親孝行「娘」 デアリングタクト 史上初 無敗の牝馬G13冠 日高の長谷川牧場 歓喜

親孝行「娘」 デアリングタクト 史上初 無敗の牝馬G13冠 日高の長谷川牧場 歓喜
デアリングタクトの3冠達成を喜ぶ長谷川牧場の関係者ら

 中央競馬の第25回秋華賞は18日、3歳牝18頭が出走して京都競馬場で行われ、日高町豊郷の長谷川牧場生産のデアリングタクトが1番人気に応えて優勝。今年4月の桜花賞、5月のオークスに続き、史上初の無敗の牝馬G13冠を達成し、牧場は大きな喜びに包まれた。

   長谷川牧場は1948年創業。社長は長谷川文雄さん(69)。この日は妻の律子さん(69)らとテレビ中継でレースを応援。長谷川社長は「4コーナーを曲がったところでこちらも興奮したが、よく勝ってくれました。『よく頑張ったな』と言ってあげたい。私たちのような小さい牧場がG1を取るのは大変なこと。これからも応援してもらいたい」と興奮冷めやらぬ様子でコメント。

   さっそく祝福に駆け付けた大鷹千秋日高町長は「地域の生産者に夢を与えてくれた。史上初という素晴らしい偉業に心から拍手を送りたい」とデアリングタクトの快進撃に期待感を募らせている。

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