4 NPO法人子ども総合支援ネットワーク代表理事の畠山俊彦さん、幸せな社会実現願って、子どもたちの未来のために
- 2021年10月23日
スマートフォンに子どもたちから届くメッセージ。「つらい、死にたい」という文字が並ぶ。NPO法人子ども総合支援ネットワーク代表理事の畠山俊彦さん(46)は「生きることに悩み、苦しむ子どもたちが、幸せに暮らせる社会を実現できる政党や候補者を選びたい」と語る。強い願いを込めて、一票を投じる考えだ。
スマートフォンに子どもたちから届くメッセージ。「つらい、死にたい」という文字が並ぶ。NPO法人子ども総合支援ネットワーク代表理事の畠山俊彦さん(46)は「生きることに悩み、苦しむ子どもたちが、幸せに暮らせる社会を実現できる政党や候補者を選びたい」と語る。強い願いを込めて、一票を投じる考えだ。
教員生活にピリオドを打ち、この春、厚真町で力を入れている「ふるさと教育」の推進コーディネーターとしてやってきた。「マーさん」のあだ名で子どもたちから親しまれ、地域と学校現場の”橋渡し役”として奔走する日々。「自ら体験することで『古里っていいな』『心が落ち着くな』と感じ、住ん
皆さまの家では、数珠、首飾り、ブレスレットなどを持っているのではないだろうか。そしてこれらは、よく見ると共通した特徴を持つことに気がつくことであろう。球形の玉と玉をつないでいる点だ。しかし、その部材が玉である必要はない。貝殻、石、植物の実など、どんな素材でも、つなぐことでビーズになる。 一
地域が良くなることを願うなら投票に行くべき―。苫小牧を拠点に活動する6人組バンド「フリーキック」でトランペットを担当する河岸優樹さん(42)はそう考える。新型コロナウイルス感染拡大で、バンド活動を取り巻く環境は厳しい。「自分の一票で、あしたからの生活が一変するわけではないかもしれない」としながら「
北海道には平安時代の武将・源義経にまつわる伝説が幾つも残る。その一つに義経がアイヌ民族の秘宝の巻物を盗んだため、アイヌ民族に文字が無くなったという物語がある。そのストーリーを題材にした絵柄を制作し、着物や壁に表現した。巻物を盗まれて怒るエカシ(古老)と、逃げる義経をテーマにした着物作品には、白老町
「これからの時代は、若者が社会を担う。教育を通じて希望ある若者を育てていけば、社会も良くなるのでは」―。厚真町在住の苫小牧工業高等専門学校5年生、浅野美月さん(20)はそう考え、一票を投じる予定だ。来年度から東京工業大学生命理工学院に編入する見通し。「若い人が投票すれば、若者向けの政策も増えるはず
白老町の旧社台小学校の前庭に展示された彫刻。9000年前に誕生した活火山・樽前山と、力強く生きる3人の女性の顔をモチーフにした作品だ。人と自然が持つ普遍的な美しさ、力強さを表現したという。石こうとセメントで造形し、足の部分は流木を使った。彫刻の女性は、作者・吉田みなみ氏の知人をモデルにした。制作に
「新型コロナウイルス対策という、誰にとっても身近な課題がある。コロナ禍を脱するためにも、積極的な投票が必要だと思う」―。今年3月に苫小牧市錦岡でダンススタジオ「Jameboooo(ジャメブ)」を開設したダンスインストラクターの神崎結愛さん(21)は選挙への思いをそう語る。2019年には同級生と「苫
インスタレーション(空間全体を使った芸術)という手法で、白老町の大町商店街にある貸事務所建物をまるごと作品化した。屋内にミズナラやカエデなど木々の枝を張り巡らせ、森と人の関係性を表現した。白老の森や川を実際に歩き、歴史も調べ、作品のイメージを膨らませた。 会場は白老町大町2のやまもと貸事務
永福地区と糸井のうち鉄道と国道36号に挟まれた地区から成る町内会。中野満信会長(73)は「お互いの顔が見える町内会に」と役員らと連携を図りながら防犯パトロールや通学児童の見守り活動に力を入れる。 同町内会が取り組む最も古い行事の一つが毎年8月のイモ掘り会だ。バスに乗って厚真町軽舞の農家宅に
苫小牧市山手町の山手北光総合福祉会館に9日、近くに住む2人の女性が姿を見せた。平等社会を推進するネットワーク苫小牧(中村こずえ会長)が同会館を会場に月2回の茶話会を企画し、この日が初めての開催だった。2人はボランティアスタッフと楽し気に語らいながらも、言葉の端々に介護や育児に追われる苦労をにじませ
苫小牧市弥生町にある総菜店「和味」の代表を務めています。私の家族は祖父の代からみんな料理人で、その集大成をお総菜として皆さんに食べてもらえるよう頑張っています。 7月にオープンしたばかりなので慣れないことばかりですが、お客さまのおかげでありがたい忙しさをいただいています。和味が明るい憩いの
苫小牧東中学校2年生の理科の授業。タブレット端末のAI(人工知能)型ドリル教材で、生徒は基礎から応用まで三つのレベルをそれぞれ選択し、習熟度に合った問題を解いたり、単元で学んだことを入力したりしている。櫻井秀さん(14)は「タイピングは早い方だと思う。文字をすぐに消せるし、操作していて楽しい」と笑
今年で創立30年を迎える市民交流団体「樽前山を語る会」は、父の勉さん(2016年に逝去)が郷土の象徴である樽前山(1041メートル)の美しさを将来へ語り継ごう―と1992年5月に結成。長男の博さんは父の死後、弟の智さん(69)と会の運営を引き継いだ。結成当初500人以上いた会員は、高齢化と会員の物
BMXレーシング決勝が行われた7月30日、男子優勝のニック・キンマン選手(オランダ)が金メダルを首に掛け、医療室近くを偶然歩いていた。「メダルに触らせて」。冗談半分で声を掛けると「もちろん」と快諾の返答。思わず「リアリー?」とたじろいだが、せっかくの機会なので好意に甘えることにした。 当然
