防災まちづくり基本構想 素案まとまる 苫小牧市
- 2024年1月27日
苫小牧市は、総合体育館を防災拠点として整備する「防災まちづくり基本構想」の素案をまとめた。2018年9月の胆振東部地震を検証する中で、各地から集まる消防、自衛隊、災害ボランティアや物資などの受け入れ体制の課題が浮き彫りとなり、体制強化を目的に初めて策定する。2月16日までパブリックコメント(意見公
苫小牧市は、総合体育館を防災拠点として整備する「防災まちづくり基本構想」の素案をまとめた。2018年9月の胆振東部地震を検証する中で、各地から集まる消防、自衛隊、災害ボランティアや物資などの受け入れ体制の課題が浮き彫りとなり、体制強化を目的に初めて策定する。2月16日までパブリックコメント(意見公
27日に千歳市の支笏湖畔で開幕した「千歳・支笏湖氷濤まつり」。初日からにぎわいを見せ、観光客らは透明度の高い湖水で作り上げた多彩な氷像に「すごい」「きれい」などと感嘆の声を上げ、カメラを向けていた。 会場では午前10時の開場に合わせ、千歳市とゆかり深い富山県砺波市と高知県南国市の各訪問団が
白老町の水産加工会社に併設された店舗に侵入したとして、苫小牧署は26日、建造物侵入の疑いで住所不定、無職の女(52)を逮捕した。 逮捕容疑は23日正午ごろから翌24日午前8時半ごろにかけ、同町虎杖浜の水産加工会社の店舗に正当な理由なく、侵入した疑い。 同署によると、24日朝に出勤し
苫小牧市が編成中の2024年度予算案で、公共事業費が前年度比9・9%増の176億4700万円に上る見通しであることが分かった。苫小牧建設協会(宮﨑英樹会長)が26日、市内のホテルで開いた新年交礼会で、木村淳副市長が明らかにした。同事業費が前年実績を上回るのは2年連続。 内訳は、建築分野が1
荒天のためJR北海道は27日、特急9本、快速エアポート2本を含む計120本(午前5時現在)の運休を決めた。高波の影響で運転を見合わせていた函館線ほしみ―小樽駅間については設備点検などを終え、運転を再開した。 26日は函館・千歳線の96本、室蘭線の6本を含む368本を運休し、約7万5000人
苫小牧市王子町のホテル、東横イン苫小牧駅前(山口絵美子支配人)は22日、苫小牧東小学校の4年生を対象に宿泊体験を実施した。児童14人が親元を離れ、1人での宿泊を経験した。 「はじめての出張」と銘打った全国の東横インの取り組み。子どもたちが出張時の親の宿泊先について知り、自主性を身に付けるき
苫小牧市子ども会育成連絡協議会(佐藤守会長)は21日、市民活動センターで子ども会交流会を開いた。市内の小学生と保護者約30人が参加し、風船ランタンとクレープ作りに挑戦した。 風船ランタン作りでは、膨らませた風船を空き瓶の上に固定させてから、表面に和紙や色紙を水で薄めた木工接着剤で思い思いに
苫小牧市は27日から2月24日まで、市道駅前本通りをイルミネーションで彩る「とまこまいシンボルストリートテラス2024」を展開する。前年度まで実施した「とまイルスクエア」を刷新・拡大した新規事業で、初日にスタートセレモニーも企画。周辺商店街の若手経営者たちもイベントを成功させようと、団体「チーム駅
苫小牧市消防本部は24日、路上で倒れた男性の命を救ったとして、桜坂町在住の今村均さん(69)に消防長表彰を授与した。新開町の消防本部で表彰状を手渡した小野勝也消防長は「適切な措置で尊い命が救われた。他の模範となる行為」とたたえた。 今村さんは昨年8月6日午後2時ごろ、町内会の廃品回収活動を
胆振総合振興局は22~25日、米国からの富裕層インバウンド(訪日客)を取り込もうと、旅行事業者に管内を視察してもらい、観光事業への評価や点検に役立てるツアー「ファムトリップ」を実施した。富良野市のインバウンド向け観光ガイド、米国出身のブラッド・ベネットさん(56)を招待。管内のアクティビティなどを
苫小牧市は23日、市役所で開かれた市民自治推進会議(小山田剛会長)で、同会議から昨年3月に受けた答申について対応を報告した。4~9月に総合政策部が開く審議会などで動画を撮影し、配信に向けて内部検証を行う方針を示したほか、防災情報のSNS活用や個別受信機の普及、協定締結企業との連携強化についても説明
苫小牧浴場組合(郷路正明組合長)は28日、かんきつ類の晩白柚(バンペイユ)を湯船に浮かべるサービス「晩白柚の湯」を加盟3施設で行う。 「世界一重いザボン」としてギネス世界記録にも認定されている晩白柚は直径20センチ、重さ約2キロにもなる大きな果実。同組合では、生産量が日本一を誇る熊本県八代
道は25日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。15~21日の道内定点医療機関(225カ所)の1医療機関当たりの感染者数は全道平均で10・78人となり、前週(8~14日)に比べ0・25人増加した。感染者数が前週を上回るのは3週間ぶり。 定点医療機関から報告のあった同期間の新規感染者数は
◇成人式 私が成人式の年、美容師として働いていた私は、自分も式に参加するけれど、頼まれてお店の手伝いをしていた。手伝いが終わって、自分の支度をして会場へ行くと、式はもう終わっていて、ちょうどみんなが出てくるところだった。あれから長い月日がたち、3人の娘たちはみんな成人式に参加した。私が成人
