町内の川でサケ遡上 命をつなぐドラマ始まる 白老
- 2021年9月13日
白老町内の川でサケの遡上(そじょう)が始まった。産卵のため、必死に川をさかのぼり、命をつなぐドラマを繰り広げている。 外洋を回遊して大きく育ち、生まれ故郷の川へ戻って卵を産む。そうした”母川回帰”が町内を流れる川でも見られるようになった。 水の強い流れに逆らい、力を振り絞って上流を
白老町内の川でサケの遡上(そじょう)が始まった。産卵のため、必死に川をさかのぼり、命をつなぐドラマを繰り広げている。 外洋を回遊して大きく育ち、生まれ故郷の川へ戻って卵を産む。そうした”母川回帰”が町内を流れる川でも見られるようになった。 水の強い流れに逆らい、力を振り絞って上流を
白老町は、駅北観光インフォメーションセンター付近で25日に予定していた「ポロトミンタラ音楽祭」を10月16日に延期する。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ措置。 音楽祭は、町が7月から毎月開催を企画した「しらおいポロトミンタラフェスティバル2021」の一環。食と音楽のイベントとして準備を進め
12日午後1時40分ごろ、安平町早来地区や苫小牧市美沢の一部地域で2時間以上にわたって停電が発生した。北海道電力は設備の故障が原因とみて調べている。 北電によると、停電が発生したのは町内の安平、遠浅、早来北町、早来栄町、早来新栄、早来富岡と苫小牧市美沢で最大約430世帯に影響。同3時56分
白老町は、新型コロナウイルス感染拡大による地元事業者への影響を探るアンケートの結果をまとめた。8月下旬から9月初旬にかけて実施した最新の調査で、回答した事業者の8割が売り上げ減少など影響を受けたと回答。さらに6割以上が今後も減少すると見通し、経営の先行き不安が広がっている実態を示した。 町
白老町でコーヒー豆や地場産水産加工品の開発、販売を手掛ける商社、ブルーサーモンは13日、アイヌ文様をモチーフにしたオリジナルマスキングテープの販売を始める。食品を扱ってきた同社が雑貨を扱うのは初めて。商品開発に関わった同社の貮又南さん(33)は「伝統的な枠にとらわれることなく自由で楽しくアイヌ文化
鵡川漁業協同組合が、むかわ町汐見の同漁協本所敷地内に新たに整備した直売所「いちうろこ」が、10日にオープンした。ホッキやホタテ、秋サケ、マツカワなどが店頭に並び、取れたての旬の海の幸を買い求める客が町内外から大勢訪れ、にぎわいを見せた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で魚介類の価格が落ち
新型コロナウイルスのワクチン接種コールセンター業務を担う日本郵政グループ企業が、発注元の道内36自治体に対し相談電話への対応件数を水増しして報告していた問題で、白老町にも同様に虚偽報告を行っていたことが分かった。実際の約1・4倍に数字を改ざんしていた。 この企業はJPツーウェイコンタクト(
白老町議会定例会9月会議は10日、本会議で一般質問を続行した。大渕紀夫氏(共産)が登壇し、介護保険制度の課題などについて町の考えをただした。 白老町の介護保険料について戸田安彦町長は「基準月額は6004円で、全国平均の6014円より低いものの、全道平均の5693円よりは高い水準」と説明し、
安平町は16日、町外向けに「教育のまち」をアピールするオンライン移住ツアーの参加者を募集している。国内から注目される最先端幼児教育を行う幼保連携型認定こども園「はやきた子ども園」の話などを通じ、教育を中心とした町内での暮らしをイメージしてもらう。 オンラインツアーは午前9時30分開始。担当
《中止》 【9月】 23日 ▽東胆振フェスタin道の駅あびらD51ステーション(安平町・道の駅)
アイヌ民族文化財団(札幌市)は10日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言期間の延長を受け、管理運営する白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の臨時休業を30日まで継続すると発表した。
厚真町が新型コロナウイルスワクチン接種のコールセンター業務を委託していた日本郵政グループの「JPツーウェイコンタクト」(本社大阪市)が、町民からの相談件数を応答率が高くなるように改ざんしていたことが分かった。町が9日に開かれた町議会全員協議会で明かした。 町によると、町内では4月26日~6
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)は9日、大地震を想定した全校避難訓練に合わせて、3年生が修学旅行で岩手県陸前高田市の東日本大震災津波伝承館を訪れて学んだ教訓を伝える集会を開いた。現地で聞いた被災者の声や2018年9月の胆振東部地震の経験を踏まえ、「同じことが起きた時は一人ひとりが支え合ってほしい
震度7の揺れが襲い、大規模な土砂崩れをもたらした胆振東部地震から6日で3年たった。甚大な被害を受けた厚真町で、地元の有志6人が地震で倒れた木や被災した家屋のがれきを木工製品として再生させた。「震災を忘れない」との思いを込めた製品を通じ、林業発展への挑戦が始まる。 地震では、町内の森林約32
