皮膚科における生物学的製剤による治療 苫小牧医報
- 2023年12月12日
皮膚科の臨床の現場で多く見る疾患に「アトピー性皮膚炎」と「乾癬(かんせん)」があります。どちらも慢性に繰り返す炎症性皮膚疾患であり、ステロイド外用薬を主体とした従来の治療ではコントロール不良な難治例も多く見られます。 しかし、近年、これらの疾患の病態は分子レベルで解明が進んでおり、それに伴
皮膚科の臨床の現場で多く見る疾患に「アトピー性皮膚炎」と「乾癬(かんせん)」があります。どちらも慢性に繰り返す炎症性皮膚疾患であり、ステロイド外用薬を主体とした従来の治療ではコントロール不良な難治例も多く見られます。 しかし、近年、これらの疾患の病態は分子レベルで解明が進んでおり、それに伴
心筋梗塞などの冠動脈疾患に至る前から、冠動脈硬化の進行度と腸内細菌の構成に関連があることが分かったと、滋賀医科大などの研究グループが発表した。 健康な人と冠動脈疾患患者では腸内細菌の構成が異なるが、発症前の段階で差があるかは明らかでない。研究グループは、滋賀県草津市在住の男性663人(平均
ブロッコリーなどアブラナ科の植物に含まれ、抗酸化作用や解毒作用を持つ成分「スルフォラファン(SFN)」が、糖尿病の悪化に関わるタンパク質「セレノプロテインP(SeP)」の生成を抑制することが分かったと、東北大大学院の研究グループが発表した。 SePは主に肝臓で作られ、生命維持に重要な元素で
自民党最大派閥・安倍派による政治資金パーティー収入の裏金化疑惑を巡り、岸田文雄首相(自民党総裁)は11日、松野博一官房長官に加え、高木毅国対委員長、西村康稔経済産業相、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相を交代させる方向で調整に入った。5人はいずれも同派所属。今国会閉会後の14日にも松野氏ら一部の人
乳がんに罹患(りかん)するリスクが、座っている時間が1日当たり「7時間未満」の人より、「7時間以上」の人の方が1・36倍高いとする研究結果を、京都府立医科大の研究グループが11日までに発表した。座位時間が7時間以上ある人が運動しても罹患リスクが低下しないとの結果も出た。 がんは生活習慣や遺伝
甲府市で2021年10月、夫婦が殺害され自宅が放火された事件で、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた無職遠藤裕喜被告(21)の裁判員裁判の論告求刑公判が11日、甲府地裁(三上潤裁判長)であった。検察側は「謝罪や反省がなく、更生の可能性はない」として死刑を求刑。弁護側は心神耗弱状態だったとして死
こども家庭庁は11日、少子化対策の財源に充てる支援金制度について話し合う有識者会議を開き、2026年度から公的医療保険に上乗せして徴収する案を示した。支援金の総額を段階的に増やし、28年度から本格的に実施する想定。国民から幅広く徴収し、最終的には月額で1人当たり平均数百円となる見込みだ。24年通常
10月に札幌市で開催された第30回佐々木治夫杯将棋大会で、日本将棋連盟苫小牧支部の会員が躍動した。全道のアマチュア棋士が集う道内最大規模の大会で、今回は約280人が出場。団体戦(5人)で2017年以来6年ぶりの優勝を果たしたほか個人戦A(フリー)で、小笠原聡さん(59)=苫小牧市新開町=が優勝、工
苫小牧市錦西町の北洋大学で9、10両日、クリエーター白山通平さん(65)らによる作品展「ニャンクシィ展」が開かれた。市内外のアーティストによる音楽ライブや軽食販売も行われ、市民らはゆったりとくつろぎながら作品を鑑賞したり、パフォーマンスを楽しんだりした。 2階の展示会場には、白山さんがこの
同僚の男性に金づちを投げつけたとして、苫小牧署は9日、苫小牧市柳町の会社員の男(59)を暴行容疑で現行犯逮捕した。「当てるつもりはなかった」と容疑を一部否認している。 逮捕容疑は同日午後6時ごろ、市北栄町の建設会社の休憩室で同僚の男性社員(53)の腰に金づちを投げつけた疑い。 同署
1日(金)▽窃盗 元町=カラオケ店で女性トイレに置いていた財布 2日(土)▽窃盗 沼ノ端中央=JR駅駐輪場で自転車のドリンクホルダーに置いていたスピーカー 3日(日)▽窃盗 木場町=大型商業施設で電子たばこ 4日(月)▽建造物侵入 錦岡=飲食店で厨房(ちゅうぼう)窓ガラスを
自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を議員側に還流させ裏金にしていたとされる問題で、本道選出の橋本聖子元五輪担当相に1000万円超が還流し、収支報告書に記載されていない疑いが新たに判明した。また、同派の3議員側が約5000万円~4000万円超のキックバックを受
北海道エアポート(千歳市、HAP)は9日、新千歳空港に新設したビジネスジェット専用ターミナルの開業式や報道公開を行った。アジア圏の富裕層をはじめVIPに対応するため、プライベートを重視した施設で、出入国手続き(CIQ)やラウンジスペースを完備。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた旅客需要が回復
日本自動車販売協会連合会札幌支部室蘭事務所のまとめによると、11月の胆振・日高地域の新車登録台数(軽自動車を除く)は前年同月比18・1%増の869台で、前年実績を2カ月連続で上回った。 同事務所の会員26社のうち18社がプラス。トヨタ自動車系列を中心に登録台数が増加。大型のトラックやバスを
