版画家田中彰さん木版画展 ― 17日まで 「標高と水深」70点  白老

版画家田中彰さん木版画展 ― 17日まで 「標高と水深」70点   白老
白老の海や魚をモチーフした作品群と田中さん

 白老町大町の私設画廊「ブリューギャラリー」で17日まで、版画家田中彰さん(36)=茨城県ひたちなか市=の個展「標高と水深」が開かれている。白老の海岸で釣った魚をモチーフにした一点ものの木版画など約70点が並んでいる。

   田中さんは岐阜県土岐市出身。昨冬、白老町地域おこし協力隊員(文化芸術担当)の山岸奈津子さん(44)と茨城県内の作品展会場で出会い、山岸さんが進める海にちなむ企画の話を聞き、意気投合。10月11日から12月初旬まで町内に滞在し、作品制作をしている。

   会場には、白老で釣り上げたというアイナメやエゾメバルなどをモチーフにした木版画が並ぶ。期間中、ギャラリー内でワークショップを開く構想もあるという。午前11時~午後5時。月~水曜は休み。

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