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターには毎年多くの傷病鳥獣が搬入されますが、その原因として最も多いのが、窓ガラスや壁、自動車などの人工物への衝突事故で、全体の6割を超えます。 これに比べると全体の1割未満と保護件数としては多くはないものの大きな問題とすべき原因があります。 それは「釣り針
2018年2月に苫小牧市民有志が発足させた「平和憲法を生かす苫小牧連絡会」。憲法改正勢力が拡大していくことへの警戒感から毎月、街宣活動で憲法改正に反対の声を上げる。5日には市内の国道36号沿いで「平和憲法を未来につなぐ」と記した横断幕などを掲げた。昨夏から活動に参加し、マイクを握った市内の主婦大井
BMXには1日20人以上の医療スタッフが従事した。主に関東、関西圏から20~70代の医師、看護師、理学療法士、柔道整復師、アスレチックトレーナーなどさまざまな職種の人たちが集結。一期一会の記念にと、毎日集合写真を会場内で撮るのが恒例行事になった。 勤務先の白老町から作業療法士として東京五輪に派
菅義偉前首相が宣言した2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)実現に向け、苫小牧市内の動きが加速している。経済産業省の委託を受けた国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の各事業が次々と始動し、地球温暖化対策を推進するための最先端の実証試験も計画される中、官
ほとんどの会員が市営・道営住宅に住んでおり、川上嘉彦会長は「ここ数年は子ども連れの若い世代も加入してくれて、後継者が育っている」と語る。 住民と心を通わせ、つながりを深めるための活動に力を注ぎ、毎月配る広報紙は川上会長が手書きで作成している。「配っていると反響や情報をもらえる。町内会活動は
アイスホッケーのレッドイーグルス北海道が、現在開催中の国内リーグで6連勝と首位を独走している。 今年4月に実業団王子がクラブ化。地域密着型の活動を通じた競技人気復活、人口増加を目指すという。オフィシャルパートナー、いわゆるスポンサーの本紙も考えは同じ。チームの勇姿を読者に届けることで、氷都
Q…ドングリの中にいる幼虫の正体は?成虫はどんな姿になりますか。 A…ドングリを拾って帰り、しばらくすると幼虫が出てくることがあります。 出てきたのは、ドングリの中身を食べて成長したコナラシギゾウムシなどの幼虫です。 コナラシギゾウムシは体長8ミ
新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年から売り上げが激減している苫小牧市錦町のクラブ阿房宮(あぼうきゅう)。9月30日で道への緊急事態宣言が解除されたが、店主の本山ちか子さん(40)は「常連の方が心配して店に来てくれているが、団体利用が全くなくなった」と肩を落とす。 緊急事態宣言が発令される
「市と医師会の連携でスピード感を持った対応ができた」―。岩倉博文苫小牧市長は9月22日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチン接種の11月末完了に向け、順調に進む要因を強調した。市内の2回目接種終了は9月30日現在、推計9万7956人、接種率63・4%に達した。同月以降は感染状況も小康状態だ。ただ
身寄りのない方や、周りに迷惑を掛けたくないという人が増えている世の中。一般社団法人終活協議会が認定している心託コンシェルジュという資格を取得し、日常生活の支援をはじめ、病院や介護施設を利用する時に必要となる身元保証など、家族が担っていた業務を引き受ける新たなサービスを、必要とする方にご案内していま
シラカバ並木の中の一本道が描かれた油彩画「道」。苫小牧市明徳町の画家片山弘明さん(74)が、20代の頃に歩いた旭川の風景を思い出しながら、2020年に完成させたものだ。「人生は曲がりくねった道のようなもの。今の年齢だからこそ、自分の歩んできた道を振り返って描けた作品だ」と語る。 1947年
支笏湖は秋真っ盛り。いよいよ紅葉シーズンです。この秋を満喫する「第1回支笏湖紅葉まつり」が開催されたのは、有珠山の噴火があった1977(昭和52)年です。 この年、それまで6月に開催されていた「湖畔開き」を改称し、4月に観光シーズンの幕開けを告げる「湖水開き」として開催しています。同時に秋
選手や大会運営スタッフにとって大敵なのは、新型コロナウイルスだけではない。連日の真夏日や猛暑日を記録した炎天下での救護活動。熱中症予防には細心の注意を払った。 ありがたいことにスタッフには毎日、会場入場時に水が入った500ミリリットルのペットボトル2本とパックタイプのスポーツ飲料水1個、さ
苫小牧市栄町と高砂町1丁目で構成され、市内でも長い歴史を持つ。正確な設立年は不明だが、1940年代半ばには既に町内会として機能していたという。 高齢化が進み、地域の子どもは少ないが、青少年部や婦人部が中心となり、周辺の町内会からも参加を募って子ども向け行事を積極的に企画する。例年は、1月に
直径50センチほどの車輪が付いたコンパクトな車体を手足のように扱う自転車競技BMX。レーシングは2008年北京五輪、フリースタイル・パークは今回の東京五輪からそれぞれ正式種目に採用された新時代のスポーツだ。 最大8人で起伏の激しいコースを駆け抜けるレーシングは別名「自転車の格闘技」と呼ばれるコ