える6日を前に防災学習を行った。専門家を講師に迎え、避難所運営や防災マップについて学んだほか、地震を想定した避難訓練などを通して災害への意識を高めた。 各学年ごとに分かれて実施した。このうち4年生は「災害に対してどんな
環境省が「日本の重要湿地」に選定している白老町のヨコスト湿原の海岸で、漂着した流木などを燃やし、たき火をする行為が目立つようになった。法律上、海岸でのたき火は規制されていないものの、浜の背後の植生に燃え広がれば、重要湿地の生態系に大きなダメージをもたらす恐れもある。火災予防や湿原保全の観点から町は
道有林内に所在する様似山道(様似町)と猿留山道(えりも町)の魅力発信のため、日高振興局森林室主催の「様似山道・猿留山道PRパネル展」が浦河町の日高合同庁舎1階道民ホールで開かれている。17日まで。 様似山道と猿留山道は、江戸時代の1799年に幕府が北方警備のために開削した道内最古の官製道路
新型コロナウイルス対策に役立ててほしいと、白老町赤十字奉仕団は4日、町社会福祉協議会に手作りと既製品のマスク200枚を寄贈した。 同奉仕団は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「地域福祉のために何かできないか」と考え、町社協にマスクを贈ることを発案。奉仕団のメンバーに呼び掛け、大人用と
むかわ町は、2年前の胆振東部地震で自宅を失い、道が設置した町内大原の応急仮設住宅に入居する被災者の引っ越しなどに要する期間の猶予として、10月末となっている入居期限を1カ月延長する方向で調整していることが分かった。竹中喜之町長が3日、札幌市の北海道庁を訪れ、道の関係者から理解を得たことを明らかにし
白老町日の出町4の山本信雄さん(86)が、趣味で続けてきた短歌を収録した歌集「運否天賦」を自費出版した。地域の自然や日常の暮らしなどを題材にした700点余りを載せた。山本さんは「短歌の創作は生きがい。これからもどんどん生み出していきたい」と張り切っている。 山本さんは白老の郵便局を退職後、
むかわ町出身の洋画家、故加藤一彩さんがアイヌ民族を題材に描いた絵画の展示会が12、13の両日、同町道の駅「四季の館」で開かれる。 同町出身の加藤さんは、北大第二師範学校(現道教育大函館校)を卒業後、鵡川高校をはじめ、道内で教員を務める傍ら、国内外の美術展などに出品。独自の芸術世界を描いた作
安平町は1日、「防災の日」に合わせて防災訓練を実施した。町職員が非常時の連絡体制を確認し、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所設営などについて実践した。 午前中は、庁舎内での情報伝達訓練として大雨を想定し、関係機関、自主防災組織への連絡など一連の流れを演習した。その後、遠浅公民館で
白老港で10月13日に予定されていた大型客船「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン、乗客定員620人)の寄港が中止となった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためで、船を運航する日本クルーズ客船(大阪市)から8月下旬、白老町に連絡が入ったという。 日本クルーズ客船は、10月9日に神戸
新冠町の新冠小学校(五十嵐重信校長)でこのほど、5年生14人が町内の判官館キャンプ場でツリークライミングを体験した。 コロナ禍で密を避けるため、5年生28人をツリークライミング14人とパークゴルフ14人に分けて、それぞれ1時間半ずつ交代で行った。 ツリークライミングは、複数の木の枝
2018年9月に発生した胆振東部地震から2年を前に、むかわ町の鵡川中学校(広田智人校長)は1、2の両日、防災学習を行った。2011年3月の東日本大震災による津波経験者の講話をオンラインで聴いたほか、関係機関と連携した全校避難訓練を行い、日頃の備えについて再確認した。 胆振東部地震を