白老観光協会は28日、白老町の駅北観光商業ゾーンに展示されている蒸気機関車「SLポロト号」の冬囲い作業を行った。雪によるさびを防ぐためで、同号は一足早い冬眠に入った。次のお披露目は来春となる。
同協会と町、町教委、白老ライオンズクラブ、SLポロト号保存会のボランティアら約30人が参加。全長約20メートル、高さ4メートル近いSLの車体に上り、巨大な黄色のシートをかぶせていった。
SLポロト号(D51―333型)は1939年に製造され、室蘭本線、函館本線など道内7路線で75年まで活躍した。76年にポロト湖畔で展示保存され、2008年に現在地に移設された。