「早来学園」校歌手掛ける青葉さんと江畑さん 安平、遠浅小児童と交流

「早来学園」校歌手掛ける青葉さんと江畑さん 安平、遠浅小児童と交流
音楽を通じて児童と交流する(右から)青葉さんと江畑さん=遠浅小

 安平町早来地区に今春開校する小中一貫の義務教育学校「早来学園」の校歌を手掛ける音楽家の青葉紘季さんと江畑兵衛さんが26日、同校の開校に伴って閉校、統合される安平、遠浅の両小学校を訪問し、児童と交流した。

   校歌の作曲を担当する青葉さんは、国民的ヒット曲とされる「365日の紙飛行機」をはじめ、数々の曲の提供者。作詞を任される江畑さんも作詞のほかに、プロ野球北海道日本ハムファイターズの北海道移転10周年記念公式ソングの制作を手掛けるなど幅広く活動している。

   遠浅小(奥本政一校長)では、体育館で全校児童に音楽にかかわる話などをしたほか、なじみのある曲として「365日の紙飛行機」など3曲をギターで伴奏しながら披露。児童たちは拍手や手拍子で応じ、お礼として同小の校歌を歌った。6年生の有本好花さん(12)は「すごくいい校歌ができそう。新しい校歌ができるのが楽しみになった」と感謝の言葉を述べた。

   2人は両小学校と同様に閉校、統合される早来小学校、早来中学校にも昨年のうちに訪問。青葉さんは「驚いたのはそれぞれの学校、地域で特色が違うこと」と目を丸くし、江畑さんは「(安平町の子どもからは)今までに見たことがないくらい健やかな印象を受けた。この訪問で今までためてきたものを歌詞にしてまとめたい」と話していた。

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