• 土曜の窓 次郎と史郎
    土曜の窓 次郎と史郎

       もう30年以上も前の話だが、私の古巣である日本経済新聞社が1994年10月に「官僚」という連載企画で新聞メディアの最高の栄誉である「新聞協会賞」に輝いたことがある。仕掛け人は当時、経済部次長だった斎藤史郎さん。時は、細川護熙連立内閣という非自民の政権が誕生した93年8月直後のことだ。55年体制とい

    • 2025年3月15日
  • JR根室線 日本最東端駅が廃止 利用者減、ダイヤ改正で
    JR根室線 日本最東端駅が廃止 利用者減、ダイヤ改正で

       日本最東端の駅として親しまれたJR根室線の東根室駅(根室市)が14日、最終日を迎えた。地元高校生の通学の足として長く貢献したが、利用者数の回復が見込めないとしてJR北海道がダイヤ改正に伴い廃止を決めた。 東根室駅は1961年、最寄りの高校への通学駅として開設。根室線は、根室―釧路間が花咲線の愛称

    • 2025年3月15日
  • 31年に「まちびらき」 駅前再整備スケジュール 市議会総合開発特別委 エガオ解体に2年、新施設に3年
    31年に「まちびらき」 駅前再整備スケジュール 市議会総合開発特別委 エガオ解体に2年、新施設に3年

       苫小牧市は13日、JR苫小牧駅前の再整備に向けて、全体の想定スケジュールを明らかにした。2026年度から予定している旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」の解体に2年ほど、新たな施設の整備に3年ほどかかる見通しで、市未来創造戦略室は「31年の『まちびらき』を目指している」と展望している。 13日

    • 2025年3月14日
  • 総務部長に大橋氏 苫小牧市、部・次長人事内示 次長職から6人昇任
    総務部長に大橋氏 苫小牧市、部・次長人事内示 次長職から6人昇任

       苫小牧市は14日、4月1日付の部長・次長職人事を内示した。昨年12月に就任した金澤俊市長にとって新体制を構築する人事。部長職は4人の役職定年(うち1人は特別職就任)に伴って、7人が異動対象となった。総務部長に大橋透総務部次長兼行政監理室長(51)が昇格して就くなど、次長職から6人が昇任する。総務部

    • 2025年3月14日
  • 物価高対策支援金の申請受け付け 苫小牧市、低所得世帯に3万円
    物価高対策支援金の申請受け付け 苫小牧市、低所得世帯に3万円

       苫小牧市は、低所得世帯に対し3万円を支給する「物価高対策支援金」の申請を受け付けている。住民税の非課税世帯と均等割のみ課税世帯が対象で、市は順次、対象世帯に申請書類を郵送している。 物価高騰対策に関する国の臨時交付金を活用した事業。市は対象世帯を約2万8000世帯、事業費は約9億円と試算する。

    • 2025年3月14日
  • 感謝胸に学びや巣立つ 中学校で卒業式 苫小牧
    感謝胸に学びや巣立つ 中学校で卒業式 苫小牧

       苫小牧市内の中学校14校と義務教育学校で14日、一斉に卒業式が行われた。卒業生は恩師や在校生、保護者らに見守られ、3年間過ごした校舎を旅立った。 ウトナイ中学校(石田憲一校長)では、卒業生129人が大きな拍手に包まれながら入場。卒業証書授与では、一人ひとりの名前が呼ばれ、それぞれ大きな声で返事し

    • 2025年3月14日
  • 新麻薬探知犬お披露目 函館税関千歳税関支署「ボルト」と「ゾーイ」
    新麻薬探知犬お披露目 函館税関千歳税関支署「ボルト」と「ゾーイ」

       函館税関千歳税関支署は13日、新たな麻薬探知犬「ボルト」と「ゾーイ」をお披露目した。いずれもラブラドルレトリバーの雄1歳で2月から本格稼働。新千歳空港の国際線で不正薬物を摘発しようと鼻を利かせている。麻薬探知犬は、大麻などの臭いをかぎ当てると、ハンドラーから褒めて遊んでもらえることを学習。健康でス

