白老牛とシカ肉PR 商業振興会 トレーシート作る

白老牛とシカ肉PR 商業振興会 トレーシート作る
完成したトレーシートを手にする村上理事長

 白老商業振興会(加盟36店、村上英明理事長)は、白翔中学校の3年生と協力し、町ブランド和牛「白老牛」とジビエ食材のエゾシカ肉をPRする紙製のトレーシートを完成させた。料理の下に敷くシートでA3サイズ。「私たちの白老のおすすめ」と題し、黄色地に牛や鹿、食器などをあしらい、生徒の手書きで「新しい味にであいますか?」「自然豊かな白老だからできたこと」などのPRポイントがちりばめられた。

   商店街のイベントや商品開発などを支援する国の事業「がんばろう商店街」の一環で500枚作成。生徒は総合学習の中で、産業能率大学(東京)の関係者を招くなどして地域おこし案を考えてきたという。

   同会は「白老の食材飲食フェア」を20日に始めて29日まで開催中。シートは、同会に所属する飲食店約10店で、料理を提供する際にテーブルと料理の間に敷かれる。関連企画として食事をした人にスクラッチカードを配布し、当たれば次回から使える500円の商品券がもらえる。カードも500枚制作し、加盟店で利用できる。

   村上理事長は「町民や観光客に白老の食の魅力が伝わり、商店街が活気づくきっかけになれば」と企画への積極的な参加を呼び掛けている。

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