利用減歯止めかからず 苫小牧の路線バス8%減263万人 4年連続の赤字
- 2020年6月24日
苫小牧市は、道南バス(室蘭)が市内で運行する路線バス全20路線の2019補助年度(18年10月1日~19年9月30日)の収支状況をまとめた。利用減に歯止めがかからず、運賃収入から経費を差し引いた収支総額は、市からの経営移譲後初めて1億円超のマイナスとなり、4年連続の赤字。新型コロナウイルスの影響で
苫小牧市は、道南バス(室蘭)が市内で運行する路線バス全20路線の2019補助年度(18年10月1日~19年9月30日)の収支状況をまとめた。利用減に歯止めがかからず、運賃収入から経費を差し引いた収支総額は、市からの経営移譲後初めて1億円超のマイナスとなり、4年連続の赤字。新型コロナウイルスの影響で
道南バス(長谷川義郎社長)は23日、2020年3月期決算を公表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月以降、利用客が激減し、純損失は前期比1億8500万円減の1億7300万円となり、8期ぶりの赤字となった。 売上高は前期比2億1600万円減の44億300万円。内訳を見ると、「乗合運送収
苫小牧市の成長戦略である国際リゾート構想の具体化に向け、特徴を生かした今後のまちづくりを検討する「次世代に向けた産業検討会」の初会合が23日、ハーバーFビルで開かれた。この日を皮切りに三つの検討会議を設け、今年度内に国際交流拠点を目指した都市再生プランを策定。来年度以降の事業化につなげる。
23日に告示された厚真町長選は、現職の宮坂尚市朗氏(64)以外に立候補の届け出がなかったため、前回2016年に続く無投票で4選を果たした。宮坂氏は「(18年9月に発生した)胆振東部地震からの復旧と復興、一人ひとりの心の傷をフォローしながらたくさんの方々のご支援、ご声援に応えてきたい」と4期目への意
「彼は無能だ」との批判にフルシチョフ首相が「国家の最高機密を暴露した」と怒った―というのは確か半世紀以上前のソ連(現ロシア)の風刺小話。 トランプ大統領のアメリカで、この小話が現実になった。元側近のボルトン氏が出版した暴露本の内容が日本でも連日、報道されている。先日のテレビで、アメリカの著
道と札幌市は23日、新型コロナウイルスに感染した札幌市の80代男女2人が死亡し、空知管内の1人(年代・性別・職業非公表)が新たに感染したと発表した。同市で新規感染者がいなかったのは4月6日以来、78日ぶり。道内の死者は97人、感染者は延べ1200人(実人数1183人)となった。 道内で治療
任期満了に伴い、23日に告示された厚真町長選は現職の宮坂尚市朗氏(64)が無投票で4選を決めた。当選から一夜明けた24日午前、町内で4期目に向けた抱負を聞いた。 ―当選から一夜明けた今の心境は。 「朝の出陣式からたくさんの方に集まっていただき、大勢の方に沿道から手を振ってもらった。
23日告示の厚真町議再選挙(定数11、欠員1)は、同日午後5時で立候補の届け出を締め切り、無所属の新人2人の候補者が確定した。 町選挙管理委員会に届け出たのは、会社員の日野竜馬氏(33)と、元JAとまこまい広域組合長の秋永徹氏(64)。投開票は28日。 町選挙管理委員会によると、町
白老町で和牛牧場を運営する白老和牛王国上村牧場(上村篤正社長)は、同町社台に直営の白老牛ファームレストランを27日にオープンする。「ウエムラ・ビヨンド」の店名で、社台の鶏卵・洋菓子販売マザーズの敷地内に開設。地元が誇る白老牛を広くアピールする。 レストランは、広大な芝生広場や新店舗を整備し
白老町は、町の新型コロナウイルス緊急経済対策「中小企業等緊急経営支援給付金」の活用を呼び掛けている。町商工会を窓口にした申請の受け付けは30日までで、「給付条件に適合している事業者は期間内に申請してほしい」としている。 町の緊急経営支援は、感染拡大の影響を受けたホテルや旅館、民泊など宿泊業
手作り品を展示販売する「なの花マーケット」が27、28両日午前9時から午後5時まで、安平町追分柏が丘の道の駅あびらD51ステーションで開かれる。 手作りを楽しむ苫小牧市在住の矢内由花理さんが主催。同市と札幌市に住む4人が作ったリカちゃん人形のドレス、アクセサリー、布製のバッグなどを展示販売
道議会第2回定例会は23日も本会議を開いて一般質問を続行。鈴木直道知事は質疑の中で7月12日に開業するアイヌ文化発信拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(白老町)の新型コロナウイルス対策について、「ウポポイに対する感染症対策の取り組みをアピールしながら、教育(修学)旅行のさらなる誘致やファミリー層
白老町に整備されたアイヌ文化発信拠点の民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業が7月12日に決定したことを受け、道は22日、道庁赤れんが東側前庭にあるウポポイ開設カウントダウンボードの日数を再設定した。開設日までの日数を示す電光掲示板が「20日」と点灯した。 ウポポイは当初、4月24日開業を予定
