コロナ禍はねのけ大舞台 渡部暁「今まで以上に日本を代表」
- 2022年2月5日
日本選手団の旗手を務めたノルディックスキー複合の渡部暁斗は5度目の五輪。旗手に指名される前から、「今まで以上に日本を代表して出るんだという気持ちを持ちたいと思っていた」と言う。日の丸を手に、雰囲気をかみしめるように周りを見渡しながら行進し、「5回目にして開会式は初めて出たが、出てよかった。すごく気
日本選手団の旗手を務めたノルディックスキー複合の渡部暁斗は5度目の五輪。旗手に指名される前から、「今まで以上に日本を代表して出るんだという気持ちを持ちたいと思っていた」と言う。日の丸を手に、雰囲気をかみしめるように周りを見渡しながら行進し、「5回目にして開会式は初めて出たが、出てよかった。すごく気
日本選手団を先導した旗手の一人はスピードスケート女子の郷亜里砂。大きな日の丸を手に、ノルディックスキー複合の渡部暁斗とともに軽やかに行進した。 「スケートどころ」ではない山口県、愛媛県で国体の強化指定選手になるなどして、競技を続けた時期もあった苦労人。30歳で臨んだ2018年平昌五輪後に一
【北京時事】5日に行われるスピードスケート女子3000メートルの組み合わせが4日発表され、この種目で日本勢初のメダル獲得を目指す高木美帆(日体大職)は10組中の3組で、前回の平昌五輪金メダリストのカルレイン・アフテレークテ(オランダ)と滑ることが決まった。 佐藤綾乃(ANA)は6組で、平昌
【北京時事】北京五輪は4日、フィギュアスケート団体が3日間の日程で始まり、日本は、男子ショートプログラム(SP)で前回平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)が105・46点を出して2位になるなど、合計20点の4位で発進した。男子SPでネーサン・チェンが111・71点をマークした米国が合計28点
【北京時事】北京五輪のスピードスケートで女子5種目に挑む高木美帆(日体大職)が5日、初戦の3000メートルを迎える。前日の4日に本番会場で最終調整し、「いよいよだなという気持ち。やるべき準備に集中している」と述べた。 3000メートルは欧米の壁が厚く、アジア勢が五輪でメダルを獲得したのは1
演技をとても大切に、大事に―。フィギュアスケート男子で94年ぶりの五輪3連覇を目指す羽生結弦(ANA)が4日、北京五輪開幕に際し、日本オリンピック委員会(JOC)を通じてコメントを出した。 新型コロナウイルスが猛威を振るい続ける中での開催。「さまざまな気持ちが存在しています」と胸の内を明か
開会式の大きな見どころである聖火の点火。1950年代から90年代まで、各年代生まれの中国出身の元冬季競技選手ら5人がつなぎ、最後にトーチを受け取ったのは、2000年代生まれで本大会に出場する男女の中国人アスリートだった。 ノルディック複合男子に出場する趙嘉文選手(21)と、新疆ウイグル自治
▽…日本ジャンプ陣は公式練習の2日目。男子のエース小林陵は3回のうち2回までで切り上げ、「状態は普通ですかね」と、いつも通りの淡々とした様子だった。前日の練習映像を見て気付いた修正点を確認するなど、調整はきっちり。5日の個人ノーマルヒル予選に向け、「いいジャンプをしたい」と話した。
【北京時事】北京冬季五輪第2日は5日午前、スノーボードの女子スロープスタイル予選が行われる。日本勢は村瀬心椛(ムラサキスポーツ)、岩渕麗楽(バートン)、鬼塚雅(星野リゾート)が出場。6日の決勝進出を目指す。 午後はジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が、3度目の五輪で悲願の金メダルを懸けて登場
◇ほっとしている 三浦璃来 五輪という大きな試合で、最大限(の力)を出せるか不安があった。すごく緊張したが、大きなミスなくまとめられてほっとしている。 ◇更新できてよかった 木原龍一 (SPで)できるだけ上にいきたいと思っていた。自己ベストに届くか心配だったが、更新できてよ
3日に予選1回目を終えたばかりのフリースタイルスキー・モーグルの選手たちも、開会式に参加。17歳の川村あんり(東京・日体大桜華高)らが北京から約180キロ離れた河北省張家口市から駆け付け、観客席に手を振りながら行進した。 五輪初出場の川村は選手村の生活も快適だと言い、競技が始まる前には「ず
3季前にマークした男子SPの自己ベストを1・31点更新した。宇野は五輪で2大会続けて日本チームの先陣を切り、チェンに次ぐ2位と役割を果たした。団体初メダルへ流れを引き寄せ、「責任を全うできた」と、安堵(あんど)感をにじませた。 午前中に調子を合わせ切れず、状態は良くなかったという。「動かな
フリースタイルスキーは3日、モーグルの予選1回目が行われ、女子で17歳の川村あんり(東京・日体大桜華高)は76・36点で5位、星野純子(リステル)も6位で6日の決勝に進んだ。男子は杉本幸祐(デイリーはやしや)が6位、前回平昌五輪銅メダルの原大智(日本スキー場開発ク)が8位で5日の決勝に進出。堀島行
【北京時事】ノルディックスキー・ジャンプは3日、張家口の会場で最初の公式練習が行われ、3度目の五輪となる女子の高梨沙羅(クラレ)は1回目でトップの104メートルを飛ぶなど、3回の練習でいずれも大きな飛躍を披露した。 金メダルを狙う高梨は「初めてのジャンプ台で不安もいっぱいだったけど、ある程
