より良い学校づくり考える 鵡川高 コーディネーター勉強会

より良い学校づくり考える 鵡川高 コーディネーター勉強会
高校魅力化コーディネーターの役割について理解を深めた勉強会

 むかわ町の鵡川高校は13日、より良い学校づくりを目指し、同校の柳本高秀校長が講師を務める「第1回コーディネーター勉強会『ヤナギモトのCNゼミ』」を開いた。同校を含む道内外の高校の教職員や高校魅力化コーディネーターなど13人が、校内の会場とオンラインで参加。学校と地域をつなぐコーディネーターの役割などに理解を深めた。

   勉強会は、参加者が教育上の課題を共有するとともに、コーディネーターと学校などとの関係が円滑になるように企画した。

   柳本校長は初回講義で、コーディネーターの意見を教育現場に取り入れるため、「コーディネーターが都道府県の総合計画や各学校の教育計画を知ることが、一つのポイントになる。学校側とコーディネーターで、魅力化について書かれた部分を話し合うと、高校魅力化の部分で意見を取り入れられるようになるので、学校を動かす一つの武器になる」と話した。

   フリートークでは、コーディネーターから「職員会議に入れない」や「雑用をすることもある」などの苦労話が聞かれた。

   柳本校長は「コーディネーターの意見を教員が知らなければならない。もう一度勉強会を開きたい」と述べた。

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