企業版ふるさと納税 厚真町に500万円 岩倉建設

企業版ふるさと納税 厚真町に500万円 岩倉建設
企業版ふるさと納税の目録を手渡す鈴木社長(左)

 岩倉建設(本社札幌市)は1月30日、企業版ふるさと納税として厚真町に500万円を寄付した。SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた社会貢献の一環で、鈴木泰至社長が町役場を訪れ、「これからの事業に活用してほしい」と目録を手渡した。

   同社は胆振東部地震災害復旧工事など、町内でさまざまな事業に当たってきた。鈴木社長は「国や道の事業も含め、いろいろな発注を受けて長い間お世話になっている。災害復旧は一段落したが、復興や今後のまちづくりに役立てていただけたら」と話した。

   町では、今後予定している役場庁舎と周辺の整備、エネルギー地産地消によるゼロカーボンシティの推進などの事業を中心に寄付金を活用していく。宮坂尚市朗町長は「頂いた善意を復興のまちづくりに生かし、もう一歩充実した政策に取り組んでいきたい」と謝辞を述べた。

   同社は同27日、同様の目的でむかわ町にも500万円を寄付している。

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