28日告示、3月5日投開票の白老町長選に出馬を表明している新人で前町企画財政課長の大塩英男氏(50)は1月31日、同町大町の後援会事務所で会見し、選挙公約を発表した。重点テーマに子供、人口対策、暮らしの三つを挙げ、「29年の行政経験を生かし、現場主義を徹底して課題の把握に努め、解決に向けて取り組む」と決意を述べた。
大塩氏は「魅力」「活力」「幸感力(町民が幸せを感じる力)」の三つの将来像と行財政運営や子育て支援、移住定住など9項目の目標を掲げ、具体的な45項目の政策を示した。
「魅力」では、窓口支払いをなくした医療費の無償化や給食費の無償化の段階的実施、「活力」では若者や子育て世帯の家賃補助、空き店舗の新規創業支援などを挙げた。「幸感力」では、巨大地震を見据えた自主防災組織の活動支援や町立国保病院職員の意識改革などに取り組む。