    • 2025年3月14日
  • プロノ苫東店内に「工具館」 なんでもリサイクルビッグバン
    プロノ苫東店内に「工具館」 なんでもリサイクルビッグバン

       オカモト(帯広市)は14日、苫小牧市柳町2の中古品店「なんでもリサイクルビッグバン」に「釣具館」と「工具館」をそれぞれオープンした。釣具館をビッグバン内に新規出店し、工具館を隣接する仕事用品店「プロノ苫小牧東店」の店内に移転オープン。同社は「両店のお客がお互いを行き来し、新たなシナジーが生まれれば」

    • 2025年3月14日
  • 新1年生へおめでとう 風花の会がお祝い会
    新1年生へおめでとう 風花の会がお祝い会

       一般社団法人苫小牧風花の会(甲谷由美子理事長)は9日、市民活動センターで新1年生の入学お祝い会を開いた。市内のひとり親世帯を対象とした恒例の取り組みで、新1年生40人や家族ら計130人が参加。交流を深めながら、にぎやかな時間を楽しんだ。苫小牧風花の会は市内のひとり親などでつくる互助組織。お祝い会で

    • 2025年3月14日
  • 平成をたどる 苫小牧の30年◇16 第Ⅱ部「転換の時代」④ 平成5(1993)年大型店進出 カウボーイや丸井、中規模店も 「苫小牧は植民地」と地元店
    平成をたどる 苫小牧の30年◇16 第Ⅱ部「転換の時代」④ 平成5(1993)年大型店進出 カウボーイや丸井、中規模店も 「苫小牧は植民地」と地元店

       大型店規制緩和の中で格安量販の「カウボーイ」が出店し、道内老舗の「丸井今井」も進出計画を公表した。小売店や既存大型店は軒並み影響を受け、苫小牧は第2次大型店進出時代を迎えた。■カウボーイ進出 平成5年10月、糸井地区の国道36号沿いに、土日型ディスカウントストア「カウボーイ」が開店した。食料品

    • 2025年3月14日
  • 新規高卒者の就職内定率97・8% 苫小牧職安、道内で最高
    新規高卒者の就職内定率97・8% 苫小牧職安、道内で最高

       苫小牧公共職業安定所のまとめによると、管内(東胆振1市4町、日高町、平取町)の高校を今月卒業した新規高卒者の1月末時点での就職内定率は前年同月比0・4㌽減の97・8%で、道内20カ所の公共職業安定所では最高だった。 同月末時点で管内の高校卒業予定者1577人のうち、就職希望者は411人。1月末ま

    • 2025年3月14日
  • 排出量35%削減 22年度の温室効果ガス ゼロカーボン推進、再エネ活用 道議会予算特別委
    排出量35%削減 22年度の温室効果ガス ゼロカーボン推進、再エネ活用 道議会予算特別委

       道議会予算特別委員会(丸岩浩二委員長)は13日も質疑を続行した。中村守氏(公明党、苫小牧市区)は、道のゼロカーボン北海道推進計画の取り組み状況を質問。山内優一地球温暖化対策担当課長は2030年度温室効果ガス実質排出量の13年度比48%削減を目標に掲げ、「豊富な再生可能エネルギーの活用などを重点的に

    • 2025年3月14日
  • 写真サークルCOCON、16日まで作品展 苫小牧
    写真サークルCOCON、16日まで作品展 苫小牧

       苫小牧市を拠点に活動する写真サークルCOCON(ココン、竹内良恵会長)の作品展が16日まで、市民活動センターで開かれている。会員9人がこの1年間に撮影した力作113点が並ぶ。 A3判3枚の組み写真や「水」「赤」「気配」などのテーマに沿ったA4判の風景、人物、動植物写真を展示。日ごろのサークル活動

    • 2025年3月14日
  • 運航会社社長、争う姿勢 知床観光船事故補償で初弁論 原告「生涯かけ反省と償いを」
    運航会社社長、争う姿勢 知床観光船事故補償で初弁論 原告「生涯かけ反省と償いを」

       知床半島沖で2022年、死者・行方不明者26人を出した観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」沈没事故で、乗客14人の遺族ら29人がカズワンの運航会社「知床遊覧船」(オホーツク管内斜里町)と社長の桂田精一被告(61)=業務上過失致死罪で起訴=に約15億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、札

    • 2025年3月14日
  • きょう営業最終日 日本最東端の東根室駅 愛好者ら別れ惜しむ
    きょう営業最終日 日本最東端の東根室駅 愛好者ら別れ惜しむ

       鉄道駅として日本で最も東にあるJR根室線の東根室駅(根室市)が14日、営業最終日を迎えた。地元住民や道外から訪れた鉄道ファンからは「ショックだ」「ありがとうの気持ちでいっぱい」などと別れを惜しむ声が聞かれた。 東根室駅は1961年、近くの高校への通学用に設置された無人駅。同線は終点の根室駅からい

