第7音楽隊と道栄高が合奏 白老駐屯地創立66周年祝う

第7音楽隊と道栄高が合奏 白老駐屯地創立66周年祝う
リズミカルな演奏で魅了した第7音楽隊と道栄高の合同演奏  

 白老町白老の陸上自衛隊白老駐屯地は6月30日、創立66周年記念行事を町中央公民館で開き、演奏会や軽装甲機動車など4台の装備品展示を行った。

   演奏会には、陸自第7音楽隊(千歳市)のほか北海道栄高校吹奏楽部が出演。第1部では道栄高が佐藤鮎美顧問の指揮で同部のテーマソング「パラダイス・ハズ・ノー・ボーダー」など、第2部では第7音楽隊が遠藤敬1尉の指揮でアニメ主題歌などを5曲ずつ奏でた。第3部は合同演奏で、テレビドラマで人気が再燃した「東京ブギウギ」などリズミカルな3曲を披露した。町民ら約300人が聴き入り、迫力ある合奏に大きな拍手を送った。

   駐屯地司令の浅川陽二2佐は「地域との一体感が得られる時間になった。今後も白老の皆さまと発展していきたい」と感慨深げ。佐藤顧問は「合同演奏は昨年に続き2年目。とても貴重な機会で白老の多くの方に喜んでいただけて光栄」と話した。町緑丘の粂田正博さん(74)は「町民みんなの手拍子で音楽を堪能した」と笑顔を見せた。

   装備品展示は同館駐車場で行い、オートバイや高機動車などを披露した。

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