• 平成をたどる 苫小牧の30年◇12/第Ⅰ部「バブルと崩壊の中で」⑫/平成元~4(1989~92)年波乱と希望/冷え込む紙パ、飲食店街も/国際交流に子どもらの笑顔
    平成をたどる 苫小牧の30年◇12/第Ⅰ部「バブルと崩壊の中で」⑫/平成元~4(1989~92)年波乱と希望/冷え込む紙パ、飲食店街も/国際交流に子どもらの笑顔

       平成4年、すでにバブルの崩壊は明らかになった。飲食店も陰りを見せ、紙パ産業も落ち込んでいる。ただ、見回せば希望も見える。子どもたちを中心に「国際交流」の活動が進んでいた。■飲食店街の陰り平成4年正月の松が取れて間もない頃、苫小牧保健所の職員が首を傾げていた。師走から年始にかけて集中するはずの飲

    • 2025年2月21日
  • 海上犯罪の対応確認 フェリー内で刺股使い訓練
    海上犯罪の対応確認 フェリー内で刺股使い訓練

       苫小牧西港フェリーターミナル(入船町)に停泊中の「さんふらわあさっぽろ」(1万3816㌧)で17日、刺股を使って不審者を取り押さえる訓練が行われた。旅客船内の犯罪発生時の対応能力向上を図るため、商船三井さんふらわあ(東京)が苫小牧海上保安署の協力を得て企画。同署員3人が実演しながら指導し、同船の乗組

    • 2025年2月21日
  • 道南バス4月から運賃値上げ 苫小牧市内路線は対象外
    道南バス4月から運賃値上げ 苫小牧市内路線は対象外

       道南バス(室蘭市、長谷川義郎社長)は20日、苫小牧市内を除く路線バス全路線の運賃値上げを発表した。4月1日付の改定で、同社全域の対キロ区間の片道初乗りも200円で統一し、苫小牧駅―鵡川駅間など主要区間で大幅な値上げとなる。 同社の運賃値上げは、消費税率引き上げによる改定を除き、1996年9月1日以

    • 2025年2月21日
  • 総会で事業計画確認 日大校友会苫地区支部
    総会で事業計画確認 日大校友会苫地区支部

       日本大学の卒業生でつくる日本大学校友会苫小牧地区支部(矢部道晃支部長)は15日、2025年の総会を苫小牧市内のホテルで開いた。同大学のソコロワ山下聖美副学長や同大校友会本部の石本浩二事務局長ら来賓を含め約30人が出席した。25年の事業計画として▽市緑ケ丘公園金太郎の池周辺での植樹祭▽中央ボウルでの

    • 2025年2月21日
  • 白バイ警官死亡事故 トラック運転手の有罪判決支持 札幌高裁
    白バイ警官死亡事故 トラック運転手の有罪判決支持 札幌高裁

       2021年に苫小牧市内で大型トラックと白バイが衝突し、警察官が死亡した事故で自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われた当時トラック運転手だった砂川市の谷口訓(さとし)被告(57)の控訴審判決公判が20日、札幌高裁であった。青沼潔裁判長は「原判決の事実認定に不合理な点はない」と控訴を棄却し禁

    • 2025年2月21日
  • バスカードなど販売終了 QRコード決済を拡充 道南バス
    バスカードなど販売終了 QRコード決済を拡充 道南バス

       道南バスは、苫小牧―大谷地間などの往復乗車券、区間指定回数券など一部乗車券や磁気式カードの販売を3月31日で終了する。印刷コストの削減などが要因で、今後は「QRコード決済の拡充を図り、サービスの向上に努めたい」としている。 苫小牧関係の販売終了は、苫小牧―大谷地間などで利用できる往復乗車券(278

    • 2025年2月21日
  • 2月の道内景況 緩やかに持ち直し 5カ月連続で据え置き 道経産局発表
    2月の道内景況 緩やかに持ち直し 5カ月連続で据え置き 道経産局発表

       北海道経済産業局は20日、2月の道内経済概況を発表した。総括判断は「一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに持ち直している」 とし、5カ月連続で据え置いた。主要7項目の判断も全て前月から据え置き、観光は引き続き「改善している」と判断した。 昨年12月の経済指標を中心として、今年1月以降の企業・団

