減少に歯止めかからず 21年末の人口1万6050人 少子化や若い世代の流出で 白老
- 2022年1月17日
白老町の2021年末の人口は1万6050人となり、年末時点の人口が30年以上にわたり減少を続けている。少子化や若い世代の流出などを背景に人口減に歯止めがかからず、12年以降の10年間に限って見ても3000人以上も少なくなった。年内には1万6000人を割る見通しで、人口減に対応した持続可能なまちづく
白老町の2021年末の人口は1万6050人となり、年末時点の人口が30年以上にわたり減少を続けている。少子化や若い世代の流出などを背景に人口減に歯止めがかからず、12年以降の10年間に限って見ても3000人以上も少なくなった。年内には1万6000人を割る見通しで、人口減に対応した持続可能なまちづく
厚真町出身のシンガー・ソングライター、小寺聖夏さんによる凱旋(がいせん)コンサート「2022新たなスタート」が15日、町総合福祉センターで開かれた。自身のオリジナル曲など、アンコールを含め8曲を歌い上げた。成長した姿を披露し、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている町民に元気と希望を届けた。
とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域=本所厚真町)がむかわ町穂別地区で運営する「Aコープ穂別店」が15日に閉店し、約60年の歴史に幕を下ろした。これで生鮮商品を扱う同地区の店は3店舗となる。 同店は1960年ごろ、旧穂別町の大型スーパーとして開業し、地域住民の生活インフラの一つと
白老町総合体育館でこのほど、町内の子どもたちを対象にした「ヒップホップ・ジャズダンス特別教室」が開かれた。 特別教室は、冬休みの子どもたちに体を動かす機会を提供しようと、地元のスポーツクラブ「Genキングしらおいクラブ」が企画。幼児や小学生ら18人が参加し、同クラブの常設ダンス教室で指導に
厚真町は16日、まちづくり推進課の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。現在濃厚接触者の特定を急いでいる。 町によると、15日夜に職員の感染を確認。町民との直接接触はなかった。 庁舎の消毒作業は16日までに終えたが、同課職員のPCR検査の結果が出るまで同課の業務を停止す
浦河町教育委員会主催の2021年度子ども文化スポーツ講座・冬休み子ども文化スポーツ講座「『福寅』づくり」が15日、町総合文化会館で開かれ、町内の小学生9人が個性あふれるトラのオブジェを完成させた。 講座では、同町姉茶在住の臨床美術士、田中郁子さんを講師に迎え、臨床美術プログラム「寅に願いを
安平町が胆振東部地震からの「復興のシンボル」として掲げる早来中学校と、老朽化した早来小学校を一体化した新たな校舎の建設が10月の完成を目指して、急ピッチで進んでいる。町教育委員会は今年度中に全体工事の3割強程度の完了を見込んでおり、現時点での進捗(しんちょく)状況はおおむね順調。2023年度に誕生
アイヌ民族文化財団(札幌市)と札幌大学(同)は13日、アイヌ文化の振興に向けた連携協定を締結した。同財団が管理運営する白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)に札幌大の学生を研修で受け入れるなどして、アイヌ文化の担い手育成に取り組む。 協定には担い手育成のほか、アイヌ民族や海外先住民族に関する
白老町役場の1階ホールに「広報『元気』 表紙で振り返る2021年」と題した写真展示コーナーが設けられ、来庁者の目を引いている。 コーナーの設置は、広報編集室と町企画財政課による初企画。昨年1月から12月までの広報「元気」の表紙を飾った写真を紹介している。 1月号は民族共生象徴空間(
安平町追分豊栄の安平山スキー場は、雪不足により見合わせていたナイター営業を13日に開始した。 同スキー場は、今月7日にオープン。雪不足のため、ナイター営業は中止していたが、11日夜からのまとまった雪でコースのコンディションが整った。同スキー場では昨季、深刻な雪不足によりナイター営業ができな
日高信用金庫(本店浦河、大沼孝司理事長)は11日、町内の小学3~6年生を対象に同本店営業部で「ひだかしんきん金融学校」を開いた。 同信金の100周年記念事業の一環。業務の体験を通じ、信金の役割を理解してもらおうと初めて開き、浦河、堺町、荻伏、浦河東部の4小学校から児童計23人と保護者3人が
日高管内唯一の本格的スキー場「日高国際スキー場」(町内富岡)で、親子連れのスキーヤーらが白銀のゲレンデでシュプールを描き、久しぶりの雪の感触を楽しんでいる。 同スキー場は、天然の雪が少ないため、例年11月下旬から人工降雪機を使って準備をしている。 同降雪機は氷点下4度ほどにならない
総合リゾート運営会社の星野リゾート(本社長野県軽井沢町)は14日、白老町のポロト湖畔で高級温泉旅館「星野リゾート 界(かい)ポロト」を開業した。民族共生象徴空間(ウポポイ)に隣接する施設は、ポロト湖や樽前山が見渡せる42室を備え、アイヌ文化を体感できるこだわりのサービスを提供する。「界」は全国で展
むかわ町議会は13日、臨時会を開き、18歳以下への10万円相当の給付について、親の年収が960万円以上の世帯にも支給する700万円を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。 町は70人ほどを見ており、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と町の財政調整基金繰