道内花卉(かき)産業の持続的発展などを目指す「北海道花きの振興に関する条例」制定案が、議員提案の形で第2回定例道議会の24日午後の本会議に追加提案される。 本道は冷涼な気候を生かした高品質な花卉産地として高い評価を受けているものの、生産・販売の担い手不足や需要減少などの課題も抱える。このた
道議会の議会運営委員会(吉田祐樹委員長)は23日、ICT(情報通信技術)環境整備の一環として、来年2月の第1回定例会から「タブレット議会システム」を試行することを決めた。 全議員100人と幹部職員にタブレット端末を配布。予算書や議案書などを専用サイトに掲載し、タブレット端末から閲覧できるよ
千歳の市議会議員でつくる千歳市観光議員連盟(坂野智会長、21人)はこのほど、山口幸太郎市長に安心・安全なまちを内外にPRするなど5項目からなる「観光関連事業を守るための要望書」を提出した。 要望では▽観光客を促進するため国が進める「GoToキャンペーン」に合わせ、市独自のインセンティブ(刺
千歳市は、新型コロナウイルス感染の拡大防止対策で「新北海道スタイル」に取り組む事業者をアピールする千歳版「新型コロナ対策推進宣言」ポスターを作成し、市内の業界・団体や大型店に配布した。新型コロナ感染拡大のイメージを払拭(ふっしょく)。千歳市を訪れた旅行客に安心・安全の情報を提供し、個店に足を運んで
千歳市内の自衛隊協力団体でつくる「千歳市における自衛隊の体制強化を求める期成会」(会長・山口幸太郎千歳市長、83団体)は23日、陸上自衛隊東千歳駐屯地と同北千歳駐屯地で要望活動を行った。国が中期防衛力整備計画(31中期防)で2023年度末までに部隊編成を予定する第3水陸機動連隊の千歳市への配置など
日高報知新聞社(本社浦河町)は23日、株主総会と取締役会を開き、新しい代表取締役社長に大岡由幸常務取締役営業本部長(44)を選任した。榎本淳一社長(72)は代表取締役会長に就任した。 大岡社長は「インターネットの普及、新型コロナウイルス禍など新聞業界は大変厳しい環境にある。株主や地域の声を
宮坂(みやさか) 尚市朗(しょういちろう) 64 無・現 (1)厚真町長(2)町総務課参事、胆振町村会会長(3)室蘭工業大卒(4)厚真町厚和(5)4 名前、年齢、党派の順。(1)代表的な肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)現住所(5)当選回数
◇就任あいさつ▽道路建設代表取締役会長、宮崎洋二氏▽同代表取締役社長、宮崎健悟氏。
苫小牧 午前11時、山本浄化興業からの寄付に対する感謝状贈呈。午後2時、苫小牧ライオンズクラブからの寄付に対する感謝状贈呈。 千 歳 午後1時30分、寄付採納。午後6時30分、千歳市総合計画審議会(総合福祉センター)。 恵 庭 在庁執務。 白 老 在庁執務。 安 平 午後1
国際的な女性による奉仕団体、国際ソロプチミスト苫小牧(長山信子会長)はこのほど、誰もが住みやすい地域づくりを目的に奉仕活動に取り組む3個人を表彰した。 受賞者は▽公益財団法人ソロプチミスト日本財団社会ボランティア賞=苫小牧要約筆記通訳サークル「つたえ~る」の浅倉壽子さん▽同学生ボランティア
苫小牧市木場町の保険代理店ケーエスが19日、社内で収集したリングプル3・8キロ、ペットボトルキャップ14・2キロを市社会福祉協議会の愛情銀行に寄付した。
運送業などの栗林海陸輸送(苫小牧市新明町、栗林和徳社長)は22日、交通遺児らの就学を支援する苫小牧市交通遺児育英会(理事長・岩倉博文市長)に60万円を寄付した。同社が、前身となる道南輸送を含め今月で設立60周年となることから、社会貢献の一環で寄付を決めた。 市役所で岩倉理事長に目録を手渡し
苫小牧市住吉コミュニティセンターは、7月以降に行う五つの生涯学習講座の参加者を募集している。いずれも外部講師を招き、体操による体づくりやオイルランプなどのワークショップを行う。新型コロナウイルスの感染拡大状況により中止する可能性もあるが、担当者は「電話での申し込みも可能なので、希望者はセンターへ連
家族という普遍的なテーマを広島から上京した老夫婦と、独立した子供たちの姿を通して描いた故小津安二郎監督の映画「東京物語」(1953年)。2012年には英国映画協会の「映画監督が選ぶ史上最高の映画ベストテン」の第1位に選出されるなど、世界的にも評価は高い。 いち映画好きで、審美眼もなければ映
JAとまこまい広域女性部は19日、苫小牧市社会福祉協議会の愛情銀行へ社会貢献活動の一環で会員が集めたタオル121枚を寄贈した。
苫小牧市を中心とする東胆振地域の基幹病院、王子総合病院看護部に勤務する柏田真希さん(41)が今年3月、管内では初めて民間団体が認定する診療看護師の資格を取得した。限定された特定の治療行為を医師と事前に交わした手順書に沿って代行できる。患者への迅速な治療行為につながるもので、院内でも期待が集まってい
「空が割れているみたい」―。22日、曇り空を横断する白い筋が苫小牧市内の各所で市民らに目撃された。短文投稿サイトのツイッターでは「あの雲は何?」という書き込みが相次いだ。 苫小牧民報社に情報を寄せた市内の男性(63)は正午ごろに目撃。国道36号を車で白老方面に運転中、南北に走る筋が空を分断