白老町石山のトヨタカローラ苫小牧しらおい店で30日まで、町東町の「カメラ撮影のむらかみ」の社長村上和義さん(83)のスケッチ展が開かれている。49歳から現在までに水彩などで描いた25点が、店内のロビーに展示されている。入場無料。
村上さんは1990年1月から、毎日欠かさず仕事の合間に絵筆を握り、スケッチを描き続けている。
作品は昨年8月24日、1万枚に達し、これを新聞報道で知った同店のスタッフが「作品を見てみたい。来店者にご紹介したい」と同店での作品展示を村上さんに依頼。快諾を得て昨年11月、スケッチ展を初開催した。
好評だったことから今年も実施し、会場には犬やカボチャのスケッチ、裸婦画などが並んでいる。
苫小牧東高校時代は美術部に所属し、苫小牧市の画壇を先導した画家遠藤ミマンさん(13~2004年)と生涯にわたり親交を深めた村上さん。「楽しんで描いた作品を見てもらえたら」と語っている。
午前10時~午後5時半。26日を除く毎週月、火曜は店舗の定休日。問い合わせはトヨタカローラ苫小牧しらおい店 電話0144(83)3191。