    • 2025年2月21日
  • 市街地でクマ発砲可 政府 鳥獣保護管理法改正案決定
    市街地でクマ発砲可 政府 鳥獣保護管理法改正案決定

       政府は21日の閣議で、クマが市街地に出没した際、市町村の判断でハンターによる発砲を可能にする規定を盛り込んだ鳥獣保護管理法改正案を決定した。全国で相次ぐ被害を受けた対応で、クマの出没が増える秋までの施行を目指す。 法案では、人に危害を加えるリスクが高い動物を「危険鳥獣」に位置付け、発砲の対象とす

    • 2025年2月21日
  • テーブル囲み交流 町民有志の団体「バンビクラブ」 地域食堂5年目 カレー提供
    テーブル囲み交流 町民有志の団体「バンビクラブ」 地域食堂5年目 カレー提供

       食事をしながらおしゃべりを楽しむ地域住民ら 安平町の町民有志による団体、バンビクラブ(鳥越真由美代表)が20日、町追分本町のコミュニティースペース「ENTRANCE(エントランス)」で地域食堂を開き、活動5年目を迎えた。午後5時30分から2時間、地域住民を中心に43人が訪れ、手作りのカレーライスを食

    • 2025年2月21日
  • なんでもトーク 西高校前のバス停
    なんでもトーク 西高校前のバス停

       ◇どうすればいいでしょうか通学時に道南バスを利用しています。苫小牧西高校前のバス停で朝8時に降りる際、乗ってくる男性の勢いがすごくて、押されたりぶつかられたりして転びそうになったことが何度かあります。友人と2人で怖く感じていて、時には痛い思いもしています。保護者や担任教師からは「道南バスに相談して

    • 2025年2月21日
  • エンディングノート活用を 「終活」テーマに理事研修会 白婦連
    エンディングノート活用を 「終活」テーマに理事研修会 白婦連

       研修を通して自分の価値観や生き方に向き合う参加者 白老町婦人団体連絡協議会(吉田和子会長)は20日、終活をテーマとした理事研修会を町中央公民館で開いた。役員や町民25人がエンディングノートの活用方法について、町社会福祉協議会の地域福祉課主査、喜納悠介さん(35)から学んだ。 終活は自分の人生の終

    • 2025年2月21日
  • 「人口減少 大きな課題」 道経連が苫小牧地域会員懇談会
    「人口減少 大きな課題」 道経連が苫小牧地域会員懇談会

       北海道経済連合会(道経連、藤井裕会長)は20日、苫小牧地域会員懇談会を苫小牧市内のホテルで開いた。道経連6人、苫小牧の会員企業・団体10人が出席し、各会員の業界や地域が抱える課題、将来の懸念、解決に向けた取り組みなどについて意見交換した。道経連が道内各地域の現状や課題を把握し、本道経済の発展につ

    • 2025年2月21日
  • 「トヨタ生産方式」を解説 異業種交流 トヨタ北海道の鈴木氏
    「トヨタ生産方式」を解説 異業種交流 トヨタ北海道の鈴木氏

       講演する鈴木さん 白老町立地企業連絡協議会(髙田秀文会長)、白老経済懇話会(川田泰正代表幹事)共催の異業種交流講演会が18日、町役場で開かれた。トヨタ自動車北海道(苫小牧市勇払)の事業戦略室プロフェッショナル・パートナー鈴木龍也さん(61)が国内外の企業にも取り入れられているTPS(トヨタ生産方式)

    • 2025年2月21日
  • 道内6・12人感染 2週ぶり減 苫小牧は6・75人 新型コロナ
    道内6・12人感染 2週ぶり減 苫小牧は6・75人 新型コロナ

       道は20日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。10~16日の道内定点医療機関(222カ所)1カ所当たりの感染者数は6・12人となり、前週(7・75人に修正)から1・63人減少した。感染者数が前週を下回るのは2週ぶり。 定点医療機関から報告のあった同期間の新規感染者数は1359人だった。

    • 2025年2月21日
  • いい子症候群の実像を語る 少年育成懇話会 金間教授が講演
    いい子症候群の実像を語る 少年育成懇話会 金間教授が講演

       白老町青少年育成町民の会(山田和子会長)は18日、第27回青少年育成懇話会を町中央公民館で開いた。金沢大学教授で東京大学客員教授でもある金間大介さんが「先生が求める答えを提供する若者たち~いい子症候群の実像」と題して講演。保護者や教育関係者ら約60人が耳を傾けた。 金間さんは、素直で聞き分けが

