エゾヤマザクラ千本植樹 厚真町とイオン環境財団

エゾヤマザクラ千本植樹 厚真町とイオン環境財団
エゾヤマザクラを植樹する参加者

 厚真町と公益財団法人イオン環境財団(千葉市)は5日、町幌内の町有地で「厚真町さくら植樹」を実施した。町内外から150人が参加し、エゾヤマザクラの苗木を1000本植えた。

   同財団は水源を蓄える機能の回復などを目的に、2015年から3年かけてサクラ計1万6400本を町内に植樹した。18年9月の胆振東部地震後は、21年にエゾヤマザクラとヤエザクラ計30本を町吉野地区に植樹。22年はエゾヤマザクラ500本を幌内地区、23年もエゾヤマザクラ1200本を同地区に植えている。

   参加者は苗木を1本ずつ丁寧に植えた。家族5人で参加した恵庭市のパート従業員、高本由菜さん(39)は「夫が厚真町の地域おこし協力隊で植樹を知った。機会があれば木の成長を見に来たい」と笑顔を見せた。

   同財団は来年度以降、本郷地区で植樹、豊沢地区で里山に関するプロジェクトを進める方針で、同地区でのサクラの植樹は今年度で最後となる。

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