子どもの重症蚊刺アレルギー 強い皮膚症状と発熱
- 2023年7月5日
重症蚊刺(ぶんし)アレルギー(蚊刺過敏症)は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)感染による珍しい病気だ。10歳未満の子どもに多く、ほとんどが20歳までに発症する。 奈良県立医科大学皮膚科(奈良県橿原市)の浅田秀夫教授は「健康な子どもでも、蚊に刺された部位が強く腫れ、時には水膨れを伴うこと
重症蚊刺(ぶんし)アレルギー(蚊刺過敏症)は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)感染による珍しい病気だ。10歳未満の子どもに多く、ほとんどが20歳までに発症する。 奈良県立医科大学皮膚科(奈良県橿原市)の浅田秀夫教授は「健康な子どもでも、蚊に刺された部位が強く腫れ、時には水膨れを伴うこと
座り過ぎると健康寿命が縮むことをご存じですか? 外遊び、運動、徒歩移動、生活活動などを含む「身体活動」が健康に良いことは、これまでも知られていました。しかし近年、身体活動を活発に行っていても、それ以外の時間に座り過ぎている人は健康でないことが明らかになっています。 成人は座っている時間が1
緑が豊かな環境に暮らす女性は、ホルモンバランスの変動や環境の急変に伴うストレスなどの要因で起こるとされる「産後うつ」のリスクが低い可能性があると、米国の研究者らが発表した。 緑の多い生活環境はメンタルヘルス改善などに効果的とされる。研究者らは、米国の南カリフォルニアの医療データから2008
体格指数(BMI)が18・5未満の低体重の若い女性は、栄養障害に陥りやすいことが分かったと、藤田医科大の研究グループが発表した。 若年女性の間で話題の「シンデレラ体重」は、BMI18を理想とし、一般的には低体重を意味する。不妊や骨粗しょう症などを引き起こす可能性がある一方、栄養状態などは明
月経の開始直前から月経中にかけて下腹部や腰などに痛みを感じる月経痛(生理痛)について、痛みが大きい女性ほど生活の質(QOL)が低下していることが分かったと、広島大大学院の研究グループが発表した。 月経痛は多くの女性が悩まされ、生活に支障を来す重要な健康課題の一つ。しかし、日本ではタブー視さ
例年、梅雨明け後から8月上旬にかけて全国的に熱中症の発症がピークとなる。日本医科大学付属病院(東京都文京区)の横堀將司・高度救命救急センター長は「暑さに慣れていない時期に急に気温が上昇すると、熱中症になりやすい。徐々に体を暑さに慣らす暑熱順化(しょねつじゅんか)を心掛けましょう」と話す。
5時間未満の短時間睡眠または9時間超の長時間睡眠、1時間超の昼寝など睡眠に問題がある人は、脳卒中の発症リスクが高まる可能性が示されたと、国際共同研究グループが発表した。 研究グループは、32カ国の共同研究データから脳卒中を初めて発症した2243人と発症していない2253人(平均年齢62歳)
腸内乳酸菌の減少がうつ病患者の症状の重症度と関連があることが分かったと、昭和大などの研究グループが発表した。 腸と脳は互いに密接に関係しているため、ストレスで腸内細菌のバランスが乱れると、うつ病などの精神疾患につながることが知られているが、その具体的な仕組みは解明されていない。 研
遺伝性疾患の「レックリングハウゼン病」(神経線維腫症1型)は、3000~4000人に1人が発症する国指定の難病。幼少期にコーヒー牛乳のような薄茶色のあざが体にできるのが特徴だが、患者によって程度も症状もさまざま。思春期になって、皮膚や体の深部に腫瘍ができる場合もある。 藤田医科大がん医療研
療育園には理学療法士などの医療専門職員がたくさん在籍しており、高度な療育を受けることができます。ただ、より長い時間を過ごす家庭で療育を取り入れることも、親子の関わり方を学び深めるために大切です。 そこで、子育てや仕事、家事に日々忙しい保護者でも負担に感じることなく、親子一緒に、日常の
子どもの発達支援、心身の障害の回復、認知症や痛みの緩和など、さまざまなケアに効果が期待できるという音楽療法。「近年、医療や福祉・介護などの各方面で取り入れる動きが広まっています。子どもから高齢者まで幅広い世代をサポートすることが可能です」と、日本音楽療法学会の猪之良高明副理事長は説明する。
毎日便が出なければ便秘でしょうか? 便秘の症状には単に頻度の問題だけでなく、硬さや残便感などさまざまな症状があります。 慢性便秘症のガイドラインでは便秘を、「本来体外に排出すべき糞便(ふんべん)を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義しています。理想的な便の状態は、滑らかで軟らかい
従来の紙巻きたばこに比べて臭いや煙が少ないといった理由で、新型たばこを吸う人が増えている。だが大阪国際がんセンターがん対策センター(大阪市)疫学統計部部長補佐の田淵貴大医師は「新型たばこが有害物質を発生させることは明らかです。安易に手を出さないで」と警鐘を鳴らす。 ▽受動喫煙の影響も
水虫やたむしなどの感染症の原因となる白癬(はくせん)菌。治療に使われる抗真菌薬が効きにくい薬剤耐性白癬菌の種類が増えていることが国内初の調査で分かったと、帝京大などの研究グループが発表した。 白癬は、日本人の4~5人に1人が感染しているとされるありふれた真菌感染症だ。家族間で感染しやすく、
