白老町租税教育推進懇話会は12日、町役場で会合を開き、税の意義や役割を小中学生に伝える教育を今後も継続していくことを確認した。
教育や税務行政の関係者17人が、町内での租税教育について情報交換した。
苫小牧税務署や道税事務所は、町内の小中学校と高校での租税教室の開催状況や税に関する作文の応募状況を報告。税を考える週間(11~17日)に合わせて小中学生に募集する「税に関する書道」への協力を求めた。
各小中学校の校長は、租税教室や税に関する作文などへの応募で、正しい税の知識を身に付けさせていることを伝えた。
安藤尚志教育長は「小中高校の各段階で税について学ぶことに大きな意義がある。各学校が継続的に租税教育に注力していることは喜ばしい」と話した。
同懇話会は1996年2月創立。同年11月に初会合を開いて以来、町内での租税教育推進に機能している。