53・7%が人手不足 帝国データ札幌支店 コロナ禍直前上回る 道内企業調査
- 2023年4月6日
出口の見えない人手不足状態が続いている。帝国データバンク札幌支店が今年1月に実施した道内企業の動向調査で、人手不足を感じている企業の割合は正社員で53・7%、非正社員で32・9%に上った。正社員は、1月としてはこれまで最高だったコロナ禍直前の2020年1月(52・1%)を上回り、過去最高水準となっ
出口の見えない人手不足状態が続いている。帝国データバンク札幌支店が今年1月に実施した道内企業の動向調査で、人手不足を感じている企業の割合は正社員で53・7%、非正社員で32・9%に上った。正社員は、1月としてはこれまで最高だったコロナ禍直前の2020年1月(52・1%)を上回り、過去最高水準となっ
道選挙管理委員会は、道知事選(9日投開票)の4日現在の期日前投票中間状況を発表した。全有権者の6・95%に当たる30万8651人が投票を済ませた。4年前の前回同時期(30万8132人、全有権者の6・77%)と比べ、519人増えている。
3日に高病原性鳥インフルエンザが発生した千歳市内の養鶏場で、道は5日、飼養する採卵鶏約39万羽のうち同日正午時点で68・17%に当たる26万2836羽の殺処分を終えたと発表した。 陸上自衛隊は同日午前8時で作業を終え、撤収した。現在は道職員常時120人、国や自治体、農協などが同約30人の体
(5日) ◇新任あいさつ▽苫小牧労働基準監督署署長、中島貢氏▽同副署長、大艸豊誠氏▽同第一方面主任監督官、北間健二氏▽同第三方面主任監督官、服部翠氏▽北海道電力道央南統括支社長、南山和彦氏▽苫小牧市副市長、山本俊介氏 ◇退任あいさつ▽苫小牧市副市長、佐藤裕氏。 ◇業務あいさ
苫小牧澄川小学校(前田直樹校長)は3日、新1年生のクラス編成発表と教材販売を同校体育館で行った。入学前の子どもと保護者が次々に訪れ、入学に向けて準備を整えた。 同校の今年度の新1年生は81人で、3クラスになる。クラス編成は体育館入り口前のボードに掲示し、子どもと保護者は入学後に学ぶことにな
苫小牧市内の企業でつくる苫小牧未来プロジェクトは4日、「苫小牧クラフトスパイス」を使ったアイデア料理レシピコンテストの表彰式を苫小牧市役所で行い、最優秀賞に選ばれた市内の小学生5人に賞状を贈った。受賞したレシピの料理は今後、市内飲食店でメニュー化が検討される。 苫小牧クラフトスパイスは、官
使用者の体格を測定し、高さを厳密に調整した枕を使うことで、首の痛みなどの改善が期待できると、16号整形外科(相模原市)、東京工科大などの研究グループが発表した。 体に合わない枕の使用は、首の痛みや睡眠の質の低下を招き、心身に悪影響を及ぼすとされる。研究グループは、2016年4~7月に
健康な生活を送るために、朝食は大切だ。だが、朝食を取らない人の割合は高校を卒業する頃に急に上がり、40代まで高い状態が続く。立命館大食マネジメント学部(滋賀県草津市)の保井智香子教授(応用健康科学)は「高校卒業後、栄養教育を受けることが必要です」と話している。 厚生労働省が2019年に実施
普通体重の人と比べ、肥満度が高い人ほど糖尿病、高血圧、脂質異常症の有病率とリスクが増加するが、女性では脂質異常症のリスクの上昇幅は小さかったと神戸大の研究グループが発表した。 この三つは肥満の人が合併しやすい代表疾患だが、肥満度別に各疾患との関係を調べた研究は少ない。そこで研究グループは、
【シミバレー(米カリフォルニア州)、台北時事】米国を訪問している台湾の蔡英文総統は米西部時間5日午前(日本時間6日未明)、ロサンゼルス郊外にあるレーガン大統領図書館でマッカーシー下院議長と会談し、米台の結束を確認した。蔡氏は会談後、「米議員の揺るぎない支援は台湾が孤立していないことを再確認させてく
前参院議員ガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)=暴力行為法違反容疑で逮捕状=が情報発信に使うSNSの運営会社に対し、警視庁がアカウントの凍結を要請したことが5日、捜査関係者への取材で分かった。 海外滞在中の東谷容疑者は先月に逮捕状が出た後もSNSのライブ配信などを継続。同庁は著名人らへの
週末だけでも1日8000歩以上歩くことで一定の健康維持効果を期待できると、京都大大学院医学研究科などの研究グループが発表した。1週間に歩いた歩数と10年後の死亡リスクとの関係を分析した結果、8000歩以上歩いた日が1~2日の人は3~7日の人と同程度下がったという。論文は3月、米国医師会の医学誌「J
国際アイスホッケー連盟のラインズマンの資格を持つ苫小牧アイスホッケー連盟に所属する奥田久美子さんは、今年1月に英国で行われた女子のU18世界選手権ディビジョン2で、ラインズマンとして笛を吹いた。苫小牧でも数少ない女性審判。 大会に取り組んだ意気込みや今後の抱負などをインタビューした。
苫小牧港管理組合は2023年度、苫小牧港脱炭素化推進協議会(仮称)を設置し、「苫小牧港脱炭素化推進計画」の策定に向けた作業を進める。地球温暖化防止へ温室効果ガス削減が港湾にも求められる中、同計画に反映する施策の方向性を検討する。脱炭素化に貢献する次世代エネルギーの水素・アンモニア供給拠点化に向けた
苫小牧市内で営む飲食店などでつくる「とまこまいカレーラーメン振興局」と、市内の食品製造加工業エフジーエースが苫小牧産ホッキ使用の冷凍食材2種を開発し、飲食店向けに販売を始めた。ホッキカレーの具材に使える商品で、同振興局の谷口亮局長は「カレーラーメンと並ぶ苫小牧のソウルフード、ホッキカレーの提供店が