20年ほど前までに、何度か取材で海外へ行った。欧州、北米とその諸島やアジアの島国―。そのときに日々おなかはすくわけで、食事をするために現地の人が行く食堂にたびたび足を踏み入れた。 1990年代にオランダの小都市に滞在した際は肉の主菜と一緒に主食としての芋料理をもりもりと食べる人が多く、まね
多文化共生について学ぶ札幌国際大学の人文学部国際教養学科の学生12人と同学科の遊佐順和教授(55)が9日、観光と食をテーマとするゼミ授業の一環で白老町を訪れた。民族共生象徴空間(ウポポイ、町若草町)を視察したり、地域食堂「グランマ」(町大町)の林啓介店主(42)の話に耳を傾けたりし、同町のまちづく
安平町の教育や暮らしを町外者向けにアピールするオンライン移住ツアーが9日、町早来大町のはやきた子ども園と参加者をつないで行われた。道外の子育て世代8組11人が参加し、町内の子育て環境にイメージを膨らませた。 町が移住定住施策の一環で子育て世代をターゲットに進める取り組み。町や地元団体、NP
安平町民が持つ夢やアイデアを発表し、資金などの応援を募る企画「ABIRA Talks(アビラトークス)」が9日、町早来地区の小中一貫の義務教育学校「早来学園」で開かれた。地元の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人アビースポーツクラブ」のメンバーが資金獲得に挑戦したほか、大学生や小中学生がプレゼンテ
カルルス温泉サンライバスキー場(登別市カルルス町、勝間康則支配人)は16日に今季営業を始める。開業準備を進める中、8日には安全祈願祭を執り行った。利用客が安心、安全に楽しめるように、地元神社の神職がシーズン中の無事故無災害を祈願した。 神事は刈田神社(同市中央町)の神職が手掛けた。勝間支配
白老町虎杖浜に製造拠点を持つ化粧品メーカー、ナチュラルサイエンス(本社東京、小松令以子社長)のグループ会社、希松(同、同)は8日、町に企業版ふるさと納税として100万円を寄付した。 同社の寄付は2年連続。善意は両社の希望で竹浦、虎杖浜地区の振興に関わる事業に使われる。 町の企業版ふ
苫小牧市文化交流センターは、来年1月6~8日に行う講座「子どもヒップホップジャズダンス」の受講生40人を募集している。市内の小学生が対象で、初心者も大歓迎。締め切りは21日。 ダンススタジオ「NO STYLE」(川沿町)のダンスチーム「CHARKEY(チャーキー)」のダンサーを講師に迎える
苫小牧市議会定例会は8日、一般質問を続行し、7人が質問した。主なやりとりを紹介する。 池田謙次氏(公明)は、津波避難タワーの設置を要望。野見山慎一市民生活部長は「建築資材の高騰や津波の発生レベルを見据え、市全体の財政的な優先度を考慮する必要がある。年内に担当レベルで考えをまとめ、年度内をめ
道農政部は「女性農業者スキルアップ研修会」を来年1月12日午前11時から、千歳市民文化センター(同市北栄2)で開催する。対象は道内の農家夫婦(20組程度)で、子育て中や、これから子育てを迎える農家の夫婦の参加を優先する。参加・託児無料。 3部構成で、第1部は日本政策金融公庫人事部長の齋藤佳
日本野鳥の会苫小牧支部(鷲田善幸支部長)は17日、苫小牧市のウトナイ湖で探鳥会を開く。同支部会員の案内で湖畔の散策路を歩き、動植物を観察する。参加無料、事前申し込み不要。 12月の恒例行事で例年だとオジロワシやハシブトガラ、アカゲラ、オオハクチョウなどの野鳥を観察できる。希望者は当日午前9
生け花の小原流苫小牧支部(石間友子支部長)は27日午後1時半から、苫小牧市豊川町の豊川コミュニティセンターで「お正月いけばな一日教室」を開く。定員5人(先着順)。 講師は石間支部長と同支部の西森芙美子さん。縁起が良いとされるマツやセンリョウなどを組み合わせて生ける。花器や剣山などの道具は貸
◇ありがとう 10月25日に買い物の帰りに道路で転んでしまい、後ろから歩いて来た女性の方(高丘在住の方)に助けてもらいました。その後も付き添っていただいたのですが、再び転んでしまって動けなくなり、その方とお子さま連れの女性の方が、通り掛かった男性の方の車を止めて私の自宅まで送ってくれるよう
日本海さけ・ます増殖事業協会が千歳市内の千歳川左岸に設置したインディアン水車(捕魚車)は、8日で今季のサケ捕獲作業を終了した。今季は過去最多だった昨季から25万8546匹減少し、32万8272匹だった。 今季の捕獲は8月28日にスタートした。調査機関による当初の予測捕獲数は前年並みだったが
北海道銀行は、2024年度の道内経済見通しを発表した。物価変動の影響を除いた実質経済成長率は1・5%とした。ラピダス(東京)が千歳市で進めている次世代半導体工場建設が設備投資を大きく押し上げるほか、脱炭素やデジタル化に関連した投資の活発化も予想。着実に持ち直しているインバウンド(訪日客)による観光
「21世紀・アイヌ文化伝承の森プロジェクト~コタンコロカムイの森づくり~取組紹介パネル展」が北海道森林局=札幌市中央区宮の森3条7=の1階ウッディホールで開かれている。森づくりなどのパネルや伝統的工芸品の二風谷イタ(お盆)をはじめアイヌ民具などを展示している。 同局と平取町、平取アイヌ協会
道は、第一生命保険と共催したサラリーマン川柳の北海道版「第5回どさんこ北海道自慢サラ川」の入選作品を発表した。大賞には「カーナビの ”道なりです”が 長すぎです。」(ゆきりん)が選ばれた。 「北海道あるある自慢(特産品、観光、食、地域イベントなど)」をテーマに6月2