白老町のポロト自然休養林で紅葉が見頃を迎えている。今年は暑さが長引いた影響か、木々の葉が色づくのが例年に比べ遅い印象だ。ウツナイ川上流部では17日ごろから色づき始め、朝晩の冷え込みが厳しさを増す中、少しずつ森を赤や黄に染めている。
ポロト湖ビジターセンター駐車場内のほこら、通称「山の神」近くに立つモミジは鮮やかな赤に彩られることで知られている。同センターの担当者は「23日の雨で落ちてしまった葉もあるが、このまま穏やかに推移すれば今月いっぱいまで見られるだろう」と話している。道央自動車道の架橋そばにある植物観察浮橋の紅葉も見頃だという。