23年度開校の「義務教育学校」 「世界」と出会う場所 「復興のシンボル」に 安平
- 2021年7月17日
安平町は16日、胆振東部地震で被災した早来中学校の再建に伴い、2023年度新たに開校する小中一貫の「義務教育学校」に関する記者会見を開いた。新しい学校のコンセプトは「自分が”世界”と出会う場所」―。震災からの復旧という視点にとらわれない「復興のシンボル」となることを目指して
安平町は16日、胆振東部地震で被災した早来中学校の再建に伴い、2023年度新たに開校する小中一貫の「義務教育学校」に関する記者会見を開いた。新しい学校のコンセプトは「自分が”世界”と出会う場所」―。震災からの復旧という視点にとらわれない「復興のシンボル」となることを目指して
道が6月に公表した道内太平洋沿岸地域の津波浸水想定を受け、白老町は、町立国保病院改築基本計画の一部を見直した。基本計画では、津波対策で盛り土工法を採用する方針を示していたが、新たな浸水深の想定を踏まえピロティ方式(高床式)へ変更する。これに伴い、改築事業費は当初概算より約2億4900万円膨らむ。
安平町の追分小学校と追分中学校は、小中一貫教育の取り組みとして、小学6年生に登校から下校までを中学校で過ごしてもらう「1日体験入学」を定期的に開催している。今年度は月に1回程度のペースで進めており、6年生の「中1ギャップ」解消を図るとともに、スムーズな進学を後押ししている。 追分地区では、
厚真中学校(阿部隆之校長)は16日、来春、受験を控える3年生を対象に高校説明会を開いた。参加した生徒28人が、苫小牧市内3高校と厚真高校の担当者から説明を受けた。 高校へのイメージを膨らませ、進路選択の参考にしてもらうのが目的。厚真中の卒業生が多い厚真高と苫小牧東、苫小牧総合経済、駒大苫小
白老町議会は16日、定例会7月会議を開き、地域女性活躍推進事業費を盛った2021年度一般会計補正予算案など議案4件を原案通り可決した。 国の地域女性活躍推進交付金を活用した同事業(435万5000円)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響などで、不安や悩みを抱く女性を支援する施策。町内のNP
苫小牧市高丘の緑ケ丘公園に隣接した湿地に、2輪のスイレンが薄ピンク色の美しい花を咲かせた。 スイレンは公園の職員が5年ほど前に生えているのに気付いた。エゾシカがつぼみを食べてしまうなど、なかなか大きく育たなかったが、葉を囲むようにシカよけのネットを設置したところ、今月上旬につぼみを付け、1
苫小牧市議会は14日、議会改革検討会(座長・板谷良久議長)を開き、任期後半の検討項目として質問時間の見直しなどの追加を決めた。前期から検討してきたタブレット端末の有効活用についても、継続して協議することを確認した。 検討項目は各会派が持ち寄り、▽市民との意見交換の手法▽議会のICT(情報通
苫小牧市中小企業振興審議会が14日、市役所で開かれた。第5期の初会合で、岩倉博文市長が委員15人に委嘱状を交付した。会長に北海道中小企業家同友会苫小牧支部の高橋憲司支部長を選出した。 委員の任期は2023年7月13日まで。市長から諮問を受け、22年度中に市が策定する次期市中小企業振興計画の
苫小牧市内の4ライオンズクラブ(LC)の2021年度新役員8人が15日、苫小牧民報社を訪れ、活動の抱負を述べた。 苫小牧LCの小野操一会長は新型コロナウイルス流行下で活動がままならなかった昨年を振り返り、「地域に密着できるなら小さなことでもやっていきたい」と力を込めた。 5月に創立
苫小牧市は7月の価格動向調査をまとめた。魚介類に上昇傾向がみられ、イカは昨年7月から1・7倍の価格となった。 燃料はプロパンガスが3カ月連続で同価格。灯油はやや上昇、ガソリンは150円台と大きく値上がりした。
道警は8月20日まで、2021年度第2回警察官採用試験の受験申し込みを受け付けている。1次試験会場の一つである苫小牧署では随時、採用試験の個別説明会を開催しており、学校やグループ、個人での申し込みを受け付けている。説明会は感染症予防のため事前予約制。 1次試験(教養試験や論作文試験など)は
平均寿命5~10年と言われるアマガエル。苫小牧市しらかば町の本間弘章さん(90)が育てているペットは、16年以上生き続けている。飼育ケース内で元気に飛び跳ね、優雅に泳ぐ姿に本間さんは「自分も負けてられないね」とほほ笑む。 アマガエルは、長女の弘子さんが2006年に千歳市内で捕まえた。飼育ケ
苫小牧市内の飲食店がこのほど、市新開町のマルハン苫小牧東店(合田幸治店長)駐車場の一角で「ミニ屋台まつり」を開催した。フルーツサンドや牛たんカレー、焼きそばなどをキッチンカーや露店で提供。多くの市民らでにぎわった。 市錦町でお結家を経営する吉川昌志代表(34)らが、新型コロナウイルス下で売
苫小牧市三光町の版画家、中井隆子さん(72)の作品展が20日まで、市内表町の飲食店プロムナードで開かれている。動植物や天使を題材にした消しゴム版画、木版画の小品16点が展示されている。 毎年この時期に開かれている。10センチ角以下の作品が中心で、今年はコロナ下にネット上で話題になった妖怪ア
日本将棋連盟苫小牧支部(中條範広支部長)所属の白老萩野小6年志摩隆平君(12)が、来年1月に岡山県倉敷市で開かれる「第20回全国小学生倉敷王将戦」に出場する。実力者ぞろいの北海道大会で優勝し、本道代表として出場権を獲得。志摩君は「来年は中学生になるので最後の出場チャンス。目標は優勝」と意気込んでい
