室蘭海上保安部は8日、灯火監視協力者として船舶の安全航行に寄与してきた、いぶり中央漁業協同組合白老支所に対し、同保安部長表彰を授与した。
1日の「灯台記念日」に合わせた表彰で、平山仁志保安部長から感謝状を受け取った同組合の本間貞徳代表理事組合長は「灯台は船の出入りに欠かせず、安心して往来できる存在。今後も継続して監視に協力していきたい」と話した。
記念日は1868年に日本初の西洋式灯台が神奈川県横須賀市に建設されたことから定められた。灯火監視協力者は海上保安庁が事務所などから望見できない航路標識の監視を依頼している個人や団体。同支所は2014年から白老港島防波堤灯台の監視に協力している。