白老町議会定例会9月会議は9日、本会議で一般質問を続行した。貮又聖規氏(みらい)、広地紀彰氏(いぶき)、西田祐子氏(きずな)が登壇し、新型コロナウイルス対策や防災などについて町の考えをただした。 貮又氏は、町が財政健全化に向けて2009年度に導入した固定資産税の超過課税について「(財政健全
むかわ町の穂別高校(小野達彦校長)は、胆振東部地震から3年を迎えた6日、大きな被害をもたらした地震を、科学的に捉え直して振り返る授業を行った。 3年生で学習する「地学基礎」の授業の一環で行い、「地震」の小単元が終わったところで胆振東部地震に焦点を当てた内容を取り上げた。教科書にあ
厚真町議会定例会は9日、本会議を続開し、新町地区にある旧厚幌ダム事務所やその周辺にテレワークやワーケーションといった新しい働き方を実践できるサテライトオフィス、関連施設を整備するため、1億3500万円を計上した2021年度一般会計補正予算案など議案2件を原案通り可決し、同日閉会した。 この
白老町の「萩の里自然公園」で、エゾシカによる自生植物への食害が続いている。国の絶滅危惧種に指定されている草花の被害も新たに確認された。多様な動植物が生息し、重要な里地里山として環境省に選定されている貴重な自然環境の危機を受け、関係者は保全対策の必要性を訴える。 同町萩野・石山地区に広がる萩
鵡川漁業協同組合は10日、むかわ町汐見の同漁協本所敷地内に直売所「いちうろこ」をオープンする。その日に水揚げした新鮮な魚介類を浜値に近い価格で販売。同漁協は「地元や近隣の人に取れたての魚を安く提供するだけではなく、オンラインで全国の人に同じものを販売できるようにしたい」と新たな消費者獲得にも力を入
鵡川漁業協同組合厚真支所ホッキ部会(西舘純之部会長)は6日、水揚げしたホッキ貝約50キロを厚真町の学校給食センターに贈った。浜厚真の漁港近くにある支所の前で寄贈セレモニーを行い、遠藤秀明教育長に手渡した。 地元の子どもたちに旬の味覚を味わってもらおうと、毎年善意を寄せている。ホッキ貝は10
白老町議会定例会9月会議は8日、本会議で一般質問を続行した。佐藤雄大氏(みらい)、氏家裕治氏(公明)、森哲也氏(共産)が登壇し、漁業や福祉などをめぐって町の姿勢をただした。 佐藤氏は漁具被害をもたらすサメについて取り上げ、捕獲したサメの有効活用を図るべきと指摘。戸田安彦町長は「今年度から胆
厚真町は8日に開会した町議会定例会で、北海道が7月に公表した太平洋沿岸の「津波浸水想定」で浸水域などが拡大したことを踏まえ、既存のハザードマップ(被害予測図)を今年度中に大幅に改訂する方向で進めていることを明かした。 伊藤富志夫氏の一般質問に、宮坂尚市朗町長が答弁した。道は日本海溝(三陸・
厚真町は、8日に開会した町議会定例会で新型コロナウイルスワクチン接種状況について、対象者の約8割の町民が2回の接種を終えたことを行政報告した。 町によると、2日時点で65歳以上の対象者1741人のうち、1626人(接種率93・4%)が1回目の接種を終え、1597人(同91・7%)が2回目を
厚真中学校(阿部隆之校長)の3年生がふるさと教育の一環で、町内の農家や店舗と特産品を合わせて紹介する動画を作成した。インターネット交流サイト「Facebook(フェイスブック)」内で公開しており、同校では町のPRをはじめ、商品のインターネット販売やふるさと納税の後押しにつながることを期待している。
白老町議会定例会9月会議は7日開会した。会期は17日までの11日間。町の提出議案は、2021年度一般会計補正予算など議案8件、20年度各会計決算認定など認定4件、決算関連などの報告6件の計18件。一般質問は10日にかけて10人が登壇する。 7日の一般質問には久保一美氏(いぶき)、長谷川かお
白老町の戸田安彦町長は、7日の町議会定例会9月会議一般質問で、認知症などで判断能力の不十分な人をサポートする成年後見センターについて「(2023年11月までの)町長任期中に設置したい」と述べ、開設に意欲を示した。長谷川かおり氏(公明)の質問に答えた。 成年後見は、認知症や知的障害、精神障害
厚真町内の上厚真小学校(圓山芳史校長)の5年生と厚南中学校(石田憲一校長)の3年生は7日、連携した取り組みの一環として英会話で交流する授業をオンラインで行い、年代の垣根を越えて会話を弾ませた。 学校、年齢が異なる人と「話す」「聞く」を通じてコミュニケーション能力を高めることなどを目的に開催
国内外で活動する劇作家・演出家の羊屋白玉さんを中心としたアーティストによる展示プログラム「シラオイタウンページ コンピレーション」が白老町大町のカフェ・宿泊施設ハクホステルで開かれている。 町内の飛生アートコミュニティーによる「飛生芸術祭」プログラムとして4日から開催。羊屋さんと仲間のアー
公約を述べ髙村氏(右)。左が夫の伸一さん 任期満了に伴う21日告示、26日投開票の様似町長選に立候補を表明した前町議の新人、髙村洋子氏(69)=無所属=の勝手連事務所開きが7日、町内大通1で行われ、関係者が必勝を祈願した。勝手連の山形勝利代表ら役員とスタッフ、今期限りで引退を表明している坂
胆振東部地震から3年となった6日、被災地にある厚真町の上厚真小学校(圓山芳史校長)では全校児童を対象に防災学習を、むかわ町の鵡川中学校(広田智人校長)では全校生徒に防災オンライン講話を行った。子どもたちは学習を通じ、大きな災害を生む自然の力と防災の大切さを再認識した。 上厚真小は地震を想定