17歳の川村が、堂々たる五輪デビューを果たした。大舞台に臆することなく一発で決勝に駒を進め、「特別な雰囲気。ずっとこの時を夢見てきたので、すごく楽しかった」。 初めて滑るコースでも落ち着いていた。第1エアでスキー板をつかみ損ねるミスが出て、急きょ第2エアの技を変更。得意の安定したターンで全
北京五輪のフィギュアスケート男子で94年ぶりの五輪3連覇が懸かる羽生結弦(ANA)が3日、日本スケート連盟の公式ツイッターを通じて動画でメッセージを寄せ、「北京五輪ではもちろん4A(クワッドアクセル=4回転半ジャンプ)も含めて、絶対に勝ちを取りにいきたいと思っている」と語った。 動画の最後
フィギュアスケートは4日から団体が始まった。初日は男子とペアのショートプログラム(SP)、アイスダンスのリズムダンスを実施。男子SPは宇野昌磨(トヨタ自動車)が起用され、ペアは三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、アイスダンスは小松原美里、小松原尊組(倉敷ク)が滑る。初のメダルに手が届くか。
杉本幸祐 特別な舞台で、まずはスタートに立てたことに感謝。雪質と寒さで体が思った以上に動かなくて、自分のリズムで滑れなかった。決勝ではしっかり勝負を懸けていきたい。
▽…男子の堀島は16位に終わり、想定外の予選2回目に回ることになった。緊張をあまり感じることなく、第1エアは高さ十分。その後の滑りも順調だったが、第2エアで飛び過ぎ、着地が大きく乱れた。「最後までもっとコントロールすべきだったところを、ストレートに入ってしまった」。ターンで大きな減点
【北京時事】日本オリンピック委員会(JOC)は3日、北京五輪のスノーボード女子に出場予定だった芳家里菜(22)=STANCER=がスロープスタイルの公式練習中に負傷し、「脊椎損傷(まひなし)」と診断されたと発表した。五輪は欠場し、治療を受けた後に帰国する予定。 芳家は張家口の雲頂スノーパー
【北京時事】東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長が3日、北京市で行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席し、1年延期の末に昨年実施された大会の最終報告を行った。新型コロナウイルス禍での実施を踏まえ、同氏は「苦難を乗り越えて開催した大会の具体的な成果と学びを『東京2020モ
【北京時事】北京五輪のノルディックスキー複合で金メダル有力候補のヤールマグヌス・リーベル(24)=ノルウェー=が新型コロナウイルス陽性と判定されたことが3日、分かった。ロイター通信が報じた。中国入国後の検査で判明し、隔離措置が取られている。 リーベルはワールドカップ(W杯)を2018~19
▽…2大会ぶりに出場の星野が、女子予選1回目で6位に入り決勝進出を決めた。第2エアの着地がやや乱れたというが75・38点をマーク。「ミスがあったわりに点数が伸びてくれた。安心した」と振り返った。 2014年ソチ五輪は25位で決勝に進めず。緊張から頭が真っ白になり競技中の記憶が
カーリングは3日、混合ダブルスの1次リーグが行われ、イタリアは米国を8―4、スイスを8―7で下し、開幕2連勝とした。地元中国はオーストラリアを6―5で破った後、スウェーデンに6―7で敗れ、スウェーデン、チェコ、英国と並び通算2勝1敗。
▽…平昌五輪銅メダルの原は男子予選1回目で8位に入り、決勝へ駒を進めた。予選突破に重点を置いた滑りで、持ち味のスピードは抑え気味。「(決勝は)今よりスピードを上げて、第2エアも直さないといけない」と先を見据えた。 平昌五輪後に競輪との「二刀流」に挑戦。競輪に比重を移したが、ス
駒大苫小牧高校スピードスケート部がこのほど、YSアリーナ八戸=青森県八戸市=で開かれた全国高校総体第71回全国高校スケート・アイスホッケー競技選手権大会のスピードスケート男子団体追い抜きで初優勝した。鮫川友希(3年)=浦河荻伏中卒=、引地朔野(2年)=別海中央中卒=、船崎優太(1年)=中標津広陵中
【北京時事】北京冬季五輪は3日、3競技が行われ、日本勢が初戦を迎える。アイスホッケー女子1次リーグのほか、フリースタイルスキー・モーグルの予選にはメダルの期待がかかる男子の堀島行真(トヨタ自動車)と女子の川村あんり(東京・日体大桜華高)が出場。 モーグルの日本勢は男女4人ずつがエントリー。
北京冬季五輪の開幕を2日後に控えた2日、記者は中国の地に降り立った。厳格な新型コロナウイルス対策を敷く現地は、祭典ムードとは懸け離れた物々しい雰囲気に包まれていた。 選手団を含む五輪関係者の入国はピークが過ぎたこともあり、成田空港発から北京への直行便の機内には報道関係者が10人ほど。3時間
苫小牧市内の剣道道場、沼ノ端剣輪道場が全日本剣道連盟の少年剣道教育奨励賞を受賞した。荒谷祥実代表は「ついてきてくれた子どもや指導者に感謝したい」と受賞を喜んでいる。 教育奨励賞は少年剣道の指導を10年以上続け、競技人口の拡大に貢献した道場が対象。今年度は道内8道場が受賞した。 同道
全国中学校体育大会第42回全国中学校スケート大会最終日は1日、長野市で各競技が行われた。スピードスケートは、男子1500メートルの村下巧(浦河荻伏)が見事優勝。女子1500メートルの中川裕梨(苫小牧ウトナイ)は34位、平吹美歩(苫小牧青翔)は40位だった。 【スピードスケート】 男子