第35回全日本女子軟式野球選手権大会(10日開幕、東京)に北海道代表「苫小牧ガイラルディア」のメンバーとして出場する安平追分中出身の瀬田川咲葉さん(15)=静内農業高1年=が5日、安平町役場を訪れた。及川秀一郎町長、井内聖教育長を前に瀬田川さんは「(全国大会のマウンドで)投げたいです」と意気込みを語った。
瀬田川さんは地元の少年野球チームで小学3年生から野球を始め、追分中学校時代は野球部。現在は新ひだか町内で寮生活をしながら週末に安平町へ帰省し、土日曜日は苫小牧市でガイラルディアの練習に参加している。
「昨年と比べると主力が抜けて少人数だが、打力のある中学生が入ってきて打撃はアップしている」とチーム状況を説明する瀬田川さん。自身は投手や遊撃手として今季から頭角を現し、6月上旬にあった春季北海道大会でも中心選手として活躍した。
全国大会は24チームによるトーナメント。投手陣の一角として先発起用も予想される。「暑さとの戦いになると思っている。投げている間の体調管理をしながら、自分のベストを尽くしたい」と抱負を述べた。