樽前山神社例大祭の伝統行事「車両みこし渡御駐輦(ちゅうれん)祭」が16日、苫小牧市高丘の同神社を発着地点に行われた。みこしを乗せたトラックが市内各地の公園などを巡回。住民と地域の安全や繁栄を願った。 新型コロナウイルス流行を受け、例大祭のうち宵宮祭(14日)や本祭(15日)をはじめとする神
弁当店チェーン「ほっともっと」を全国展開するプレナス(福岡市)が契約にない広告費や販促費を上乗せ徴収したとし、苫小牧市末広町の加盟店の経営者が同社に返金を求めている訴訟に絡み、同社は店側に対し、加盟店契約が満了する9月末以降の契約交渉には応じられないと通知していることが分かった。プレナス側は「信頼
ネクスコ東日本北海道支社は15日、夏の全国交通安全運動(13~22日)に合わせ、苫小牧市錦岡の道央自動車道樽前サービスエリア(SA)で苫小牧署と合同の啓発活動を行った。休息のためSAに立ち寄ったドライバーらに、安全運転を呼び掛けた。 この日は、ネクスコ東日本の10人と同署高速交通警察隊員4
苫小牧保健所は16日、管内の苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町に今季初の食中毒警報を発令した。管内一円で28度以上の最高気温が予想されるため。発令期間は19日午前10時まで。
苫小牧労働基準監督署がまとめた6月の管内(東胆振1市4町と千歳市)の休業4日以上の労働災害(速報値)は、前年同月比1件減の43件だった。死亡労災も1件発生した。 業種別に見ると、製造業8件(前年同月比4件減)、建設業9件(同5件増)、保健・衛生業2件(同8件減)が目立った。原因は挟まれ・巻
苫小牧市の岩倉博文市長は15日、苫小牧民報社のインタビューに応じた。4期目の任期が9日で残り1年となったことを踏まえ、これまでの評価や山積する課題への対応、自らの去就について聞いた。 ―4期目の任期も残り1年となった。 「選挙で示した公約は市民との約束。できる限り100%達成する責
苫小牧市が受理した建築確認申請の件数は、今年度に入って右肩上がりに増え、中でも一戸建てが伸びている。新型コロナウイルスの感染拡大で、密が避けられる広さや、自宅で過ごす時間の長さから快適さを求めるニーズがあるとみられ、不動産会社の宅地分譲も好調に推移している。 市への建築確認申請件数は、コロ
道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに85人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が80人を上回るのは6月16日(88人)以来、約1カ月ぶり。このうち48人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1415人、感染者は延べ4万2095人(実人数4万1994人)となった。
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)は15日、今月下旬以降の追加減便を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえた対応で、例年ピークを迎えるお盆も減便が続くことが決まった。 JALはこれまで8月16日までの減便を発表済みだが、新たに7月20~8月16日の追加減便、同17~31日
約26万人が足を運んだという。白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)が昨年7月12日に開業して以降、これまでの1年間に入場した人数だ。政府が目標に掲げた100万人をかなり下回ったけれど、状況はコロナ禍。運営者側は何も焦る必要はない。アイヌ文化の多様性を伝え、理解と関心を深めた人を
新型コロナウイルスワクチンの効率的な配分のため都道府県の裁量で決められる「調整枠」について、道は15日、道内自治体への配分内容を発表した。全体量は10万5300回分で、計30市町に8月前半(2~15日)の供給分で実施。札幌市に全体の約4割に当たる最多の4万6800回分を供給するほか、苫小牧市(35
鈴木直道知事は15日に開いた道の新型コロナウイルス感染症対策本部会議と記者会見で、特措法に基づく「まん延防止等重点措置」の国への申請を再び検討していることを明らかにした。札幌市の直近1週間の新規感染者数が人口10万人当たり「15・2人」(15日現在)と、重点措置の目安となる国の「警戒ステージ3」(
北海道労働局に申告があった2020年の労働基準関係法令違反事案は1334件で、前年に比べ18・7%(306件)減少した。申告数の7割が定期賃金や残業代の未払い事案で971件(前年比18・5%減)、解雇は195件(同1・5%減)だった。 業種別では、接客娯楽業が前年比30・2%減の213件、
札幌市の秋元克広市長は15日の定例会見で、新型コロナウイルスのデルタ株(インド由来の変異株)の感染拡大とワクチン供給量の減少に強い危機感を示し、「まん延防止等重点措置の再適用の要請も念頭に、道と協議したい」と述べた。市内の入院患者は100人を上回り、市長は「感染再拡大の兆候が見られる。デルタ株の早
鈴木直道知事は15日の記者会見で、自身の新型コロナウイルスのワクチン接種について「まだ打っていない」と明らかにし、「まずは日々の感染対策を先頭に立ってやっていく。私が接種することによって、皆さんが『よし、私も』というふうに思っていただける効果的なタイミングで打ちたい。これが私の役割だと思っている」