美濃和紙にアイヌ文様 伝統工芸とのコラボ商品第2弾 観光土産品を開発 しらおい振興センター
- 2021年7月20日
白老町の一般社団法人しらおい振興センターは、岐阜県の美濃和紙にアイヌ文様をプリントした観光土産品を開発し、町内で販売を開始した。国内の伝統工芸とアイヌ文化のコラボレーション商品第2弾で、同センターは「多文化共生をアピールしたい」としている。 同県美濃市を中心に作られている美濃和紙は、国認定
白老町の一般社団法人しらおい振興センターは、岐阜県の美濃和紙にアイヌ文様をプリントした観光土産品を開発し、町内で販売を開始した。国内の伝統工芸とアイヌ文化のコラボレーション商品第2弾で、同センターは「多文化共生をアピールしたい」としている。 同県美濃市を中心に作られている美濃和紙は、国認定
むかわ、日高、平取の3町の観光協会などが資源を生かして地域づくりを進める鵡川・沙流川DMO「ワクワクワク」が、各地の特産品を使った3種類の地サイダー「ワクワクサイダー」を開発し、販売している。特産品は、むかわ町穂別地区の農園で生産し「奇跡の果実」と呼ばれるシーベリー、日高町産ホオズキ、平取町産トマ
安平町のあびら観光協会は、24日の体験プログラム「畑さんぽ・そば畑編」の参加者を募集している。同協会が農家とタイアップし、体験を通して地元農産物や自然の魅力を伝えるグリーンツーリズム事業。同日は町内早来瑞穂地区の梶原農場のそば畑を、ガイド付きで歩いて回る。 例年この時期に実施し、じゅうたん
白老牛肉まつり実行委員会(岩崎考真実行委員長)は19日、町内の小学1年生全員に白老牛肉券(2000円分)を贈った。地元の白老牛肉レストランなどで利用でき、実行委は「子供たちに郷土の味を楽しんでほしい」としている。 実行委は毎年6月の白老牛肉まつりに地元の小学1年生を招待していたが、昨年と今
浦河町は「夏いちごの日」と定めた7月15日、今年で2回目となる「夏いちごレシピコンテスト」の試食審査会を基幹集落センター堺町会館で開いた。グランプリに輝いたのは、生いちご部門が「715のレアチーズケーキ&いちごバター」を考案した宇波聡美さん(浦河町)、冷凍いちご部門が「冷凍夏いちごオムレットアイス
苫小牧市糸井のパン菓子製造販売、三星本店は22~25日、「みつぼしマルシェ」を開く。同社の銘菓「よいとまけ」の手作り体験の参加希望者を21日午後3時まで募っている。 あんドーナツと焼き団子の実演販売をはじめ、ちびっこ縁日(22、23日)、新鮮野菜直売会(24、25日)などを予定している。
苫小牧市錦岡の苫小牧演劇堂を活動拠点とする劇団「C・A・W(カウ)」は17日、同拠点で朗読劇「銀河鉄道の夜」を披露した。10月23日に苫小牧市などで公開予定の記録映画「日高線を生きる」の撮影を兼ねた公演で、市民21人を前に熱演を繰り広げた。 「銀河鉄道の夜」の作者、宮沢賢治は1924(大正
苫小牧市見山町のいろどり整骨院(杉立一貴院長)で25日、フリーマーケットが初めて開かれる。市内の5組が出店し、子育て中の女性向けに子ども服などを販売。ハンドメード作家の作品も購入できるほか、縁日やキッチンカーの参加も計画している。 フリーマーケットは女性グループ「苫小牧ママ」の主催。当初、
苫小牧市教育委員会は今年度、市費を活用して配膳に使うトレーを導入するほか、給食として提供する非常食を購入する。トレーは教室内での新型コロナウイルスの感染症対策として8月ごろ、非常食は調理場でコロナ患者が発生した場合に備えるもので9月ごろをめどに整備する。 児童生徒が配膳に使うトレーはこれま
苫小牧緑陵中学校(荒川歩校長、270人)はこのほど、同校体育館で3年生85人とその保護者を対象に高校説明会を開いた。市内を中心に5校の担当者が来校し、学校の概要や授業形態について紹介。生徒たちは熱心にメモを取っていた。 受験を間近に控える生徒たちの進路選択に役立ててもらおうと、例年実施して
苫小牧市社会福祉協議会主催のパークゴルフ(PG)交流大会がこのほど、市糸井の糸井ゴルフパーク54で開かれた。地域でふれあいサロンの運営に携わる市民らの交流の場として初めて企画され、各地域から45人が参加してプレーを楽しんだ。 市社協はこれまで、ふれあいサロンの運営に携わる人たちのレクリエー
苫小牧市植苗の日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリは18日、開設40周年を記念し、美々川で自然観察会「美々川すいすいツアー」を行った。親子連れら21人が源流部の散策やカヌーによる川下りなどを通じ、水が育む豊かな自然に触れた。 ツアーは当初、5月に計画されていたが、新型コロナウイルス流行を受
フォーク歌手で詩人の友部正人さん(71)による24年ぶりの苫小牧ライブが18日、苫小牧市錦町のロックバーJAMで開かれた。地元のファン24人を前に熱唱。アンコールで代表曲の一つ「一本道」を披露するなど、エネルギッシュなパフォーマンスを見せた。 昨年9月に4年ぶりの新作アルバム「あの橋を渡る
苫小牧保健所は19日、管内(苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町)に今季2回目の食中毒警報を発令した。発令期間は21日午前10時まで。
17日午後0時10分ごろ、むかわ町穂別稲里の国道274号で、車で走行中の男性が道路を横断するヒグマ1頭を目撃し、苫小牧署に通報した。 同署によると、現場は公衆温泉施設「樹海温泉はくあ」から北西に約200メートル地点。成熊とみられるヒグマが国道を横断し、森に立ち去ったという。人畜被害は確認さ