    • 2025年2月21日
  • パナソニックグループの3社指名停止 市、来月18日まで
    パナソニックグループの3社指名停止 市、来月18日まで

       苫小牧市は20日、競争入札参加資格登録業者のパナソニック産機システムズ(東京)、パナソニック環境エンジニアリング(大阪府吹田市)、パナソニックEWエンジニアリング(大阪市)の3社を19日から3月18日までの1カ月間、指名停止処分にしたと発表した。 市によると、パナソニックグループ16社が、実務

    • 2025年2月21日
  • 首長の予定
    首長の予定

       (22日)苫小牧 午後0時30分、レディース健康マージャン大会(音羽町)。午後3時、国際ロータリー第2510地区第12グループ24―25年度インターシティ・ミーティング(グランドホテルニュー王子)。千 歳 午前9時、アンカレジ市訪問事業合同市民報告会(福祉センター)。白 老 公式行事なし

    • 2025年2月21日
  • 来月14日、特別授業を初企画 放送作家の加藤氏招き
    来月14日、特別授業を初企画 放送作家の加藤氏招き

       安平町教育委員会と追分高校(庄司健浩校長)は3月14日午後1時半から、同校で特別授業「放送作家による『企画』の授業」を初めて行う。講師は、札幌市出身で放送作家の加藤智久氏が務める。生徒以外に町内外から参加でき、QRコードから申し込みができる。締め切りは同月10日正午。 加藤氏は、同市のデザイン

    • 2025年2月21日
  • 子ども芸術祭に112点 個性あふれる作品ずらり 苫小牧市子ども会 育成連絡協議会 2日間で170人来場
    子ども芸術祭に112点 個性あふれる作品ずらり 苫小牧市子ども会 育成連絡協議会 2日間で170人来場

       苫小牧市子ども会育成連絡協議会(佐藤守会長)は15、16両日、市民活動センターで「子ども芸術祭」を開いた。市内の小中学生が冬休み中に手掛けた工作や書き初めなど112点を展示して紹介した。子どもたちの日ごろの文化活動を知ってもらおうと毎年開催。今年度は明野柳、川沿、住吉泉、美光の4町内会と清水小、

    • 2025年2月21日
  • 面接場所確保に関する要望書提出 苫小牧地区保護司会が市へ
    面接場所確保に関する要望書提出 苫小牧地区保護司会が市へ

       苫小牧地区保護司会(二階堂徹会長)は18日、保護司の面接場所の確保に関する要望書を苫小牧市に提出した。二階堂会長、岩田典一副会長、札幌保護観察所沖﨑佳奈恵次長が市役所を訪れ、金澤俊市長に手渡した。要望事項は▽更正保護サポートセンターが設置されている建物内での会議室の貸与または無償利用▽公共施設にお

    • 2025年2月21日
  • 北海道石油共同備蓄防災備蓄資材を寄贈 市へ「段ボールベッド」「パーテーション」
    北海道石油共同備蓄防災備蓄資材を寄贈 市へ「段ボールベッド」「パーテーション」

       苫小牧市静川の北海道石油共同備蓄北海道事業所は18日、防災備蓄資材の段ボールベッドとパーテーション各100セット(1セット1万円相当)を市に寄贈した。同社が北海道事業所敷地内に有する体育館は、市の地域避難所に指定されている。1月28日には市と災害時にレンタル機材を優先提供する応援協定を結ぶ総合レン

    • 2025年2月21日
  • 中学は全種目で全国下回る 苫小牧市教委が24年度体力テストの結果公表
    中学は全種目で全国下回る 苫小牧市教委が24年度体力テストの結果公表

       苫小牧市教育委員会は、市内の小学5年生と中学2年生を対象にした2024年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)の結果を公表した。小学校は男女とも全国平均を上回る種目があったが、中学校については全種目で下回った。 体力テストは文部科学省が08年度から実施しており握力、50㍍走、立ち

    • 2025年2月20日
  • 障害者の就労支援 市内の事業所集め合同説明会 障がい福祉課
    障害者の就労支援 市内の事業所集め合同説明会 障がい福祉課

       苫小牧市障がい福祉課は15日、市民会館小ホールで障害者の就労支援に携わる市内の事業所を集めた合同説明会を初開催した。就労移行支援事業所や就労継続支援A・B型事業所など28事業所が参加し、就労を希望する養護学校の生徒や障害を持つ子どもの家族ら約250人が熱心にブースを見回った。障害者の職業選択の幅を

