苫小牧市西部地区の住宅街の一角にある。店主の三船幸恵さん（54）は料理好きが高じて2015年1月に開店した。パティシエの粒来友里香さん（42）、守屋祐子さん（54）と開店以来のメンバー3人で切り盛りする。

　「手間暇かけて」が店のモットー。「お客さまにスタッフの笑顔とおいしい料理、くつろげる時間を提供したい」と三船さん。お薦めは「帆立とエビのピリ辛和風クリーム」（フォカッチャ付き、1300円）。ランチタイム（午前11時～午後2時）にはサラダがセットされる。

　素材を厳選。クリームソースは生クリームがベース。オリーブ油とニンニク、アンチョビ、鷹の爪に小エビとタマネギを加えて炒め、味を調え、生食できる新鮮なホタテを加えて仕上げる。パスタはイタリア製乾麺。フォカッチャは、外はパリッとし中はもっちり。塩が効き、味わい深い。

　サラダは、ダイコンとレタス、水菜、ミニトマト。酸味の効いた手作りのニンジンドレッシングで。

　来店客で明徳町の会社員三部直子さん（48）は「料理はもちろん、パフェなどのスイーツもおいしいし、とてもリーズナブル」と話す。

　苫小牧市しらかば町4の2の16。営業時間は午前11時～午後6時（水曜は午後4時、ラストオーダー60分前）。日曜・祝日定休。カウンター6席、テーブル16席。駐車場7台。電話0144（73）2770。