安平町議会定例会が19日に開会した。町教育委員会は、来年度から段階的に始まる中学校部活動の地域移行を進めるに当たり、専門の地域おこし協力隊(1人)を採用するほか、国の助成金活用を検討していることを明らかにした。
箱崎英輔氏への一般質問に答えた。町教委によると、部活動の地域移行に向け、来年度は地元にある総合型地域スポーツクラブの体制強化を図り、翌年度から一部の競技でスタートさせていく方針。同協力隊は専従スタッフとして統率役を担ってもらう考えだ。
箱崎氏は、2018年度から小中一貫教育を導入している追分地区についても質問し、町教委は地区の小中学校が各1校という環境、少子化、小学校校舎の老朽化などを踏まえて、時期の明言は避けながらも「将来的に(小中一貫の)義務教育学校にしていきたい」との姿勢を示した。