• (5) コロナ禍の地域経済 イベント徐々に復活 新規創業の動き増加
    (5) コロナ禍の地域経済 イベント徐々に復活 新規創業の動き増加

       長引く新型コロナウイルスの感染拡大で、苫小牧の地域経済は感染症対策と向き合う1年となった。飲食業や宿泊業は売り上げの減少が続くものの、緊急事態宣言が明けた10月以降、徐々に客足が戻りつつある。イベントも開かれるようになり、少しずつ日常を取り戻してきた。  5月や8月に道への緊急事態宣言が発令

    • 2021年12月17日
  • 救護室も冬支度 傷病鳥たちの引っ越し
    救護室も冬支度 傷病鳥たちの引っ越し

       12月1日夕方、NHKのニュース番組内で、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの傷病鳥獣救護の取り組みや市内小学校への出前授業などを特集として取り上げていただきました。その反響には驚くばかりで、放映直後から多くの方々からの温かなメッセージや応援の言葉をいただくことができ、私たちの活動の大きな支えと励みに

    • 2021年12月17日
  • (4) 市こども相談センター開所 市と児相の連携強固に 子どもを虐待から守る条例施行
    (4) 市こども相談センター開所 市と児相の連携強固に 子どもを虐待から守る条例施行

       2021年1月、苫小牧市双葉町に「市こども相談センター」が開所した。道が運営する室蘭児童相談所苫小牧分室と、市で児童相談を担当する市こども相談課が入る全国でも珍しい形態の施設。児童虐待をはじめ非行や養育など、子どもに関する児童相談に市と児相分室が連携して当たるための拠点だ。  特に両者の連携

    • 2021年12月16日
  • 4歌声と学校 合唱で生徒の心一つに
    4歌声と学校 合唱で生徒の心一つに

       新型コロナウイルス流行2年目を迎えた小中学校は昨年のように長期の一斉臨時休校こそなかったものの、国の緊急事態宣言などが発令されると、宿泊行事の延期、部活動の制限など苦境を強いられた。「このまま修学旅行を行えないと、卒業アルバムに載せる写真確保も危うい」。学校現場からそんな焦りの声も聞いた。

    • 2021年12月16日
  • (3) エガオ訴訟終結 彩る駅前と対極の廃虚 解決の道筋いまだ見えず
    (3) エガオ訴訟終結 彩る駅前と対極の廃虚 解決の道筋いまだ見えず

       JR苫小牧駅南口の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」をめぐり、土地の一部を所有する不動産会社大東開発(苫小牧市)がビル所有者の苫小牧市に損害賠償を求めた訴訟は5月28日、札幌高裁が市の全面敗訴の判決を出し、確定した。市は賠償金支払いのため市費の投入も決めたが、駅前再整備に向け旧エガオの全ての権利

    • 2021年12月15日
  • 3若者のパワー ひたむきさに胸熱く
    3若者のパワー ひたむきさに胸熱く

       暗い気持ちになりがちな昨今だが、今年は取材先の若者に元気をもらうことの多かった1年だった。特に2人の若者からたくさんのパワーをもらった。  一人は北星学園大学で社会福祉を学ぶ”りな”さん。りなさんは「時代に合った性教育が必要」と考え、性教育について学ぶ場づくりを苫小牧

    • 2021年12月15日
  • ≪60≫沼ノ端北栄町内会 住民参加型の行事展開
    ≪60≫沼ノ端北栄町内会 住民参加型の行事展開

       沼ノ端地区の人口増加に伴い、1989年に沼ノ端町内会から分離、独立した。さらに2009年、沼ノ端北栄、拓勇東、拓勇西の3町内会に分かれて現在に至る。30代から高齢者まで幅広い年齢層の役員が、地域振興の場として参加型の行事を数多く企画する。  一大イベントである1月と9月の合同運動会はウトナイ

    • 2021年12月15日
  • (2) 衆院選 道9区初の一騎打ち 激戦展開も投票率伸びず
    (2) 衆院選 道9区初の一騎打ち 激戦展開も投票率伸びず

       「政治決戦」の年だった。任期満了を10月に控えた衆院の解散・総選挙の時期が常に焦点となり、新型コロナウイルスの感染状況と東京五輪・パラリンピックをにらみながらの臆測が飛び交った。道9区(胆振・日高管内)も自民党の堀井学氏(49)、立憲民主党の山岡達丸氏(42)、共産党の松橋千春氏(39)が水面下で

