冬の風物詩「とば号」 来月2日から運行 のぼりべつクマ牧場

冬の風物詩「とば号」 来月2日から運行 のぼりべつクマ牧場
人気の「とば号」が今年も運行する(提供)

 登別市登別温泉町の観光施設のぼりべつクマ牧場は12月2日、毎年恒例の装飾ゴンドラ「とば号」の運行を始める。ヒグマの餌となるサケトバ製造のため、サケ約20本を貨物用ゴンドラにつるして寒干しするこの時期ならではの風物詩。

   ロープウエーは、山頂のクマ牧場までの移動手段となっており、片道1・2キロの道中は、登別温泉や太平洋を見渡せ、観光客からも大人気。ヒグマの餌作りと観光客への季節感の演出を兼ねた「とば号」は、”空飛ぶサケ”として2012年に運行を始めた。

   ロープウエーを運行する登別温泉ケーブルによると、サケトバは気温や風の強さにもよるが、つるしてから2~3週間ほどで干し上がるという。担当者は「スタッフ手作りの『とば号』を今年もぜひ楽しみにして」と話している。

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