半世紀の節目祝う 厚真LC 認証50周年記念式典

半世紀の節目祝う 厚真LC 認証50周年記念式典
50周年の節目を祝う出席者

 厚真ライオンズクラブ(LC、遠藤秀明会長)は5日、同クラブの認証50周年記念式典を厚真町総合福祉センターで行った。同クラブの会員のほか、姉妹クラブの前沢ライオンズクラブ(岩手県)、友好クラブの昭島ライオンズクラブ(東京都)など道内外の会員や来賓138人が出席し、結成から半世紀の節目を祝った。

   同クラブは1974年4月、36人の会員で結成し、同年9月に認証された。全国で1830番目、道内145番目のクラブ。

   遠藤会長は式辞で「2018年9月の胆振東部地震では、全国のライオンズクラブから心温まる励ましの言葉や多大な支援を頂き、一日も早い復旧のため奉仕活動を続ける上で力強い心の支えとなった」と語り、謝意を示した。前沢ライオンズクラブの香川博会長は「50年を契機として、地域密着型の活動を進めながら、より一層のご活躍を期待している」と祝辞を述べ、その後、祝賀会が行われた。

   厚真LCは結成当初から独居老人の歳末慰問や新入学児童へ記念品贈呈などを毎年続け、86年から中高生意見発表会を主催、87年からは町内の清掃作業も継続する。認証後、5年ごとに町や町社会福祉協議会への寄付、町教育委員会に移動図書車や社会福祉法人北海道厚真福祉会に身体障害者用体重計の寄贈などを行ってきた。今回、町内の2中学校にアルミ製ひな壇や屋外用時計などの備品(195万円相当)を寄贈した。

   式典終了後、遠藤会長は「50年の歩み、歴史の重みを改めて感じた。会員一同、気持ちを新たに奉仕の精神で活動を続けていきたい」と話した。

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