    • 2021年12月14日
  • 2緊急事態宣言と飲食店 「不公平さと違和感」
    2緊急事態宣言と飲食店 「不公平さと違和感」

       今年、繰り返された新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置。苫小牧市内で長年、飲食店を営む店主らは「こんな寂しい街は初めて」「(自粛要請で)バイトも考えたが、年齢的に雇ってもらえるとは思えない」などとため息を漏らし、葛藤を抱えながら過ごした1年だった。  緊急事態宣言がよう

    • 2021年12月14日
  • 冬でも残るナナカマドの実
    冬でも残るナナカマドの実

       Q…冬でもナナカマドに果実が付いています。なぜ残っているのでしょう。鳥はナナカマドの果実を食べないのでしょうか  A…ナナカマドの果実は、熟すると野鳥たちに少しずつ食べられるようになります。しかし短期間に食べ尽くされることはなく、2月中旬ごろまで枝先に残っています

    • 2021年12月13日
  • 1東日本大震災10年、人の心に寄り添う取材
    1東日本大震災10年、人の心に寄り添う取材

       今年は首相からユーチューバーまでさまざまな人たちを取材する機会に恵まれたが、1番印象に残っているのは東日本大震災発生から10年の節目に合わせた東北出張。日々の仕事をこなしながら移動手段や宿泊先も自ら手配し、岩手県と宮城県、福島県に向かった。  10年前と7年前にも同じように東北の被災地を取材

    • 2021年12月13日
  • (1)IH大会クラスター 国内最大級の大規模感染 対策強化 氷都の覚悟示す
    (1)IH大会クラスター 国内最大級の大規模感染 対策強化 氷都の覚悟示す

       苫小牧市などが主催する全国高校選抜アイスホッケー大会(8月3~8日)で新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)が発生し、150人が感染した。「氷都苫小牧」を代表する氷上競技で国内最大級のクラスターが起きたことで、大会実行委員会会長の岩倉博文市長は度重なる謝罪に追われた。市は感染対策の基本

    • 2021年12月13日
  • 苫小牧市日新町 畠山(はたけやま) 俊彦(としひこ)さん(46)
    苫小牧市日新町 畠山(はたけやま) 俊彦(としひこ)さん(46)

       持続可能な社会の実現を目指し、海岸のごみ拾い活動や環境に関する情報発信を行っています。この一環で、12月末まで自宅や企業などから排出されるペットボトルを回収しています。集めた物をペットボトルの完全再生を進める日本環境設計川崎工場に送るという取り組みで、これまでに1000本以上の協力が寄せられていま

    • 2021年12月13日
  • 「カメラ・撮影のむらかみ」店主 村上 和義さん(80) 胸に秘めた芸術への志 画家遠藤ミマン氏に師事 50歳で再び絵筆取る 尽きぬ創作意欲 目標は1万枚
    「カメラ・撮影のむらかみ」店主 村上 和義さん(80) 胸に秘めた芸術への志 画家遠藤ミマン氏に師事 50歳で再び絵筆取る 尽きぬ創作意欲 目標は1万枚

       今年10月、白老町の子育て支援団体に依頼されてスケッチ教室の講師を初めて務めた。受講者は地元の児童ら。自由な発想と感性で画用紙に色鉛筆を走らせる子どもたちを優しく見守った。小学校で美術を教えたい―。80歳になって昔の夢がかなった気持ちになり、うれしさが胸にこみ上げた。  白老で明治から続いた

    • 2021年12月11日
  • 樽前地区 住宅の新築認めて
    樽前地区 住宅の新築認めて

       樽前地区(樽前町内会)の今年度の主な要望に対する回答の要旨は、以下の通り。  ―樽前地区は、このままでは限界集落どころか消滅集落になりかねない。市街化調整区域でも、住宅を建てられる特別区域として許可できる研究をしてほしい。  総合政策部 当該地区全域にわたり、住宅の新築は法令上認められ

    • 2021年12月11日
  • 拓勇地区 勇の原公園の早期整備を
    拓勇地区 勇の原公園の早期整備を

       拓勇地区(沼ノ端北栄、拓勇東、拓勇西、ウトナイの4町内会)の今年度の主な要望に対する回答の要旨は以下の通り。  ―勇の原公園(苫小牧市ウトナイ北1)の整備が前向きに検討されていると聞いたが、早期整備を。ウトナイ2号公園も利用しやすくなるようリニューアルしてほしい。  都市建設部 勇の原

    • 2021年12月10日
  • 王子軽便鉄道 温泉街の赤い鉄橋 鈴木梅四郎の決断に思いをはせて
    王子軽便鉄道 温泉街の赤い鉄橋 鈴木梅四郎の決断に思いをはせて