8日(木)▽器物損壊 末広町=総菜店駐車場で車のガラスが割られる 9日(金)▽窃盗 三光町=コンビニのレジカウンターに置き忘れた現金約1万円などが入った財布、日吉町=駅敷地内で施錠駐輪中の自転車1台 10日(土)▽発生なし 11日(日)▽同 12日(月)▽同
苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は今年度、水揚げ日本一を誇るホッキ貝の製品開発に取り組む。個人需要を掘り起こすため冷凍や加工の対応に力を入れながら製品化を目指す方針。新型コロナウイルス感染拡大による需要の減少と価格の低迷を受けた、いわば苦肉の策。伊藤組合長は「家庭で食べやすいような製品にしたい
苫小牧酒販協同組合美苫みのり会(平田幸彦部会長)は、苫小牧の地酒「美苫」の純米酒を新発売する。従来主力の純米吟醸と比べてお米の磨きが少ない分低価格帯で、8月6日から苫小牧市や厚真町、小樽市の小売店などで取り扱う。販売開始から20年目を迎え、関係者は地域に根付いた地酒のさらなる発展を願う。
苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)の2020年度水揚げ高は前年度比8%減の14億2800万円で、直近10年間で最低となった。新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受け、スケトウダラ刺し網漁の不振なども影響した。 水揚げ量は同2%、117トン減の5036トンと前年並みだったが、水揚げ高は4年連
内閣官房は17日、札幌市内で8月5~8日に実施される東京五輪の競歩・マラソン競技に合わせ、発着点の大通公園内に特設ステージを設けてアイヌ舞踊を無観客で披露し、映像をインターネットで配信すると発表した。 国、道、札幌市、アイヌ民族文化財団が主催。アイヌ舞踊の実演は、8月5日の男子20キロ競歩
自民党の片山さつき総務会長代理(62)が17日、苫小牧市を訪れ、市民会館で会合を開いた。17、18両日に道内を回る「片山さつきとふるさとを語る会」の一環。経済関係者など出席者28人を前に、新型コロナウイルスに伴う経済支援策やコロナ後の北海道の可能性について説明した。 片山氏は、リーマンショ
道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに107人確認したと発表した。日別の新規感染者が100人を上回るのは2日連続。このうち43人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万2386人(実人数4万2283人)となった。 死者の確認は4日ぶりにゼロだった。道内の死者の累計は14
安心で住みやすいまちづくりを検討する会に参加している。苫小牧港開発が呼び掛け、不動産会社や金融機関、商工会議所、市もメンバーに名を連ねている。 まちづくりの重点を明確に「子育て」と「介護」に絞り、検討を重ねる。先日は学研ホールディングス常務取締役の小早川仁さんを招いた。学研といえば「科学」
アイヌ文化の復興と発展のナショナルセンターとして国が白老町に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)で17日、開業1周年の記念セレモニーとイベントが開かれた。ウポポイPRアンバダサーを務める俳優宇梶剛士さんらのトークショーや、アイヌ古式舞踊の上演といったプログラムが繰り広げられ、園内は節目を祝うムード
政府のアイヌ政策推進本部長を務める加藤勝信官房長官が17日、ウポポイを訪問し、アイヌ文化発信の取り組みを視察した。 開業1周年セレモニーに出席するために訪れた加藤官房長官はまず、高台にある慰霊施設を視察。研究目的で全国の大学に保管されていたアイヌ民族の遺骨を納めた施設について詳しく説明を受
来年4月から認定こども園の民間運営を目指している、むかわ町穂別地区にある「さくら認定こども園」について、町は候補者を同地区の宗教法人「真光寺」にすることを決めた。行政が関わりを持った公私連携型の認定こども園として運営していく考えで進めており、9月に公私連携法人協定を結ぶ予定だ。 町内では認
2021年春の褒章で藍綬褒章・行政相談功績を受けた安平町の行政相談委員の平野秀樹さん(77)=追分花園在住=の伝達授与が16日、町役場で行われ、及川秀一郎町長が勲記などを手渡した。 旧追分町職員だった平野さんは、05年の旧追分町時代から追分地区の行政相談委員を担当。役場庁舎内に月4回相談所
白老町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で17、18両日、「しらおいポロトミンタラフェスティバル2021」と題したイベントが開かれた。 町がウポポイの開業1周年記念として企画。観光インフォメーションセンター隣の広場では、白老観光商業協同組合がアイヌ工芸品の販売ブースを構え、文様を施した
「マイボトルを使うことで、北海道の海をきれいにしよう」をキャッチフレーズに掲げた活動が、今月から始まった。コープさっぽろが事務局を務め、道など18団体で構成する官民組織「北海道SDGs推進プラットフォーム」が発表した。海洋への流出が世界的に深刻化するプラスチックごみの減量に取り組む。 20
千歳川の夏の風物詩・インディアン水車(捕魚車)が18日、千歳市花園の日本海さけ・ます増殖事業協会千歳事業所の構内に設置され、19日からサクラマスとブラウントラウトなどの調査捕獲が始まった。8月21日からは、産卵のために母川に遡上(そじょう)するシロザケのふ化事業を目的に親魚の捕獲がスタートする。