道と札幌市などは4日、新型コロナウイルス感染者を新たに663人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の感染者数は前週の同じ曜日を5日連続で上回った。道内の感染者数は延べ134万2422人となった。 死亡したのは、道発表の居住地非公表の80代男性1人。道内の死者は累計で4562人となった。
先月の全国紙に「日本女性 世界的に短い睡眠」という特集記事があった。示された経済開発協力機構の2021年の調査によると日本人の平均睡眠時間は7時間22分で調査33カ国中最短とか。女性は男性より、さらに13分短かった。棒グラフを見ると、中国やアメリカ、フランスなどは女性の方が睡眠時間が長い。
千歳市の支笏湖で4日朝、穏やかな湖面が周囲の景色を鏡のように映し出す「鏡面現象」が起きた。地元の人の間では「鏡」とも呼ばれる。同時に、不凍湖のはずの支笏湖の水面が一時的に結氷し、自然が織り成す神秘的な光景に包まれた。 鏡面現象は晴れて風のない日に、ないだ湖面が鏡となって山々や青空、雲などを
まだ着られる制服を卒業生などから集め、必要とする人に提供する制服のリユース活動が苫小牧市内で動き始めた。1年しか着られず「もったいない」と感じた保護者の発案がスタートで、物価高に苦しむ子育て世代からは歓迎の声が上がる。一方で、制服の状態把握や保管など事業の本格化には人手が足りず、官民連携の仕組みづ
苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は5日、同校体育館で2023年度の入学式を行った。新入生238人が期待と不安を胸に、将来の目標に向けて学校生活をスタートさせた。 今年度の入学者は創造工学科に203人、より高度な技術を学ぶ専攻科に33人。タイ人留学生も2人迎えた。 新入生は真新
苫小牧美術協会(佐藤公毅会長)の会員、会友による作品展「春季展」が8日まで、苫小牧市美術博物館で開かれている。会員ら49人が制作した油彩画や水彩画、日本画をはじめ、彫刻、工芸も展示されており、幅広い作品を楽しむことができる。 ヒマワリやシャクナゲといった静物画のほか、十勝管内上士幌町のタウ
白老町地域おこし協力隊員の乾藍那さん(36)=アイヌ文化振興担当=が、アイヌ刺しゅうや木彫りを手掛ける町内の作家やサークルを紹介する冊子「白老ハポの手仕事」を完成させた。掲載された作家が制作実演をする作品展も、29日から5月8日までJR札幌駅近くの紀伊國屋書店札幌本店2階ギャラリーで開き、町内に根
安平町は2023年度から2カ年で、同町早来北進の早来町民センター(早来公民館)を大規模改修する。同センターには、休止中の早来研修センター、しらかば合宿所の機能を集約し、隣接する町スポーツセンターせいこドームを利用するスポーツ団体の合宿にも対応できるように整備。運動所・合宿施設の機能を持たせるほか、
プロ野球北海道日本ハムファイターズを応援する「ファイターズしらおい後援会」(村上栄子会長)は4日、白老町内の小中学校に入学する子どもたちへの祝い品を町に寄贈した。村上会長と町大町の文具店「こんや」経営の紺谷浩光幹事長、田野島靖副会長の役員3人が町役場を訪れ、大塩英男町長や安藤尚志教育長らに手渡した
厚真町新町の建設会社「丸博野沢組」は3日、厚真川の厚真大橋と厚真新橋間の河川敷付近をボランティアで清掃した。朝方の寒空の中、社員約20人が地域の美化に努めた。 厚真中央小学校と厚真中学校の児童や生徒に「気持ちよく入学式を迎えてもらいたい」と毎年入学式の前に行っている恒例活動。今年で29回目
さまざまな分野の専門家を講師に迎えて学ぶ「熱中小学校白老分校」第7期(4~9月)が、8日午後1時からの授業を皮切りに、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」でスタートする。 熱中小学校は、全国各地の民間団体が運営する社会教育プロジェクト。白老ではNPO法人しらおい創造空間「蔵」(毛笠史寛代表)
帝国データバンク札幌支店は、2023年度の賃金動向に関する道内企業の意識調査結果を発表した。新年度に正社員の賃金改善(ベースアップや賞与、一時金の引き上げ)が「ある」と見込む企業は前年度比6・8ポイント上昇した59・4%となり、2年連続で増加。比較可能な07年度以降では、過去最高水準となった。
千歳市花園の「サケのふるさと千歳水族館」で行われている「サケ稚魚の放流体験」が好評だ。来館した親子らが3~4年の長旅に向かう稚魚たちの無事を願い見送っている。 入館者対象の春の恒例イベント(3月~5月31日)。放流は毎日午前11時と午後2時で、放流場所は千歳川につながるせせらぎ水路。子ども
感染症対策 事前の対策と行動指針作る このウイルスの出どころは中国の武漢が濃厚との報道もありましたが、いずれにしても猛毒であったことは否定できません。アフターコロナ時に今回の経験から事前の対策と行動指針を作るべき。現場の医師、看護師、他のソーシャルワーカーの意見を中心に組み立てられるべきで
感染症対策 移行計画の策定を進める 5類への移行後においては、一般医療の枠組みの中でコロナ患者を含めた発熱患者の方々が適切に医療を受けられることが重要。入院医療等に係る移行計画の策定を進めるとともに医師会等関係団体と緊密に連携し、コロナ患者の受け入れ、医療機関への支援なども行いながら、安心