       支笏湖温泉街の風景にとけ込み、ひときわ印象的な橋がある。山線鉄橋と言われる赤い橋だ。  明治の終わりごろ、王子製紙が苫小牧に工場を建設するに当たり、電力確保のための発電所建設が不可欠だった。その建設に必要な資機材の運搬や稼働後に紙の原料となる木材の運搬などをするため、苫小牧と発電所や支笏湖を

    • 2021年12月10日
  • 弥生町地区 防災行政無線が聞こえない
    弥生町地区 防災行政無線が聞こえない

       弥生町地区(弥生連合、矢代町の2町内会、第七区親交会)の今年度の主な要望に対する回答の要旨は以下の通り。  ―防災行政無線の試験放送で西小学校近辺はよく聞こえたが、浜町と元町では国道を挟み、車の騒音と波の音で聞こえないとの声が多くあった。  市民生活部 アンケート調査の結果を踏まえ、音

    • 2021年12月8日
  • ≪59≫西町親交会 民児委と協力し住民支える
    ≪59≫西町親交会 民児委と協力し住民支える

       2600世帯を超える大所帯に自治が行き届くよう、エリアを六つの区に分けている。  集まった町内会費の20%を各区の活動資金に還元し、区ごとに活動を展開するという市内でも珍しい形態で運営している。  同町内会は民生委員児童委員と手を取り合い、「住民支え合いマップ」を製作している。どこにど

    • 2021年12月8日
  • 薄暗い公園の電灯をLEDに
    薄暗い公園の電灯をLEDに

       大成町・光洋町地区(西町親交会、大成町公住、光洋町、あやめ、日吉町、糸井南、糸井西の7町内会)の今年度の主な要望に対する回答の要旨は以下の通り。  ―永福2丁目公園の電灯が薄暗い。もう1基電灯設備を新設してほしい。  都市建設部 公園灯は現在3基あり、公園の規模から標準的な設置数を満た

    • 2021年12月7日
  • 苫小牧市青葉町 米谷(よねや) 尚浩(なおひろ)さん(23)
    苫小牧市青葉町 米谷(よねや) 尚浩(なおひろ)さん(23)

       今年7月から理学療法士の資格を生かして市内の障害児通所支援施設で働いています。今まで子どもと接する機会がなく最初は戸惑うことも多かったですが、リハビリさせたい部位を遊びの中で動かすことができるように、楽しく飽きない工夫をしています。経験豊富な保育士や元体操競技選手といった職員と協力しながら、子ども

    • 2021年12月6日
  • 元中野町・旭町地区 町別の感染者数を知りたい
    元中野町・旭町地区 町別の感染者数を知りたい

       元中野町・旭町地区(元中野、新中野、船見町港北、若草、若草団地、旭町、汐見町、末広町、栄町の9町内会)の今年度の主な要望に対する回答の要旨は以下の通り。  ―新型コロナウイルス感染者について、1週間の町別の人数を町内会長に知らせてほしい。町内会行事を計画するかの判断材料にしたい。  健

    • 2021年12月6日
  • 軟式野球・日本通運苫小牧監督 伊藤 裕文さん(57) チームは休部 今後は審判員に 「選手とは違う楽しみ」新たな道へ 魅力尽きぬ野球 生涯共に  全員の心一つにプレー
    軟式野球・日本通運苫小牧監督 伊藤 裕文さん(57) チームは休部 今後は審判員に 「選手とは違う楽しみ」新たな道へ 魅力尽きぬ野球 生涯共に  全員の心一つにプレー

       監督を務めてきた勤務先の軟式野球チーム「日本通運苫小牧」が今年限りで休部する。約70年の歴史が途絶え、今後は審判員として野球に携わるつもりだ。  1964(昭和39)年に日高町で生まれた。71年に苫小牧市に移住し、若草小に入学。高学年になると少年野球の船見バッファローズとアイスホッケーの若草

    • 2021年12月4日
  • 7 奥尻島で出土したビーズ 四つの素材の首飾り 地域と世代をつなぐ美
    7 奥尻島で出土したビーズ 四つの素材の首飾り 地域と世代をつなぐ美

       北海道南部に位置する奥尻島青苗遺跡において、ヒスイ・ガラス・水晶・滑石の4種のビーズ素材で組み合わされた首飾りが1976年に発見された。  最も興味を引くのは、ヒスイで作られた長さ5センチの大型の勾玉(まがたま)である。頭部に3条の線が刻まれたこの勾玉は本州の古墳文化からもたらされたものだが

    • 2021年12月4日
  • 税に関する絵はがきコンクール入賞作品(2)
    税に関する絵はがきコンクール入賞作品(2)

       苫小牧税務署長賞 苫小牧拓勇小6年 横川(よこかわ) 緋音(あかね)さん

    • 2021年12月4日