白老観光協会は、14日にポロト湖畔でオープンした「界ポロト」の日帰り温泉を格安で利用できる町民限定カードの発行を始めた。 日帰り温泉が利用できる浴場は、ホテルの内風呂「○湯(まるのゆ)」。一般料金は大人(中学生以上)1500円、子ども(小学生)700円だが、町と星野リゾートのパートナーシッ
白老町商工会(熊谷威二会長)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ地域経済の回復に向けて、会員店舗が参加したスタンプラリーを開始した。2月10日まで行う。 8日にスタートしたスタンプラリーは、参加登録の店舗で500円以上の買い物をした人にスタンプ1個を台紙に押し、全て異なる店のス
むかわ町の竹中喜之町長は、光ケーブルネットワーク網の障害により、昨年12月28日に町内で一部の町民がテレビが見られなかったりインターネットが使えなかったりするトラブルが最大約480世帯で起きたことを、13日に開かれた町議会臨時会で行政報告した。 町によると、昨年12月28日の午後2時30分
浦河町大通2の中心街にある浦河神社(酒井俊宮司)の境内で、15日まで恒例の「どんど焼き」が行われている。町民が午前中から縁起物の正月飾りなどを持ち込んで焼き、今年1年の無事を祈っている。 「どんど焼き」では、正月飾りが燃える中でこの煙を体に浴びると、病気にかからないという言い伝えがある。同
胆振東部消防組合消防本部は13日、消防署厚真支署の職員1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。 同本部によると、職員は11日に体調不良などを訴えており、12日にPCR検査を行った結果、同日夜に陽性が判明した。 この職員は、年明け6日に勤務した後、検査の判定が出るまで1週間
厚真町が2023年度中の完成を目指す役場新庁舎の建設に向けて、役場機能と周辺エリアの在り方を町民が話し合う「厚真にぎわい会議」が、11日で全4回の日程を終えた。町は同会議で寄せられた意見、アイデアなどを盛り込みながら、役場庁舎と周辺施設の再編についての考えをまとめた「基本構想・基本計画」を3月末ま
白老町議会の「人口減少に対応する政策研究会」(大渕紀夫座長)は12日、町役場の議事堂で地元文化芸術団体との懇談会を開いた。町内で今年度、「白老文化芸術共創」と銘打ったプロジェクトを展開した白老文化観光推進実行委員会(熊谷威二会長)など3団体から活動状況を聞き取り、アート事業が移住定住や関係・交流人
白老青年会議所(白老JC、蒲原亮平理事長)は12日、白老町中央公民館大講堂で新年交礼会を開き、若い力で郷土に貢献していく決意を新たにした。 来賓を含めて関係者約100人が集まった会場で、2022年度(今年1~12月)の理事長に就任した蒲原理事長は、全国的にJCメンバーの減少が進み、地域の活
むかわ町スポーツ振興事業実行委員会主催の第39回胆振東部スピードスケート親睦記録会が10日、町内の鵡川スケートセンターで開かれた。出場した東胆振1市3町の小中学生の計26人が出場。中学2年女子1000メートルで田畑妃毬(鵡川)が1分31秒36の好タイムをマークし、同種目の大会新記録を19年ぶりに更
厚真町議会は12日、臨時会を開き、長期化する新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける住民税非課税世帯への臨時的措置として1世帯当たり10万円を支給する臨時特別給付金事業を含む2021年度一般会計補正予算案など議案2件を原案通り可決した。 町によると、給付金支給の対象は昨年12月10日時点で
白老町は8、9両日、歴史姉妹都市の仙台市で、白老をPRするイベントを開催した。戸田安彦町長をはじめ、白老民族芸能保存会や白老観光協会の関係者らが同市を訪問。アイヌ民族の伝統楽器ムックリの演奏や特産品の販売、PR動画の上映などを通じて白老観光やアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の魅力を
プロ野球・千葉ロッテマリーンズでルーキーイヤーを迎えた昨季、4勝を挙げたむかわ町出身の河村説人投手(24)が年末年始を故郷で過ごし、町や苫小牧民報社など報道陣の取材に応じた。プロの世界で1年間戦い、得られた収穫や今後の課題、2年目のシーズンへの思いを聞いた。 ―振り返って昨季に思うことは。
白老町は11日、消防出初め式を町コミュニティセンターで開き、消防団活動への協力企業や永年勤続の消防団員らを表彰した。 昨年の出初め式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止としたが、今年は規模を縮小して開催。屋外で消防職員や団員らが分列行進を披露する観覧式を取りやめ、屋内での表彰式のみとし
むかわ町は、恐竜をモチーフにしたPRキャラクターの名称を、16日まで募集している。5年ほど前から広報物に使用され、恐竜ワールド構想や町内資源の情報を発信する場で活用するなど町内ではおなじみになっていたが、実は名前がなかった。 キャラクターは「恐竜の町」をアピールしようと、当時の地域おこし協
厚真町の冬の一大スポーツイベント「あつま国際雪上3本引き大会」を主催する実行委員会は11日、再び増加傾向にある新型コロナウイルス感染者の状況を踏まえ、16日にかしわ公園野球場(町内本郷)で予定していた第15回大会を中止することを決めた。大会の中止は2年連続。 雪上3本引き大会は、1チームの
医薬品製造販売会社・三和化学研究所(本社名古屋市)は、社会情勢の変化に対応し効率的な生産体制を図るとして、むかわ町穂別栄にある北海道工場を3月末で閉鎖する。 同社によると、同工場は旧穂別町時代の1982年に稼働。高血圧症などに使用する薬の原薬を製造しているが、取引するメキシコの工場閉鎖に伴