睡眠不足で腸内細菌のバランスが乱れる仕組みを初めて解明したと、北海道大の研究グループが発表した。 睡眠不足は心筋梗塞や脳卒中、がん、糖尿病、うつ病、認知症など多くの病気のリスクを高める。最近では、腸内細菌のバランスの乱れにもつながると報告されているが、その詳細な仕組みは分かっていない
おなか(腹腔=ふくくう)の中に侵入した細菌などの病原体に対し、感染防御を担う免疫系が形成される仕組みを解明したと、大阪大の研究グループが発表した。 本来、無菌空間である腹腔内に外傷などで感染が生じると、敗血症を引き起こすなど重篤化する危険性がある。そのため腹腔内臓器の大網(胃から下方へ垂れ
インターネット交流サイト(SNS)を利用する大学生を対象にした調査で、コロナ下ではSNS上にネガティブな文章を投稿する割合が増加し、複数のSNSを併用する人と比べてツイッターだけを使う学生の幸福感が最も低かったと、筑波大の研究グループが発表した。 研究グループは、関東地域の大学に在籍する大
妊娠初期に、たんぱく質の摂取割合が極端に低い母親から生まれた子どもは、3歳時に発達の遅れが見られる傾向が示されたと、山梨大の研究グループが発表した。 成人や妊婦が1日に摂取する食事のエネルギーに占めるたんぱく質の割合は13~20%が望ましいとされる。研究グループは、環境省が2010年度に始
高齢者の処方薬は多くなりがちだが、腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症患者を対象にした調査で、腰椎手術を受けた後は薬の数が減ることが分かったと、藤田医科大(愛知県豊明市)の研究グループが発表した。 通常、1日当たりの処方薬が5~6剤になる場合を指す「ポリファーマシー(多剤併用)」。特に高齢者では
健康な高齢者は、平衡感覚に関連するバランス機能が良いほど記憶に関わる脳の海馬全体の容積が大きかったと、筑波大の研究グループが発表した。 アルツハイマー型認知症患者は、海馬の萎縮に加え、バランス障害を起こしやすい。海馬の容積は加齢などで減少することが分かっている一方、有酸素運動やダンストレー
目の病気、加齢黄斑変性(AMD)のうち、日本人患者の2分の1から3分の1に見られるタイプの発症に関わる因子が明らかになったと、鳥取大の研究グループが発表した。 AMDは老化に伴って網膜の中央にある黄斑に異常が生じ、視力の低下などを引き起こす病気。幾つかのタイプがあり、日本人やアジア人に多い
高齢者が急におなかが痛くなり、下痢をした場合、動脈硬化や便秘が原因の虚血性大腸炎を起こしている場合がある。札幌医科大学付属病院(札幌市)消化器内科の仲瀬裕志教授に話を聞いた。 ▽血流低下が引き金 大腸への血流が低下することで生じる病気で、急に腹痛に見舞われ、次いで下痢、血便が生じ受
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に対する治療用アプリを開発し、有効性が確認されたと、東京大の研究グループが発表した。 お酒を飲まない人でも肥満などが原因で発症するNASH。肝硬変や肝がんに至る可能性があるが、治療法は確立されていない。一方、スマホなどのアプリを介し医師の管理下で病気に対す
背骨(脊椎)は、椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨が積み重なってできている。頚椎(けいつい)椎間板ヘルニアは、首の部分の椎骨と椎骨の間にある椎間板がつぶれてふくれ、その中身が突出して首の神経を圧迫する病気だ。 東邦大学医療センター大橋病院整形外科(東京都目黒区)の武者芳朗教授は「頚椎椎間板ヘルニ
歩くことは健康に良いが、多忙だったり面倒だったりで、あまり歩けていない人も多いだろう。そんな人は週1~2日、8000歩以上歩くだけでも死亡リスクを減らせる可能性があるとの報告を、京都大などの研究グループがまとめた。 死亡リスクを下げるには、1日8000歩以上歩くとよいと考えられている
11歳の時点で日常的に運動する習慣がある子どもは、13歳までの精神的な健康状態が良好に保たれやすく、感情や行動の問題が出にくくなる可能性があると、英国と米国の共同研究グループが発表した。 研究グループは、英国の親子を対象とした長期研究に参加し、11歳時に運動量を測定した4755人のデータを
運動不足でおなか回りが気になる…。これは大人に限ったことではありません。子どもでも身体を動かす機会が少ないと、心身の健康にさまざまな悪影響が及びます。 外遊びや体育の授業、スポーツなどの運動だけでなく、徒歩での移動や、日常生活に伴う活動を含めて「身体活動」と言います。息が少し
スマホアプリを用いた1年間の睡眠指導で、幼児の睡眠習慣の改善が示されたと、大阪大の研究グループが発表した。 幼児期の睡眠は将来の発達に影響を及ぼすが、日本の子どもの睡眠時間は世界一短いことが問題視されている。研究グループは、各家庭の実情に合わせた複数のアドバイスを送信し、うち一つを養
アルカリ金属元素の一つであるリチウムの濃度が高い水道水を妊娠中に飲んでいた母親から生まれた子どもは、自閉症スペクトラム障害(ASD)を発症するリスクが高い可能性があると、米国とデンマークの共同研究グループが発表した。 リチウムは、海水や地殻中などに広く存在し、精神を安定させる作用があること
既婚者またはパートナーと同居している50歳以上の人では、独身またはパートナーと同居していない人に比べ、血糖値が低く保たれやすい傾向にあると、カナダなどの研究グループが発表した。 同グループは、英国の加齢に関する研究に参加し、2004~05年の調査時に糖尿病がなかった50~89歳の男女333