白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は、人材育成講座の受講者が制作したアイヌ文様刺しゅう作品などの展示会を、同協会の事業拠点ノシキ=白老町大町=で開催している。来年1月末まで。
「アイヌ文化伝統工芸品PR展示会」と銘打ったイベント。同協会は9月、人材育成講座として町内各地域の生活館で刺しゅう講座と木彫講座を開講した。展示会では、両講座の受講者が手掛けた約30作品を展示している。
アイヌ文様の刺しゅうを施したポンミプ(ミニ着物)や伝統文様を彫刻した木製のコースター、糸巻きが並び、同協会は「受講者が心を込めて完成させた作品を見てほしい」と呼び掛けている。
入場無料。午前9時~午後4時(土日曜日、祝日、年末年始は休み)。
問い合わせは同協会 電話0144(84)5130。