国際ダンスコンクールで準V BAZZE DANCE STUDIO むかわ

国際ダンスコンクールで準V BAZZE DANCE STUDIO むかわ
リトアニアの国際大会で準優勝に輝いたバッズダンススタジオのメンバー

 むかわ町のダンスチーム「BAZZE DANCE STUDIO(バッズダンススタジオ)」の小学生メンバーが、リトアニア共和国アクメネ地域市主催の国際ダンス・コンクールで準優勝を果たした。初めての国際大会出場で入賞を勝ち取り、地元関係者らが沸いた。

   コンクールには、リトアニアをはじめラトビアなどアクメネ地域市が協力協定を結んでいる十数カ国の都市から30グループほどが参加。年代ごと4カテゴリーに分かれ、新型コロナウイルス感染拡大の影響の観点からオンラインで11月6日に開催された。

   同町は昨年、恐竜化石が縁でアクメネ地域市と協力関係を結んでおり、町に参加の依頼があった。バッズダンススタジオは、小学1~5年生のメンバー12人が2グループに分かれて8~10歳のカテゴリーに出演。ガールズヒップホップとジャズを組み合わせたものとブレイクダンスを1週間ほどで仕上げた。現地で動きの表現や技術などを審査し、11月下旬に結果が届いた。

   鵡川中央小4年の高田桜太朗君(9)は「間違えた部分もあったけれど、短い練習時間の中での内容としてはよかったと思う。初めての大会で2位はすごいうれしい」と喜び、「またこういう機会があれば参加したい」と意気込む。指導する代表兼インストラクターの鈴木翔太さん(35)は「ミスはあったが、準優勝できたのはみんなの気迫があったから」と評価。今回の結果を励みに「短い時間でもできることを子どもたちに伝えていきたい」と話した。

   12月1日に町役場で表彰伝達が行われ、現地から届いた賞状とトロフィー、記念品などがメンバーに贈られた。竹中喜之町長は子どもたちの頑張りをたたえ、「私も感激している。リトアニアは森や湖、自然が豊かな国で離れた所にあるが、これを機会にリトアニア、アクメネ地域市の名前を覚えて」と優しく語り掛けていた。

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