「チシポの会」作品展 アイヌ文様の刺しゅう紹介 白老

「チシポの会」作品展 アイヌ文様の刺しゅう紹介  白老
アイヌ文様を施した刺しゅう作品が並ぶ

 白老町のアイヌ文様の刺しゅうサークル「チシポの会」(石井シゲ代表)の作品展が、同町のしらおいイオル事務所チキサニで開かれている。会期は来年1月24日まで。

   同会メンバー5人がアイヌ文様の刺しゅうを施したバッグ12点、小銭入れ6点、マタンプシ(鉢巻き)、巾着袋各5点、のれん3点、タペストリーとルウンペ(木綿衣)各2点の計35点を並べている。来場者は、モレウ(渦巻き)、アイウシ(とげ)などアイヌ民族伝統のデザインで表現した美しい文様の数々に見入っていた。

   17、18日は同会による刺しゅう体験も行われ、約10人が2日間かけてミニバッグづくりに挑戦していた。

   展示は午前9時~午後4時。入場無料。月曜日のほか29日~来月3日は休館。

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