    • 2025年3月14日
  • 道警定期人事 苫小牧署長に親谷氏 サイバー対応組織改正も
    道警定期人事 苫小牧署長に親谷氏 サイバー対応組織改正も

       北海道警察は14日、春の定期人事異動と組織機構改正を発表した。組織改正では「サイバー空間における対処能力の強化」など5本を柱に据えた。 「サイバー空間…」では、警察本部生活安全企画課犯罪抑止対策係を増員。警察署におけるサイバー事案対処体制を強化するため、札幌中央署生活安全第2課生活経済係も増員す

    • 2025年3月14日
  • 2024文化芸術共創記録集完成 ルーツ&アーツしらおい 発送を開始
    2024文化芸術共創記録集完成 ルーツ&アーツしらおい 発送を開始

       白老文化観光推進実行委員会(熊谷威二会長)は昨秋の芸術祭「ルーツ&アーツしらおい2024―白老文化芸術共創」の記録集を作成し、14日から国内外の文化関係機関に発送を始めた。白老町内の公共施設や観光、宿泊施設、金融機関や商店にも設置する。同芸術祭は昨年9~11月、町内11カ所を会場に開かれた。町東町

    • 2025年3月14日
  • 道新幹線札幌延伸 38年度末に遅れ 国が有識者会議に報告
    道新幹線札幌延伸 38年度末に遅れ 国が有識者会議に報告

       国土交通省は13日、北海道新幹線の札幌市までの延伸に関する有識者会議に、開業時期が2038年度末になるとの見通しを盛り込んだ報告書案を示し、大筋で了承された。報告書案は近く公表される予定。工事の進捗(しんちょく)次第ではさらに遅れる可能性も指摘しているとみられ、目標としてきた30年度末から8年以上

    • 2025年3月14日
  • 新型コロナ感染者 道内4・52人 4週連続減少 苫小牧は3・25人
    新型コロナ感染者 道内4・52人 4週連続減少 苫小牧は3・25人

       道は13日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。3~9日の道内定点医療機関(222カ所)1カ所当たりの感染者数は4・52人となり、前週から0・71人減少した。感染者数が前週を下回るのは4週連続。 定点医療機関から報告のあった同期間の新規感染者数は1004人だった。 30保健所別では、静

    • 2025年3月14日
  • 何のための議会なのか なんでもトーク
    何のための議会なのか なんでもトーク

       ◇市議会での問題について 苫小牧市議会における、検討材料提供の問題について申し上げたい。情報漏えいはあってはならないが、その理由は何か。業務上のミスならば反省しなければならないが、内部告発だとしたらどうか。以前から当たり前のように行われてきたことを私たち市民は知らなかった。驚いたのは、この問題

    • 2025年3月14日
  • 首長の予定
    首長の予定

       (15日)苫小牧 公式行事なし。千 歳 午前11時、道央圈連絡道路開通式(空知管内南幌町)。白 老 公式行事なし。安 平 午前9時、はやきた・おいわけ子ども園卒園式。午後5時、純米大吟醸あびら川お披露目会(ホテル渡辺)。厚 真 公式行事なし。むかわ 公式行事なし。

    • 2025年3月14日
  • 交通安全指導員に感謝伝える 沼ノ端小で「ありがとうの会」
    交通安全指導員に感謝伝える 沼ノ端小で「ありがとうの会」

       苫小牧沼ノ端小学校(吉岡ゆかり校長)は11日、2年生の生活科授業の一環で、同校区の交通安全指導員に感謝の気持ちを伝える会を同校体育館で開いた。児童53人が指導員に歌や踊りを披露した。同校区では約40年以上前から、指導員が登下校時に児童たちの交通安全を見守っている。指導員は現在、沼ノ端中央町内会や

    • 2025年3月14日
  • 勇退校長② 泉野小学校・松井操人さん 成長の瞬間、教師の醍醐味
    勇退校長② 泉野小学校・松井操人さん 成長の瞬間、教師の醍醐味