    • 2025年2月20日
  • 冷凍ミカン給食に復活 苫小牧埠頭の大型冷凍庫で製造
    冷凍ミカン給食に復活 苫小牧埠頭の大型冷凍庫で製造

       苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業の苫小牧埠頭は19日、市弁天で管理する大型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」で作った冷凍ミカンを市内小中学校、義務教育学校、特別支援学校計38校の給食に提供した。冷凍ミカンは製造の手間や旬の時期以外のミカンの入手が難しいことから、2018年に給食から消

    • 2025年2月20日
  • アルテンが2年連続1位 キャンプ場サイト「なっぷ」東日本の予約件数
    アルテンが2年連続1位 キャンプ場サイト「なっぷ」東日本の予約件数

       国内最大級のキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」を運営するR.project(千葉県)は「なっぷアワード2024」を発表し、苫小牧市樽前のキャンプ場オートリゾート苫小牧アルテン(宮田哲也社長)が予約件数部門の東日本エリア1位を2年連続で獲得した。道内キャンプ場の連覇は初めてで、宮田社長は「前回の受

    • 2025年2月20日
  • 24年度ふるさと納税約12億円にとどまる見込み ティッシュや紙おむつ除外が影響 苫小牧市
    24年度ふるさと納税約12億円にとどまる見込み ティッシュや紙おむつ除外が影響 苫小牧市

       苫小牧市は、2024年度のふるさと納税寄付額が前年度実績を約6億円下回る約12億円にとどまる見込みを示した。前年度実績を下回るのは返礼品を充実させた15年度以降初めて。目玉の品目だった王子ネピア(東京)のボックスティッシュや紙おむつなどの取り扱いを停止したことが大きな要因とみられる。市は新たな返礼

    • 2025年2月20日
  • 差別の歴史 繰り返さない 旧優生保護法下の問題扱う ドキュメンタリー「沈黙の50年」上映
    差別の歴史 繰り返さない 旧優生保護法下の問題扱う ドキュメンタリー「沈黙の50年」上映

       「耳の日(3月3日)」にちなんだ記念事業「手話を知るつどい」が16日、苫小牧市民活動センターで開かれ、旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らが不妊手術を強制された問題を扱ったドキュメンタリー映画「沈黙の50年」の上映や聴覚障害者のオンライン講演が行われた。来場者75人は障害者への差別や偏見の歴

    • 2025年2月20日
  • 文化ホール委託料を増額 物価高騰で改定 市議会定例会
    文化ホール委託料を増額 物価高騰で改定 市議会定例会

       苫小牧市議会第12回定例会は19日、本会議で2024年度一般会計補正予算案など議案9件を原案通り可決した。同会計は、24年度所得税の確定で定額減税不足額分4億7191万円を盛り込むなど、歳入歳出に25億1611万円を増額し、総額952億124万円とした。 このほか、市内路線バスの維持経費増に伴

    • 2025年2月20日
  • マイナ保険証などの管理で市に要望書 苫小牧社会保障推進協議会
    マイナ保険証などの管理で市に要望書 苫小牧社会保障推進協議会

       苫小牧社会保障推進協議会(宮崎有広会長)は14日、訪問介護事業所への経費の補助や、認知症などでマイナ保険証を自身で管理することが難しい人に対する支援策の実施などを求める要望書を市に提出した。宮崎会長らが市役所を訪れ、金澤俊市長に手渡した。要望内容は▽訪問介護事業者の確保策▽マイナ保険証の有無にかか

    • 2025年2月20日
  • 現場管理テーマに 苫電業協会が技術講習会
    現場管理テーマに 苫電業協会が技術講習会

       現場管理のポイントに耳を傾ける参加者 苫小牧電業協会(中村衞会長)と一般社団法人日本電設工業協会北海道支部は14日、苫小牧市文化交流センターで技術講習会を開いた。苫小牧市、白老町、新ひだか町などの会員企業7社から18人が参加し、北海電工電設工事部マネージャーの川口博さんが「現場管理業務のポイント」を

    • 2025年2月20日