苫小牧市は27日に市内で開幕する第78回国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会スケート・アイスホッケー競技会を、子どものスポーツ振興につなげたい考えだ。市の国スポ準備室は小中学生向けの競技ガイドを作成し、学校を通じて全児童生徒に配布。各家庭に来場を呼び掛けた。大会期間中は教育活動の一環で競技観戦を計画
環境省と苫小牧市は2月3日、植苗のウトナイ湖で「世界湿地の日」(2月2日)を記念した自然観察イベントを行う。環境省職員の案内で、冬の動植物を探しながら散策する。同湖近くのオタルマップ川にも足を運び、魚も観察する。 午後1時にウトナイ湖野生鳥獣保護センター集合。終了予定は同2時半。参加無料で
苫小牧市老人クラブ連合会(重本清会長)主催の苫老連高齢者料理教室が25日、市男女平等参画推進センターで開かれた。会員ら約20人が交流を楽しみながら、体が温まる野菜たっぷりの料理のレシピを学んだ。 会員の健康づくりや交流促進を目的に毎年行ってきたが、コロナ禍で4年ぶりの開催となった。
道教育委員会は26日、2024年度公立高校入学者選抜の出願状況を発表した。東胆振(苫小牧市、白老町、安平町、むかわ町、厚真町)の全日制の最高倍率は普通科が苫小牧西の1・4倍(前年度比0・2ポイント増)、職業科は苫小牧工業の情報技術科の1・4倍(同0・3ポイント増)。胆振学区の平均倍率は全日制普通科
暴風雪のため、JR北海道は26日、函館線ほしみ―小樽駅間など一部区間で運転を見合わせている。 同社によると、同日午前9時50分現在、特急14本を含む列車254本の運休を決めた。25日も特急16本とエアポート84本、快速・普通349本の計449本を運休。岩見沢発旭川行き普通列車が最大で1時間
道が新たに導入を目指す観光振興税(宿泊税)について、観光業や宿泊業団体、有識者らでつくる懇談会(座長・石井吉春北大公共政策大学院客員教授)の第3回会議が25日、札幌市内で開かれた。道のアンケート結果や出席者の意見を踏まえ、道が前回提案した「たたき台」の「段階的定額制」を見直し、宿泊料金2万円未満の
北海道土産として知られる「木彫り熊」。発祥地とされる渡島管内八雲町では、彫師の温かみのある作品がSNSなどで話題を集め、再び脚光を浴びている。最初の作品が発表されて今年で100年。地域活性化の起爆剤にしようと、町や町民の取り組みは続く。 木彫り熊制作が始まったのは1920年代で、尾張徳川家
道教委は26日、2024年度公立高校入学者選抜の出願状況を発表した。全日制の倍率は0・97倍で5年連続で1・0倍を下回った。定時制は0・54倍。全体の平均倍率は0・94倍で、3万1700人の募集人員に対し出願者は1915人届かず、10年連続の定員割れとなった。出願者が3万人を割り込むのは初めて。
道は25日、15~21日の道内指定医療機関(255カ所)1カ所当たりのインフルエンザ患者数が5・36人だったと発表した。前週(8~14日、7・40人)から2・04人減少し、注意報レベル(10人以上)を下回った。 指定医療機関から同期間に報告のあった患者数は1205人だった。 30保
道経済産業局は国交省と連携し、物流をテーマにした全国初のイベント「北海道の物流と地域の将来(あす)を考える2日間」を2月19、20両日、札幌市中央区のアスティ45で開く。 初日は「インフラから考える物流」をテーマに共同輸送・中継輸送を考える。2日目は不特定多数の企業が相乗りする新しい輸送の
苫小牧市の花園町内会(大内一史会長)は21日、花園町総合福祉会館で「新春囲碁・将棋まつり」を行った。町内会員ら15人が参加し、囲碁や将棋の基本ルールを学びながら親睦を深めた。 囲碁、将棋に触れる機会をつくろうと、毎年今時期に、苫小牧将棋連盟、苫小牧囲碁伝統文化普及会のメンバーを講師に迎えて
苫小牧市民活動センターなどで華道教室を開く市民団体「一葉(ひとは)の会」(田中悦子代表)は22日、市豊川コミュニティセンターで作品展を開催した。教室で生け花を習う子どもらの作品を展示し、施設利用者らが観賞を楽しんだ。 同団体は文化庁の伝統文化親子教室事業を受託し、幼児から大学生までが無料(
苫小牧市美術博物館大学講座「標本ってオモシロイ!~作って、調べて、残して」が20日、同館で開かれた。受講生73人が、自然史担当の江崎逸郎学芸員の講義を通じ、館内で保管されている標本やその価値に理解を深めた。 哺乳類や植物、魚類、化石など4万2472点の標本を集める同館。江崎学芸員は、ヒグマ
苫小牧アマチュア社交ダンス連盟(河村好晃会長)は24日、能登半島地震の義援金3万5000円を苫小牧民報社に寄託した。同連盟の社会貢献事業の一環で、21日に開催したチャリティーダンスパーティーで募金への協力を呼び掛けた。 河村会長と丹羽勝巳副会長が同社を訪れ、河村会長は「被災した方が少しでも
苫小牧南高校(藤島尚子校長)は23日、道運輸局国際観光課主催の訪日教育旅行誘致の一環で、オーストラリアの高校教師4人を受け入れた。豪州から教育旅行に参加する生徒は多く、北海道に一定の認知度もあることから、姉妹校提携を見据えて招請。英語教諭が校内を案内し、学校の特徴を説明した。 英語教育に力
苫小牧地区保護司会(二階堂徹会長)は22日、市内のホテルで新年交礼会を開き、会員や来賓ら約70人が出席した。コロナ禍で4年ぶりの開催となり、一年の活動の充実を願って交流を温めた。 二階堂会長は1950年に発足した同会の歩みに触れ、「価値観の変化、家族関係の希薄化などさまざまな試練に直面した