       「国語の授業をもっと面白くしたい」と思ったのがきっかけで教員を目指し、子どもたちには折に触れ、方言や言葉の起源など日本語の奥深さを伝えてきた。 札幌市出身。北海道教育大学釧路校卒業。教員人生は苫小牧弥生中学校で始まり、国語教員として穂別中や苫小牧明倫中で教壇に立った。部活動ではアイスホッケーや

    • 2025年3月14日
  • 白老で「ふくし×まちづくりフェア」 白東高生のアイデア生かす
    白老で「ふくし×まちづくりフェア」 白東高生のアイデア生かす

       白老町の白老東高校の生徒のアイデアを生かしたイベント「ふくし×まちづくりフェア」が9日、町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれた。コミュニティナース(コミナス)の相談会や写真の撮り方教室などを催し、町民ら60人が来場してにぎわった。会場では、町内で活動するコミナスが高校生ならではの悩みや健康に関す

    • 2025年3月14日
  • 桜木町町内会小学生部員が誕生 春から中1、継続的活動に意欲 中田さんと山田さん
    桜木町町内会小学生部員が誕生 春から中1、継続的活動に意欲 中田さんと山田さん

       苫小牧市内の桜木町町内会(三澤伸吉会長)の青少年部に今月、小学生部員が誕生した。北星小学校6年生の中田美桜さん(12)と山田京采(ことね)さん(同)の2人。桜木・しらかば総合福祉会館で9日に行われた青少年部行事「新入学・卒業・進級お祝い贈呈会」で、張り切った様子で受け付け業務をこなした2人は「楽しく

    • 2025年3月13日
  • 苫信サポートセンターかたる不審電話相次ぐ 苫小牧署も注意喚起
    苫信サポートセンターかたる不審電話相次ぐ 苫小牧署も注意喚起

       苫小牧署と苫小牧信用金庫は13日までに、苫小牧市内で同信金をかたる不審電話が相次いでいると発表した。「利用者登録の更新」などを求める内容で、同信金に寄せられた相談は同日午前10時時点で85件に上り、ホームページなどで注意喚起している。 同信金などによると11日以降、市内の事業所や自宅の固定電話に

    • 2025年3月13日
  • 北光町未来の森公園のドッグラン、来月1日再開 利用犬の登録を受け付け中 苫小牧
    北光町未来の森公園のドッグラン、来月1日再開 利用犬の登録を受け付け中 苫小牧

       苫小牧市は4月1日、冬季閉鎖中の北光町未来の森公園のドッグランを再開する。2024年度に導入した利用犬登録制度は毎年度更新が必要。市環境生活課は25年度の利用に向け、犬の登録を受け付けている。 25年度から、利用者が同ドッグランについて気になった点をスマホなどを通じてネット上で報告できる専用フォ

    • 2025年3月13日
  • 建設費概算123億円 現体育館の改修避けられず 総合体育館建て替え計画の見直し調査 
    建設費概算123億円 現体育館の改修避けられず 総合体育館建て替え計画の見直し調査 

       苫小牧市は12日、市総合体育館(末広町)の建て替え計画を見直そうと今年度行った調査結果を公表した。新体育館は延べ床面積1万5000平方㍍と、現体育館のほぼ2倍と想定し、建設費は概算123億5000万円。基本計画の策定から使用開始まで約6年かかる見通しでこの間、耐用年数を超える現体育館の改修が避けら

    • 2025年3月13日
  • 24年の救急出動9831件 苫小牧市消防本部、過去2番目の多さ
    24年の救急出動9831件 苫小牧市消防本部、過去2番目の多さ

       苫小牧市消防本部のまとめによると、2024年の救急出動件数(速報値)は前年比195件減の9831件で、過去最多だった23年の1万26件に次いで2番目に多かった。記録的猛暑となった23年の夏場に比べ、熱中症疑いの救急搬送者が減少したことが影響したとみられる。搬送者数も同185人減の8474人(同)で

    • 2025年3月13日
  • 初ソロリサイタルで魅了 白老出身 ピアニスト髙石さん
    初ソロリサイタルで魅了 白老出身 ピアニスト髙石さん

       白老町出身のピアニスト髙石拓実さん(24)=東京在住=は8日、苫小牧市文化会館でソロリサイタルを開いた。桐朋学園大ディプロマコースに在籍している髙石さんの学生時代の集大成となる演奏に、70人の観客が惜しみない拍手を送った。ショパンの「即興曲第1番変イ長調Op.29」でスタート。曲の合間に「ソロでの

    • 2025年3月13日